今日は、知り合いの女性、五十代の方から連絡頂いて、相談を聞いて来ました。

この女性の母親が、この頃認知症がひどくなり、原因不明の足の痛みに悩まされているので、相談してきました。

母親の歳は83歳、認知症がこの3年ほどで、だんだん進んでいると話し、母親が夜になると、足が冷えて痛い、痛いというので、湯たんぽで温めて、マッサージしていると言う。病院で医師に診察して貰ったが、ハッキリした診断が出なくて、困ってるので、霊障ではないかと相談して来たのだ。

彼女の自宅に近い、喫茶店で話をしました。

私も、彼女の家に伺って、お母さんを拝んで霊視すれば、何かが分かるかもしれないが、彼女の話だけでは何とも言えず、思い当たる過去の事例から判断するのも、難しいと言いました。
母親は、まったく信仰心のない方らしく、家で拝んで霊視するのは難しいとのこと。
母親の写真と、生年月日と名前、髪の毛を3本そろえてもらい、それを本体として、我が家で祈祷することに、なりました。
護符を作って、母親の枕の中に入れてもらい、祈祷をこちらから掛ける方法を提案して、用意が出来たら修法することとなりました。
彼女は、護符とはどんなものかと、尋ねるので、私がいつも身に付けている、護身符を見せた。
我々行者が、穢れ地とか、不浄な場所に入る時に、穢れを祓う為の解穢符(ぐえふ)と言う御札を作って持っていて。不浄な場所や、穢れた土地の穢れを我が身に受けない様にと護符を持っていると説明しました。
それを彼女は手に持って、私の説明を聞いてました。
解穢真言を唱えて聞かせ、説明を終わり、用意が出来たら、連絡くれるように伝えて、帰って来ました。
我が家に着いてしばらくすると、彼女から電話がかかって来ました。
彼女が言うには、母親の介護の疲れからか、肩こりが激しく、首筋の痛みもあって、痛み止めを飲んで、湿布を貼っていたのだが、なかなか痛みは和らぐこともなく、困っていたらしい。
それが、私と話をして、別れて家に帰って見たら、痛みが無くなって、すごく楽になったと言って来たのだ。
あの御札を触って、真言を唱えて貰ったから、痛みが和らいだと思ったらしい。
解穢符が、肩こりや首筋の痛みに効くとは、私も考えたことなかったのだが、霊障からその痛みが出ていたのなら、それもあるかと思いました。
彼女自体も、穢れがひどいと言うことになるし、その母親も穢れや霊障がキツイのかなと思われます。
私も、10年前に、追突されたことがあり、首筋は痛かったことがありましたが、そう言えばこの頃、肩こりや首筋の痛みは無くなってました。

改めて解穢符と、解穢真言の有り難さを認識しました。

オン  クロダノウ  ウンジャク。
烏枢沙摩明王のご真言であります。

ありがとうございました。合掌