保護犬こんた。そしてご報告。 | トリマーのち獣医ときどきトレーナー Kana の日記

トリマーのち獣医ときどきトレーナー Kana の日記

元トリマーで獣医でトレーナー変わった経歴だと言われるけれど、ペットを愛する人の手助けをしたいと思ったら自然とこうなりました。
念願のペットの為のトータルケアサロンを始め、日々奮闘中♪


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現在、ペットスペースまりも大原店で一時預かり中のCAJAの会の保護犬です。
今城トレーナーの協力を得ながら、マナーを身につけ、着々といい子になってます。

少し前ですが…
私がCAJAの会のメンバーとして愛護活動を始めたいきさつなどをまとめて見ました。
お時間ある方は是非読んでください。

https://petboard.co.jp/featuredPros
(下の方です。)


愛護活動は愛護団体が中心となって行われています。
愛護団体さんにはたくさんのボランティアさんが関わってます。
ボランティアさんの多くが動物が大好きなペット愛好家さん達です。

団体がたくさんあるのはそれぞれ、思いだったり、考えが違うから
みんな、処分される動物を減らしたい、まだ人と生活出来るペットたちをもう一度
家庭に送り出したい、殺処分を減らしたいという思いは一緒でしょう。


目標は一緒でもそこまでのプロセスが違えば、ボランティアは一緒には出来ません。

ボランティアって難しい。
仕事ではないし、みんな好意でやってるので、強制も出来ない。
自主的に、常識的に・・・

愛護活動のイメージはここ数年で変わって来ていると思います。
診療に来る子でも、愛護団体からの譲渡犬や猫も格段に増えています。

愛護活動のある程度のガイドラインのようなものもできてるような気がします。

例えば・・・
 ・不妊手術をする
 ・予防を徹底する
 ・必須経費は譲渡家族に負担していただく

(この続きはまた今度)


8月末で今年2月に設立した
一般社団法人シンデレラプロジェクトの理事をもう一人の理事と同時期に退任しました。
プロが、ペット業界が、愛護活動に参加できる仕組みを作りたかったのですが、
願いかなわず残念な結果になりました。

退任後も連日色々な方から、協力したい…その後どうなった?
中には私が預かってる保護犬がシンデレラプロジェクトだとおもってたり…
(広い意味ではそうなのかな…譲渡活動のことをシンデレラプロジェクトと言えば誰でも意味がわかるくらい大きなプロジェクトになって欲しいです)

誤解?説明してないんだから当然。

新しく理事に就任した方々も業界をリードする素晴らしい方なので新理事就任時にプロジェクトからお知らせが出るのかと待っていましたが、公式なものは今だに出ないので、このまま問合せが続き、お話頂いた方々に辞めたと言わずに詳しいことは代表か事務局へっていうわけにもいかないですので…なんで辞めちゃったの~と落胆されるのも、なんだか進行中のプロジェクトの足を引っ張っているようで申し訳ないのでご報告でした。

現在は賛助会員としては残らせてもらえましたので、今まで通りプロジェクトを利用したボランティアトリミングの受付はしています。

今回の件で改めて愛護活動をすることを見直せたし、今一緒に活動してるメンバーの大切さ素晴らしさを改めて感じました。
今まで通り、全てのサロン、動物病院で一時預かり含めた愛護活動がスムーズに出来る仕組み、プロがもっと強力出来る体制を作りたいという目標は持ってますが、地道に着実に1頭ずつ、譲渡していきたいと思います。
まずはこんたとぱぴおが譲渡されるよう頑張ります!

そして、こんな思いが通じたのか、当院で勤務してた先生が開業した病院で保護犬の一時預かりが始まります。
仲間募集と言い続けて3年。
少しずつ輪が広がっていると嬉しく思います。