大前経営塾で
「もしあなたが○○会社の社長だったら?」のRTOCSをやっています。
たとえば取り組んだ企業は・・ミズノ、ライザップ、JINZ、セプテーニHD・・・
面白いなと思うのは 決算書で社長の人柄がわかることです。
ミズノのように歴史のある会社の場合は企業の風土がわかります。
特に創業者が社長の場合は、人柄をひしひしと感じますね。
急激に短期間で成長した会社の場合、PLはその急激さを物語り
BSがそれに追いついていないこともあり 借入金や運転資金などでその危険性を感じることもあります。上場しているような大企業であろうと 中小企業とまったく同じなのですね。
BSがどれだけ大事であるか。大きな利益を出すことも大事だけれども 安定して継続できる企業となること 財務体質の強化、そちらの方がより大切だと思います。
社長のインタビューや記事などを読んで その人となりを感じつつ 会社の通信簿である決算書を見て あ~そのまんまやとか、素敵な経営者だなとか、逆にイメージとのギャップを感じたり。
自分にとってすごく訓練になっているようです。
そして勝手に自分だったらこうする!!!と決定すること。
答えのない将来のこと。でもそれを考えることがとても大事。
こうやっていろんな企業を知ることで あらゆる情報が他人事ではなくなった。
吸収力が高まるような気がするんです。
そしてどう実務で活用するか。もう少しで答えが出そうです。