一月の末ころ、去年の10月にお祓いした、奥さんが夫婦でお祓いに来た時の話。

紅葉もまだまだのころ、その奥さんは肩と背中に、何かズッシリとした感覚を覚えて、病院に行きました。


血液検査やら、心電図検査、一通りの検査をして見たら、乳がんが見つかったそうだ。

医師は乳がんと、その背中と肩の重い感じとは、関係ないと言った。
乳がんの手術も決まっていた。
医師は、精神的なものかも知れないと、軽い安定剤と胃薬をくれたそうです。

薬を飲んでも良くならない。

そこで、石屋さんに相談したら、私を紹介されたと言って来られました。

そこで霊視をしてみたら、背中に80代くらいの、中肉中背の男性が見えた。

で、最近亡くなられた身内の方はいないかと聞いたら、南米に移住した叔父さんが、9月に亡くなったと知らせがあったが、あまりに遠距離だし、奥さんが小学生低学年のころ移住して別れたので、葬儀には行けなかったらしい。

聞いた話だが、亡くなった方は、49日の間は、各地の会いたい人に会いに行くと言う。

だから、奥さんの南米で亡くなった叔父さんが、奥さんの背中におんぶみたいに、見えたのだ。

無縁の憑依した霊なら、即除霊するのだが、身内の霊なら供養して阿弥陀さまの元へ、送るのが私の務めなので、そのように作法させて頂いた。
乳がんのことは、すでに身体に乳がんが出来ていて、手術すると聞いていたので
島根の一畑薬師さんにお参りにいくように勧めた。
その叔父さんの供養に、お写経を進めて、帰って頂いた。
その後、何も言って来られないし、写経も送って来られないので、どうしたのか?と心配していた。

それから約三ヶ月して、夫婦は来られた。

奥さんは、あの後、乳がんの切除の手術をして、あれこれ忙しくて、やっと年が明けてから写経を書いて、持って来られたのだ。

そこで、お祓いした後のことを聞いたら、スッキリして身体が軽く感じたそうだ。

夫婦揃って、お祓いをさせて頂き、まずはひと安心した。

叔父さんの姿も見えないし、奥さんの身体の調子も良くなっているのだ。

なんで、南米から叔父さんが、奥さんの所に、頼ってきたのかわからないが、とにかく一段落ついた、お話でした。合掌