この記事は2012年の再アップです。
昨日のお昼のこと。 仕事場の待機室で、お弁当を食べようとしたら、社長婦人が漬物を入れたタッパを置いてくれてたので、中身をみると、大根葉の漬物であった。
へぇ~~?懐かしいなぁ。もう何年・・いや十数年は食べていないな。。
パクっと食べたら、口の中で、懐かしい~~味がした。 祖母が元気だったころには、よく漬物を作ってたので食卓にはなにがしかの漬物がのぼっていたもんだが。
娘たちがまだいた頃には、白菜の漬物などは、自宅で漬けていたけど。
この頃は、スーパーで買ってきて、食べてるから・・しかも大根葉の漬物などは、目の前に現れなかったら忘れてたなぁ。
いろいろ回想しながら、お弁当を食べて昼からの仕事に出て行ったのである。
夕方、兄のところに立ち寄って、話をしていたときに、大根葉の漬物のことを話したら。
兄は、大根を買う時は葉のついたものを買って、その葉を自分で漬けて食べてると言った。
兄は昔から、料理好きでいろいろ料理するのは知っていたが、話を聞いて感心した。
私は兄の手料理を、いろいろ食べさせてもらってるので、兄の腕前は折り紙付きと思ってる。
兄は私より三歳上の61歳、いろいろあって今は一人暮らしをしているので、たまに顔を見て帰るのである。
私は家事仕事も、料理も得意ではない。 数年前に、兄に言われたことがある。
兄「お前は、家事や料理をサッパリできないが、もっと年を重ねたら、母親や、嫁さんや、いつどうなるかわからんぞ。 そのときに、何も出来無かったら、自分ですべてやらなあかんのぞ。 ちっとは練習しとけ。」
そう言われて納得した私は、洗い物や、炊事、洗濯などを練習したのである。
旨い料理とはいかないが、一応自分で食べられるものは作れるようになった(笑
洗濯機の使いかたも分かったし、いつでも一人暮らしができるようになった。
話は元に戻るが、大根葉の漬物は、ちょっとすっぱいくらいが大好きである。 あれを酒のつまみに、清酒をたらふく飲んだものであった。
たくあんも、古漬けのほうが好みである。 しかしそんな漬物はスーパには売ってない。
白菜も、塩漬けより糠漬けのほうが、だんぜん旨い。 奥方の実家の義母は高齢になったため、漬物も、お味噌も作らなくなってしまった。
おいしいお米を炊いて、うまい味噌汁を作って、それに漬物があればいいのだ。 一汁一菜が日本人の食生活だったのだ。
あ~~旨い漬物が食べたい!と言いながら仕方なく、買ってきた漬物で今夜の夕食を食べるのだ。 合掌