「あぶりどりバリ鳥」

「あぶりどりバリ鳥」（☆彡）

http://www.jellyfish.bz/shop/tokyo/baricho-ebisu/baricho-ebisu.html

　部位ごとに素材を厳選し、コストと質の両立を見事に果たした焼き鳥屋。

　備長炭で表面を香ばしくカリッと焼き上げ、ジューシーなものはジューシーに、歯ごたえの欲しいものは弾力のあるうれしい硬さ。

　立ち飲みというスタイルをお洒落に極められる店です。

　
住所：渋谷区恵比寿南１－１－４恵比寿スカイビル１F
電話：０３－５７７３－９９３３
定休：日曜
営業：１７時～２４時（材料切れまで）
　
　最初一回通り過ぎてしまいました。この辺だとはわかっていたはずなのに。
　部位別に新鮮な厳選素材の焼き鳥をいただける店で、テレビでの登場も果たしています。
　ビニールテントを張った工事中の店舗みたいな外観。よく見ると看板だけは入り口脇にしっかりしています。中に入るとまずは焼き場、カウンターが続き、奥の方にも個別に設けられたカウンターのみの完全なるたち飲み屋です。

　工事現場のパイプと壁とプラスチック製のビールケースでできた店内。メニューはすべて切ったダンボール紙に手書きです。壁から天井はすべて黒く塗られ、シェード付の電球がぷらりぷらりと釣り下がっています。
　立ち位置は店員さんに指定されました。
　
　飲み物はウーロン茶２５０円で。立ち飲み屋ですがお許しください。
　待っている間見ていると、バーカウンターの横の壁にトリスのポスターなどを発見。レトロさが売りですね。
　

　まず来たのはどんぶり物を作るときの柄付の平たい鍋にまんま生キャベツ。柚子ポンがざっとかけられているだけです。キャベツのキャベツらしい歯ざわりと味は久しぶりに味わうなぁ。
　串は基本的に１５０円だと思ってよいが、安いの高いのが当然あります。まずは１５０円を全部くれと注文（笑）。

うずら　１５０円

手羽先　１５０円

　最初はうずらと手羽先。手渡しですので自分の皿（？）にのせておきます。うずらは茹でた鶉の卵３個、軽く焦げ目をつけてあるだけ。手羽先は十分火が通ったやや焦げているもの。脂が十分落ちていて骨際のしっかりした肉質にカリッと香ばしい皮の組み合わせは良好。

なんこつ　１５０円

　次はなんこつ。こりこりした軟骨は家内の好物だと考えながら食べる。少しついている肉からは肉汁がたれる仕上がり。うん、美味しい！

かわ　１５０円

せり　１５０円

かしら　１５０円

砂肝　１５０円

　そして、かわ、せせり、かしら、砂肝の揃い踏み。皮は表面がカリッとしていながらその際の脂身がくにゅくにゅとしていてジューシーで美味しい。備長炭の火力あればこその仕上がりを実感できます。せせりはこの店の一押しのメニュー。きめ細かな肉質でしっかり美味しい。かしらはこれは強力なひと串ですね。硬いんですが、これが心地よい弾力。ボリュームもあって満足できます。砂肝は歯ざわりがざっくりとしつつコリコリの良品でした。