「寿司 清水」(☆彡)
http://www.nadaman.co.jp/
グランドインターコンチネンタルホテルの「なだ万」内部の寿司店。
ホテルの寿司店らしい安定した正統派の寿司でネタは上質。
「なだ万」らしい上品な出汁といい、安心して美味しいものをいただけるお店です。
住所:横浜市西区みなとみらい1-1-1ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル4F横浜なだ万内
電話:045-223-3344
定休:無休
営業:11時半~14時半/17時~21時半(土日祝11時半~21時半)
入り口は「なだ万」で共通です。
入ってからは予約の名前を告げて案内を受ける。
入り口から左の暖簾の向こうの白木のカウンターで食べるのかと思ったら、案内されたのは奥にある個室です。
みなとみらいの夜景が見える和のシンプルで上質な部屋。デートには良いかもしれません。
09年11月16日夜の来訪。
後輩との会食に出ました。いくつかある候補から最終的にここを選びました。
飲み物は烏龍茶。
おどろき 11000円
先付、上にぎり15貫・巻物、お椀、デザートのコース。
先付けは水菜のおひたし。刻んだ水菜にはりのあるかまぼこ、そして白胡麻を振っています。
浸かっている済んだ出汁の味がとてもよく、さすがは「なだ万」だと感心した。
個室なので握ってすぐ出てくるのではなくお皿で供されます。
かなり凝った和食器に最初の5貫。
左から大トロ、真鯛、マグロの赤身、金目鯛、ズワイガニだと思います。このあたりちゃんとした説明はありません。もちろん、給仕の女中さんが運んでらっしゃるからかもしれません。
酢飯は主張がほとんど感じられない。ネタ重視でしょうか。
どのネタもしっかりしていてさすがに「なだ万」、仕入れがよい。
とくに大トロは脂の入りも充実していてとろける仕上がり。
醤油は甘く感じました。ガリも結構甘い。
次も皿の形が面白い。少しかけた月のような形。笹の葉を敷いています。
左から、バイ貝、スミイカ、数の子、車海老、鯵だと思います。酢橘が添えられているので好きなものにと言われます。
どれと言われないと、そのまま普通に食べて酢橘の出番はありませんでした。
次は満月のような円形のお皿に。
軍艦巻きの雲丹、生姜を乗せた白魚、いくら、それに鯖と柔らかく煮過ぎたのか崩れている穴子です。
お椀はあら汁だといわれましたが、具は骨のない魚の白身、鯛のようです。その上は白い葱。
お椀の味はやはりとても良い。合わせている味噌のようです。
最後に巻物。かっぱ巻きと鉄火巻きです。
デザートは5種類からの選択。
煮込んだリンゴが入ったムースにはシナモンが振ってあります。その上にはバニラアイス。
生クリームにいちごです。
寿司はカウンターでいただけない場合、職人とお客の間を給仕の人間が埋めるべきだろうと考えました。
今回は寿司ネタが何かの説明もなく、運んでいる人間が何を運んでいるのかを把握していない段階で客と店の距離がだいぶ広いと感じてしまったのは残念。
にしても、驚きと書かれたコースに驚きがなかったですね。
寿司 清水 (寿司 / みなとみらい、馬車道、桜木町)
★★★☆☆ 3.5