日本の高齢化社会が世界基準の希望の社会になるために | 年金に頼らない生き方

年金に頼らない生き方

夢を語るには人生を重ねた高齢者こそふさわしい

還暦以後の生活設計が、年金だけでは窮屈になることが分かり、遅まきながら年金に上乗せする収入の道を作るために試行錯誤しつつも、会社設立までたどりついた経過を紹介します。

65歳以上の人が4人に一人の割合になりました。

「夢・実践塾」の勉強会ではお話ししていますが、
現役を引退した人、高齢者、老人は陰の部分と陽の部分を
併せ持っている存在です。

陰の部分は「負」で、体力低下などです。
陽の部分は「正」で、蓄積資産です。

蓄積資産には、それまでの経験、知識、技術、知恵などがあります。

「負」の部分を過大に評価すると
日本の高齢化は悲観的な現象となります。

代表的なものが
体力低下=労働力低下=生産性減退です。


しかし、私たちは両方を併せ持つ存在なので、
どちらかに偏ることなく
「負」をカバーする手当と
「正」を機能させる仕組みをつくることが
超高齢化社会が世界モデルになる最初の一歩となるでしょう。


高齢者の経験、知識、技術、知恵などの資産が
社会に還元されることが、
次の時代が前の時代よりも豊かになるために欠かせない
条件です。



しかも、日本には「無常観」という美意識があり、
これが日本の高齢者のパワーの源になる気がします。


日本の高齢者には「明日が無いから今を悔いなく生きる」という思考が
無意識のうちに身についている、強い特徴があります。

大震災が高確率で発生することが予測されているのに
人々はこつこつと前向きに進んでいます。

さらに6年後のオリンピックまでやろうという意識です。


「明日が無いから何をやってもつまらない」ではありません。


春の桜の散り際を愛するのも、「祇園精舎の鐘の声諸行無常の・・・」や
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず・・・」など
一度は口に出したことがあるはずです。
海外に出てみれば日本人の特徴がわかるというものです。


若い世代は明日の夢に向かって力を発揮します。

明日に向かう若い力と、
明日が無いから今を大切に生きる高齢者の力を融合させることが
高齢化社会が豊かな社会に変わる条件だと思いませんか。


この日本独特の感覚が輸出され、日本の高齢化社会が世界モデルになるとき、
地球上の高齢化社会は望まれる希望の社会に変わるかも知れません!





人生は現役を引退してからが面白い!
「夢・実践塾」新月会は高齢者の夢を応援しています。

先を行く先輩方から学び、自分の夢を公開し、
仲間同士が経験と知恵を交換し合い、
自分の人生に喜びを感じ、周囲の人に喜びを提供できる、
還暦からの人生をそんな時間にしたいと考えている方を
歓迎します。

過去に開催された定例会の様子はこちらから
   ↓   ↓
フェイスブックページ