昨年の年末に私と旦那で
知的障害者授産施設(通所) 北さくら工房 さんに行ってきました。
目的は、生理本の依頼です。
今まで私と旦那で内職していた生理本
本職が(整体院 笑)忙しくなったので、
生理本の作成をこの施設にお願いしました。
生理本の作り方を細かく教える旦那。
製本に関しては、私はノータッチなので、
ボンヤリしていました。
皆さん、熱心に働いているなぁ・・・。
仕事の内容が気になったので、質問してみると、
銅線のより分けをしていました。
からみあった配線の中から、1つ1つ銅線を探していきます。
すごい根気がいる作業!!
見ているだけで、気が遠くなりました。
更に、働いている人たちの月給を聞いて驚きました。
朝から晩まで熱心に働いても、
1ヶ月のバスの定期代にも満たない金額でした。
仕事が少ない時は、定期代の金額にも届かず
マイナスになる時も・・・。
「仕事があるのが幸せ」
そう話した施設の職員の言葉に、
何と返していいかわかりませんでした。
こんな世界があるなんて知りませんでした。
知的障害者・そして周りの現実って厳しいのですね・・・。
委託をお願いして1ヶ月。
60冊完成したと連絡がきました。
北さくら工房に行くと、完成品が!
うおおお~!
すごい!綺麗!!
この1冊を完成するのに、どれほど苦労したのでしょうか?
想像するだけで感謝の気持ちで一杯。
1冊1冊を抱きしめたいです。
この生理本がきっかけで、
この施設のことが広まり、仕事が増えるといいな。
もっともっと応援していきたいな。
今の私に出来ることは何だろう?
そう自分に問いかけると、答えが出てきました。
今、制作中の妊娠本を完成すること。
そして、ここに委託して制作してもらうこと。
これが、今の私にできる精一杯なことなのかなぁ~
「自分のために」と思うと作業も進まないけど、
「誰かのために」と思うと作業スピードが上がります。
最近、忙しくて言い訳をつけていたけれど、
それでは進まないよね・・・。
書き上げてみます!
北さくら工房の皆さんに大きなやる気をもらいました!
頑張ります!