「イツワ製麺所食堂」(☆☆)
横須賀の辺鄙な場所にタイの店をイメージした絶品のつけ麺を食することの出来る店があります。
「喜八」(☆☆)、「塩や」(☆☆)、「一喜」(☆☆)をプロデュースした樋田幸二さんがプロデュースした4軒目の店。
製麺所が裏手にあるだけあって、こだわりの麺がg数選択できて食べることが出来ます。
住所:横須賀市森崎1-1-9
電話:046-835-9812
定休:月・火曜(祝日は営業)
営業:11時半~14時半(土日11時半~14時半/17時半~スープ切れ)
05年6月22日の来訪。
駐車場は3台分、店の前に。
その奥に東南アジアの掘っ立て小屋のような黒い外観の店が。緑と石のような壁や塀が特徴的。
オープンエアの店で、カウンターに座りました。
家の中で食べるのではなく、軒下で食べているようです。冬はどうするのか、興味が沸くところ。
14時前で先客2人。すぐにぼくだけになりましたが。
つけ麺がメニューの上に来ているので、まずはそれを太麺、250gで注文。麺は細麺も選べますし、300や350gも同じ値段のようです。それに味付け地玉子と焼き餃子も。
つけ麺 690円 + 味付け地玉子 100円
最初酸っぱい!と思ったのですが、酢橘と思われるさわやかな旨味ある酸味です。
そして、骨ではなく肉から出ていると思われるたっぷりのだしが極上。もちろん、乳化したとんこつベースでそちらの旨味もあっさり目で好み、背脂もたっぷり浮いています。これが口に含むとまろやかに。
具として野菜と薄切りの肉が沈んでいますね。
麺はやや太いストレート麺。加水率が高いわけではない、ストレートのつるつる麺。つけダレとあわせて食べると、この量にしたのが悔やまれるくらい美味しい。こしがあって粉が味わえる良麺。
久々に個性的なつけ麺でうれしい限り。
味玉は卵本来の美味しさにしっかり染み込んだたれがよく、半熟の黄身で美味しい。これも是非頼んでいただきたい。
焼き餃子 500円
厨房で調理しているのは樋田さん本人のようで、餃子はカウンター上のガラスの窓を開けて手渡しでいただきました。そのときに手に油がべっとりつく…恐ろしいほどニンニクの香りのする油です。
餃子は10個も。一つ一つは比較的小降りですが、十分に食べでのあるもの。薄い皮がついています。中からは十分な旨味汁があふれ出すたれのいらない餃子は美味い!! たれをつけてももちろん美味い。
07年7月16日昼の来訪。
くりはま花の国の後に、家族を連れて2年ぶりの再訪。久里浜といえばここですからね。
しかしついてみると、あばら家然とした場所になっていて、やっている気配が…ない?
2年前と比べると、店の前の植え込みが伸びて建物の屋根しか見えなくなり、オープンエアだった店がテラスを被うようなひさしを伸ばして扉を付けていた。しっかりした作りというよりも手作りな感じ(笑)。扉の小窓の奥に券売機が設けられるようになっていましたので、その明かりがついていてやっていると判断。恐る恐るあけてみました。やってて良かった(笑)
テラスは上にファンが回るテーブル席になっていましたから、そちらに座る。子供用椅子も完備されています。
つけ麺 200g 690円 + 味付け地玉子 100円
またしても頼んだのはこれ。芸が無いなぁ。昔何頼んだのか憶えていなかったもので。
しかし、比較してみると面白いんです。麺はやや濃い色合いになっていましたので、小麦の配分をだいぶいじっているようです。ガッツリした食感を重視しています。器も冷麺に使われるような銀色の器に。
つけダレは相変わらずの酸味。具にはもやし、細切りのチャーシュー、かいわれにきくらげです。
つけだれには最初から割りスープがついてきました。魚のスープで、やや魚の臭みが出ています。生を使っているのかと思いました。
味付け地玉子は家内が満足するほどにおいしい。中はとろとろ。
醤油ラーメン 150g 690円
家内が注文したのは醤油です。煮干がガッツリ効いたタイプの醤油で背脂が少し浮いています。これも外れなく美味しいなぁ。麺も四角い断面の細麺で、切り立った角の食感がとてもよい。具はつけ麺と同じでした。
ところで、娘のための器も用意してくれていました。海苔が1枚に、細切りチャーシューが1本入っているところがうれしい♪
焼き餃子 500円
今回も頼みましたが、相変わらずにんにくがガッツリ効いていました。
tomi-booさんご推薦のトイレを今回は利用しました。水が流れる時の音がとても懐かしく素晴らしいトタンのタライの流しを過ぎ、中を開けると、と、トイレを流すレバーがぶら下がっていました!下に引くとブリンと動いて水が流れますね~。なるほど、面白い。