「Burgaz Ada(ブルガズアダ)」@麻布十番(☆)
http://www.burgazada.jp/
世界にトルコ宮廷料理の店は3軒しかないらしい。2軒はイスタンブールに。そしてもう1軒は東京の麻布十番に。
世界三大料理と呼ばれるフランス料理、中華料理、トルコ料理ではありますが、トルコ料理はどうにもなじみがない。ヨーロッパから見た選択で、言われた当時はそうだったのかもしれません。
このお店はその一軒。エキゾチックでありながら味はベーシック。
イスラム圏の美意識と美食を日本で堪能できると思いますが…。
住所:港区麻布十番3-7-4麻布六堂3F
電話:03-3769-0606
定休:不定休
営業:18時~23時LO
雑誌「LEON」元編集長プロデュースだときく麻布十番の一角にあるお洒落なビル麻布六堂。
向かって右側の入り口からエレベータへ。
3階で降りるとそこはすぐのこのお店の入り口。暗い中、右側の壁は間接照明で光り、中央に店名のプレートが。
進んで右に曲がるとダイニングへの入り口。厨房に面したカウンターバーに美しいカーテンがかけられた窓、トルコの小物が並ぶ窓際。ついたてもガラスの装飾されたもの。奥にはトルコの雰囲気濃厚な半個室。あそこで食べてみたいですね~。イスラム圏の美意識を感じることが出来ます。
そう、東洋と西洋が融合を見せるトルコの触れることが少ない空気をここでは味わえるのです。
臙脂色のテーブルクロスの上には四角と丸が組み合わさった白い見せ皿です。ナプキンとともにメニューを印刷して置いておいてくれるのはうれしい。
最初におしぼり。小さく丸められています。置いてある皿も小さく、美しい絵柄が描かれていました。
10年12月14日夜の来訪。
両親と弟らとともに会食の設定をしたのは、トルコ宮廷料理を一度食べてみたかったからです。
飲み物はローズヒップジュース、アプリコットジュース、チェリージュース、ザクロジュースなどのジュース類が充実。
お店の方に聞くと、ジンジャーエールとそれらのジュースのブレンドのノンアルコールカクテルも作れるとのことでしたのでお願いしました。
う~む、あまり効果的ではないなぁ(笑)。
パーディシャの至福 Padisah 10 Course menu 13650円
コースは多分これです。
スターターをひとくち)レモンと地中海地方のエクストラヴァージンオリーブオイルでマリネした岩手産・山田湾の天然牡蠣をオーブンで焼き上げて トルコ産カシャールチーズのトッピング
大きな天然牡蠣にトルコ産のチーズを振りかけて焼いたつきだし。殻のわりに身が小さいなぁ(笑)
カシャールチーズは日本のチーズに一番近いとろけるチーズらしいですね。薄めにかかっているのですがお肉のような不思議な味わい。レモンとオリーブオイルでマリネしてあるとのことですが、意外に辛口な口当たりです。ハーブやスパイスなども使ってのマリネなのでしょうね。
イタリアンパセリの緑を添えています。
シェフオリジナル 本日のトルキッシュ・ブレッド)ミルクとヨーグルト、オリーブオイルを使用し焼き上げたポアチャ シェフオリジナル・ハーブバターと共に
生地をミルクで練り込み、ヨーグルト、オリーブオイル、イタリアンパセリを加えて焼いたパン。表面はパリパリで中はふんわりしています。
これにつけるのはハーブバター。
前菜)一品一品手間暇かけたメゼ(前菜)たちを賑やかに華やかに 14~19世紀の前菜の盛り合わせ
12品の盛り合わせです。数が多い上に聞き慣れない名前をおっしゃられるので、食べログの記録などを見ても、それらを記録している人が一人もいないところが面白い。実際、ぼくもいろいろ調べましたが、時間ばかりかかって成果は上がりませんでした。わかる範囲で記録しておきます。
右手前からトマトのハイダーリ。自家製のヨーグルトのペーストであるハイダーリをプチトマトに詰め込んで。バジルを刻んで混ぜ込んであり、そこにトマトの甘みが加わります。
手前中央は2時間玉葱を炒めたものを加えた粗い食感のトルコ風オムレツのソアンルユムルタ。メフメト2世お気に入りの朝食だったそう。
左手前は空豆のペースト。青い香りが強く美味しくはない。匂いが強かったです。
中央の3枚はミント入り自家製パンのカナッペです。白いのはフムスというひよこ豆のペースト、酸味が不思議とありました。赤いのはアジル・エズメというトマトと唐辛子のペーストで、見た目ほどと辛くありません。黒いのはランプフィッシュの卵の塩漬けです。
左にトルコ産のチェダーチーズ。モッサリした口当たり。2種類の香辛料に緑のネギ。
その上は茹でたインゲンを玉葱とトマトで煮たもの。タゼ ファスェルイェというらしい。
右はクスクスよりも細かい穀物クスルを蒸したボール。結構辛かったです。
奥右はスモークサーモンにディルとスライスレモン。まあ普通に。
奥の中央はトルコ風ラタトゥイユであるシャクシュカ。茄子と野菜のトマト煮込みです。茄子はトルコ人が大好きらしい。穏やか~な味。
奥左はトルコ風イカめし。海老入りで中はリゾットのよう。ほんのりシナモンのような香りがしました。
スープ)宮廷レシピのアーモンドのスープ ナツメグの香り
これは宮廷料理にはなかったらしい。茹でたアーモンドの皮を丁寧に外し、ポタージュにしています。そこにほんのりとナツメグの香りを。ポタージュにすると生クリームが多いので、それほどアーモンドであることのありがたみは薄いか。普通に美味しいです。底にはアーモンドのペースト入りです。
サラダ)小海老と赤いんげん豆のサラダ トルコ産タヒニ(ごまペースト)のソース
グラスにいただきます。上にはイタリアンパセリの飾り。
エビと赤いインゲン豆の和え物です。エキストラバージンオイルにレモンとパプリカでマリネし、トルコのごまペーストで和えてある。
タヒニが何なのか調べてみると、ギリシアのカラマタ地方で栽培された胡麻を使っているようです。
これが結構美味しいけど、量が意外に多い。豆にボリュームがありすぎて。もうちょっと減らしても良いと思います。
さて、ここでシェフが本日の特選食材を持ってテーブルにきてくださいました。生きている伊勢海老です。
ハレムのスルタンたちが愛した魚介料理)金目鯛と農家直送野菜、マッシュルームを松やにフレーバーで オーブンで包み焼きに
オーブン調理ができる紙で包んでオーブンで蒸し焼きにした料理。14世紀には羊の腸でやっていたのことです。
中には赤い皮付きの金目鯛。セージの葉とスライスレモンの下に蒸して程よいしっとりさで脂も乗った金目鯛。
野菜はズッキーニとパプリカにマッシュルームでした。
野菜と金目のエキスの詰まったソースはとろみがあり、レモンのためか酸味が強い。松やにの香りがつけられているとのことですが、穏やかなためか気がつきませんでした。
お口直し)冷たいサーレップ ザクロ酢のアクセント
これも美しい絵柄が描かれたカップに。
貴重なデンプンを使った伸びるアイスです。ザクロ酢は100%ザクロだとのことですが、昔子供のころ食べさせられたプルーンの味そのもの!! 30年を経ていまだに味の記憶って残っているんだなぁ(笑) あまり好きではなかったからはっきりと…。
肉料理)ベイビーラムチョップのグリル エーゲ海地方のタイム[ケキッキ]の香り
15世紀の料理。骨の先端の肉は柔らかく臭みないラム肉のグリル。ハーブはタイムとのこと。ただ、ちょっと焦げが気になってしまいました。
横に置かれてるのはオクラと蕪で、鶏がラスープで煮ているそうです。赤い塊はビーツのワインビネガースープ煮。ビーツの煮汁で作った真っ赤なソースとヨーグルトにハーブを混ぜたソースです。記憶は差だけではないけど、もう一つのかたまりはニンジンとキュウリのペーストだったかな。メモにさっぱりといただくと書いてありました。
スペシャリテ)野菜エキスで茹で上げた伊勢海老をズッキーニでロールして サフランとブルーベリーのソース
そのもの茹でた伊勢海老の身をグリルしたズッキーニで巻いた料理。味はそのままな感じです。サフランとブルーベリーのソース。
小さなデザートの盛り合わせ)アーモンドのムハレビ フランボワーズのクリームを添えて マンゴーのライスプディング 季節のフルーツにハチミツとフェタチーズをおろしがけて
11世紀以前の歴史的なデザートやシェフのオリジナルなどトルコならではのデザートの盛り合わせ。
右は冷たーアーモンドのアイス。ヘーゼルナッツ入りです。
真ん中は米とミルクを煮て練り上げたマンゴーのライスプディング。
左は梨にアカシアのハチミツと降ろしかけたフェタチーズ。
チャイ or コーヒー
紅茶は耐熱ガラスのカップで。
小菓子的にスプーンが二つ。手前はホワイトチョコのヘーゼルナッツ掛け。奥はクルミ、バナナ、ハチミツのピュレです。
さて、このお店の記録を見ると美味しいと言っているかたが多いが、ぼくらの口には不思議と合わなかった。たしかに珍しいものも多いし、店内から料理まで美しい。でも、味はどうなのか? 東京という美食の街においてはやはり埋もれてしまっている感が否めないと思います。そう思うのは、この店ならではのトルコのワインを飲んでいないからかもしれません。飲むことでお店のスタッフと話が広がり、楽しめるお店のようですから。ただ、ぼくの総評は☆(一つ星)のみにしました。
http://www.burgazada.jp/
世界にトルコ宮廷料理の店は3軒しかないらしい。2軒はイスタンブールに。そしてもう1軒は東京の麻布十番に。
世界三大料理と呼ばれるフランス料理、中華料理、トルコ料理ではありますが、トルコ料理はどうにもなじみがない。ヨーロッパから見た選択で、言われた当時はそうだったのかもしれません。
このお店はその一軒。エキゾチックでありながら味はベーシック。
イスラム圏の美意識と美食を日本で堪能できると思いますが…。
住所:港区麻布十番3-7-4麻布六堂3F
電話:03-3769-0606
定休:不定休
営業:18時~23時LO
![横浜発 驢馬人の美食な日々-BurgazAda01](https://stat.ameba.jp/user_images/20110819/05/roba-to/5a/76/j/o0375028111426975618.jpg?caw=800)
雑誌「LEON」元編集長プロデュースだときく麻布十番の一角にあるお洒落なビル麻布六堂。
向かって右側の入り口からエレベータへ。
![横浜発 驢馬人の美食な日々-BurgazAda](https://stat.ameba.jp/user_images/20110819/05/roba-to/be/ad/j/o0281037511426975617.jpg?caw=800)
3階で降りるとそこはすぐのこのお店の入り口。暗い中、右側の壁は間接照明で光り、中央に店名のプレートが。
![横浜発 驢馬人の美食な日々-BurgazAda20](https://stat.ameba.jp/user_images/20110819/05/roba-to/8d/e7/j/o0281037511426976236.jpg?caw=800)
進んで右に曲がるとダイニングへの入り口。厨房に面したカウンターバーに美しいカーテンがかけられた窓、トルコの小物が並ぶ窓際。ついたてもガラスの装飾されたもの。奥にはトルコの雰囲気濃厚な半個室。あそこで食べてみたいですね~。イスラム圏の美意識を感じることが出来ます。
![横浜発 驢馬人の美食な日々-BurgazAda05](https://stat.ameba.jp/user_images/20110819/05/roba-to/da/46/j/o0375028111426975766.jpg?caw=800)
そう、東洋と西洋が融合を見せるトルコの触れることが少ない空気をここでは味わえるのです。
![横浜発 驢馬人の美食な日々-BurgazAda03](https://stat.ameba.jp/user_images/20110819/05/roba-to/e1/1c/j/o0375028111426975621.jpg?caw=800)
臙脂色のテーブルクロスの上には四角と丸が組み合わさった白い見せ皿です。ナプキンとともにメニューを印刷して置いておいてくれるのはうれしい。
![横浜発 驢馬人の美食な日々-BurgazAda04](https://stat.ameba.jp/user_images/20110819/05/roba-to/c4/6a/j/o0375028111426975620.jpg?caw=800)
最初におしぼり。小さく丸められています。置いてある皿も小さく、美しい絵柄が描かれていました。
10年12月14日夜の来訪。
両親と弟らとともに会食の設定をしたのは、トルコ宮廷料理を一度食べてみたかったからです。
![横浜発 驢馬人の美食な日々-BurgazAda21](https://stat.ameba.jp/user_images/20110819/05/roba-to/10/8c/j/o0281037511426976235.jpg?caw=800)
飲み物はローズヒップジュース、アプリコットジュース、チェリージュース、ザクロジュースなどのジュース類が充実。
![横浜発 驢馬人の美食な日々-BurgazAda22](https://stat.ameba.jp/user_images/20110819/05/roba-to/ea/ec/j/o0281037511426976237.jpg?caw=800)
お店の方に聞くと、ジンジャーエールとそれらのジュースのブレンドのノンアルコールカクテルも作れるとのことでしたのでお願いしました。
![横浜発 驢馬人の美食な日々-BurgazAda14](https://stat.ameba.jp/user_images/20110819/05/roba-to/0d/72/j/o0281037511426975895.jpg?caw=800)
う~む、あまり効果的ではないなぁ(笑)。
パーディシャの至福 Padisah 10 Course menu 13650円
コースは多分これです。
スターターをひとくち)レモンと地中海地方のエクストラヴァージンオリーブオイルでマリネした岩手産・山田湾の天然牡蠣をオーブンで焼き上げて トルコ産カシャールチーズのトッピング
![横浜発 驢馬人の美食な日々-BurgazAda06](https://stat.ameba.jp/user_images/20110819/05/roba-to/d1/21/j/o0375028111426975764.jpg?caw=800)
大きな天然牡蠣にトルコ産のチーズを振りかけて焼いたつきだし。殻のわりに身が小さいなぁ(笑)
カシャールチーズは日本のチーズに一番近いとろけるチーズらしいですね。薄めにかかっているのですがお肉のような不思議な味わい。レモンとオリーブオイルでマリネしてあるとのことですが、意外に辛口な口当たりです。ハーブやスパイスなども使ってのマリネなのでしょうね。
イタリアンパセリの緑を添えています。
シェフオリジナル 本日のトルキッシュ・ブレッド)ミルクとヨーグルト、オリーブオイルを使用し焼き上げたポアチャ シェフオリジナル・ハーブバターと共に
![横浜発 驢馬人の美食な日々-BurgazAda07](https://stat.ameba.jp/user_images/20110819/05/roba-to/0b/1f/j/o0375028111426975765.jpg?caw=800)
生地をミルクで練り込み、ヨーグルト、オリーブオイル、イタリアンパセリを加えて焼いたパン。表面はパリパリで中はふんわりしています。
これにつけるのはハーブバター。
前菜)一品一品手間暇かけたメゼ(前菜)たちを賑やかに華やかに 14~19世紀の前菜の盛り合わせ
![横浜発 驢馬人の美食な日々-BurgazAda08](https://stat.ameba.jp/user_images/20110819/05/roba-to/3b/2a/j/o0375028111426975768.jpg?caw=800)
12品の盛り合わせです。数が多い上に聞き慣れない名前をおっしゃられるので、食べログの記録などを見ても、それらを記録している人が一人もいないところが面白い。実際、ぼくもいろいろ調べましたが、時間ばかりかかって成果は上がりませんでした。わかる範囲で記録しておきます。
右手前からトマトのハイダーリ。自家製のヨーグルトのペーストであるハイダーリをプチトマトに詰め込んで。バジルを刻んで混ぜ込んであり、そこにトマトの甘みが加わります。
手前中央は2時間玉葱を炒めたものを加えた粗い食感のトルコ風オムレツのソアンルユムルタ。メフメト2世お気に入りの朝食だったそう。
左手前は空豆のペースト。青い香りが強く美味しくはない。匂いが強かったです。
中央の3枚はミント入り自家製パンのカナッペです。白いのはフムスというひよこ豆のペースト、酸味が不思議とありました。赤いのはアジル・エズメというトマトと唐辛子のペーストで、見た目ほどと辛くありません。黒いのはランプフィッシュの卵の塩漬けです。
左にトルコ産のチェダーチーズ。モッサリした口当たり。2種類の香辛料に緑のネギ。
その上は茹でたインゲンを玉葱とトマトで煮たもの。タゼ ファスェルイェというらしい。
右はクスクスよりも細かい穀物クスルを蒸したボール。結構辛かったです。
奥右はスモークサーモンにディルとスライスレモン。まあ普通に。
奥の中央はトルコ風ラタトゥイユであるシャクシュカ。茄子と野菜のトマト煮込みです。茄子はトルコ人が大好きらしい。穏やか~な味。
奥左はトルコ風イカめし。海老入りで中はリゾットのよう。ほんのりシナモンのような香りがしました。
スープ)宮廷レシピのアーモンドのスープ ナツメグの香り
![横浜発 驢馬人の美食な日々-BurgazAda09](https://stat.ameba.jp/user_images/20110819/05/roba-to/a1/9e/j/o0375028111426975767.jpg?caw=800)
これは宮廷料理にはなかったらしい。茹でたアーモンドの皮を丁寧に外し、ポタージュにしています。そこにほんのりとナツメグの香りを。ポタージュにすると生クリームが多いので、それほどアーモンドであることのありがたみは薄いか。普通に美味しいです。底にはアーモンドのペースト入りです。
サラダ)小海老と赤いんげん豆のサラダ トルコ産タヒニ(ごまペースト)のソース
![横浜発 驢馬人の美食な日々-BurgazAda10](https://stat.ameba.jp/user_images/20110819/05/roba-to/91/52/j/o0281037511426975893.jpg?caw=800)
グラスにいただきます。上にはイタリアンパセリの飾り。
エビと赤いインゲン豆の和え物です。エキストラバージンオイルにレモンとパプリカでマリネし、トルコのごまペーストで和えてある。
タヒニが何なのか調べてみると、ギリシアのカラマタ地方で栽培された胡麻を使っているようです。
これが結構美味しいけど、量が意外に多い。豆にボリュームがありすぎて。もうちょっと減らしても良いと思います。
![横浜発 驢馬人の美食な日々-BurgazAda11](https://stat.ameba.jp/user_images/20110819/05/roba-to/00/86/j/o0281037511426975894.jpg?caw=800)
さて、ここでシェフが本日の特選食材を持ってテーブルにきてくださいました。生きている伊勢海老です。
ハレムのスルタンたちが愛した魚介料理)金目鯛と農家直送野菜、マッシュルームを松やにフレーバーで オーブンで包み焼きに
![横浜発 驢馬人の美食な日々-BurgazAda12](https://stat.ameba.jp/user_images/20110819/05/roba-to/b1/b8/j/o0375028111426975892.jpg?caw=800)
オーブン調理ができる紙で包んでオーブンで蒸し焼きにした料理。14世紀には羊の腸でやっていたのことです。
中には赤い皮付きの金目鯛。セージの葉とスライスレモンの下に蒸して程よいしっとりさで脂も乗った金目鯛。
野菜はズッキーニとパプリカにマッシュルームでした。
野菜と金目のエキスの詰まったソースはとろみがあり、レモンのためか酸味が強い。松やにの香りがつけられているとのことですが、穏やかなためか気がつきませんでした。
お口直し)冷たいサーレップ ザクロ酢のアクセント
これも美しい絵柄が描かれたカップに。
貴重なデンプンを使った伸びるアイスです。ザクロ酢は100%ザクロだとのことですが、昔子供のころ食べさせられたプルーンの味そのもの!! 30年を経ていまだに味の記憶って残っているんだなぁ(笑) あまり好きではなかったからはっきりと…。
肉料理)ベイビーラムチョップのグリル エーゲ海地方のタイム[ケキッキ]の香り
![横浜発 驢馬人の美食な日々-BurgazAda15](https://stat.ameba.jp/user_images/20110819/05/roba-to/dd/7d/j/o0375028111426976110.jpg?caw=800)
15世紀の料理。骨の先端の肉は柔らかく臭みないラム肉のグリル。ハーブはタイムとのこと。ただ、ちょっと焦げが気になってしまいました。
横に置かれてるのはオクラと蕪で、鶏がラスープで煮ているそうです。赤い塊はビーツのワインビネガースープ煮。ビーツの煮汁で作った真っ赤なソースとヨーグルトにハーブを混ぜたソースです。記憶は差だけではないけど、もう一つのかたまりはニンジンとキュウリのペーストだったかな。メモにさっぱりといただくと書いてありました。
スペシャリテ)野菜エキスで茹で上げた伊勢海老をズッキーニでロールして サフランとブルーベリーのソース
![横浜発 驢馬人の美食な日々-BurgazAda16](https://stat.ameba.jp/user_images/20110819/05/roba-to/69/02/j/o0375028111426976112.jpg?caw=800)
そのもの茹でた伊勢海老の身をグリルしたズッキーニで巻いた料理。味はそのままな感じです。サフランとブルーベリーのソース。
小さなデザートの盛り合わせ)アーモンドのムハレビ フランボワーズのクリームを添えて マンゴーのライスプディング 季節のフルーツにハチミツとフェタチーズをおろしがけて
![横浜発 驢馬人の美食な日々-BurgazAda17](https://stat.ameba.jp/user_images/20110819/05/roba-to/e4/4e/j/o0375028111426976111.jpg?caw=800)
11世紀以前の歴史的なデザートやシェフのオリジナルなどトルコならではのデザートの盛り合わせ。
右は冷たーアーモンドのアイス。ヘーゼルナッツ入りです。
真ん中は米とミルクを煮て練り上げたマンゴーのライスプディング。
左は梨にアカシアのハチミツと降ろしかけたフェタチーズ。
チャイ or コーヒー
![横浜発 驢馬人の美食な日々-BurgazAda18](https://stat.ameba.jp/user_images/20110819/05/roba-to/9d/02/j/o0375028111426976113.jpg?caw=800)
紅茶は耐熱ガラスのカップで。
![横浜発 驢馬人の美食な日々-BurgazAda19](https://stat.ameba.jp/user_images/20110819/05/roba-to/8b/de/j/o0375028111426976114.jpg?caw=800)
小菓子的にスプーンが二つ。手前はホワイトチョコのヘーゼルナッツ掛け。奥はクルミ、バナナ、ハチミツのピュレです。
さて、このお店の記録を見ると美味しいと言っているかたが多いが、ぼくらの口には不思議と合わなかった。たしかに珍しいものも多いし、店内から料理まで美しい。でも、味はどうなのか? 東京という美食の街においてはやはり埋もれてしまっている感が否めないと思います。そう思うのは、この店ならではのトルコのワインを飲んでいないからかもしれません。飲むことでお店のスタッフと話が広がり、楽しめるお店のようですから。ただ、ぼくの総評は☆(一つ星)のみにしました。