阪急インターの地下のお店で個室を取ってあって、4人でお酒を飲みます。お酒はワインを持ち込みです。頼んだらこうゆうこともできるんですね。
「理沙ちゃんの年齢のワインだよ」と石田さん。(*^▽^*)
フランスのなんとかという地名の1986年産のワインでした。
この年のワインは去年のバースデイのときにダリンと一緒に飲みました。だから2本目です。
1年前のバースデイのこと、思い出したりして、ちょっぴり感傷的になってしまいました。
この先、理沙は、何本バースイヤーワインを飲めるのかな。♪
そして、いったい、どんな男の人と。。。
フランスのワインといってもいろいろあって、なんとかという土地では、1つの品種の葡萄だけでワインを作るけど、別のなんとかという土地では、複数の品種の葡萄を混ぜてワインを作るそうです。(ごめんなさい、地名、アホなので覚えられません。)
今日のワインは複数の品種を混ぜた方のワインで、こっちの方が複雑で繊細な味がするそうです。ただ、当たりと外れがあって、高いワインでも味はいまいちのこともあるそうです。石田さん、詳しいです。
「あっ、こりゃ当たりだ」とワインを飲みながら嬉しそうに石田さん。
「ああ、ほんとだ」と千香子さん。「もう、ワクワクしてくるわぁ」
でも、ホントに千香子さんって美人やな~って、理沙が見とれていると、
「どうしたの、理沙ちゃん」って千香子さん。
「いえ、なんでもないです」って俯いてしまうと、
石田さんと千香子さんは朗らかに笑ってくれます。o(^-^)o
「理沙ちゃんってホントに可愛いね」と石田さんはそればっかり。(;^_^A
千香子さんの美しさと比べたら理沙なんて鼻くそみたいなものなのに。
ワインの味なんて、ぜんぜん分からない理沙だけど、セレブな雰囲気に理沙はうっとりしてしまいます。
それに、ワインの味の分からない理沙でも、普通のワインとは違うこの複雑な香りはさすがに分かりますよ~。
ちょっと酔ったのかなぁ、気持ちがふわ~ってしてきて。。。
ふと気がつくと、目の前でK君と千香子さんがディープにキスを始めてます。
石田さんは奥さんがそんなことしてるのに、ぜんぜん平気みたい。そんな千香子さんを見て、ニコニコしてます。
奥さんのこと、愛してないの?
いえ、逆に、もの凄く愛してるのかな?
でも、なんか、めっちゃ、余裕を感じます。石田さんかっこいい!
「K君の初エッチ の相手って理沙ちゃんだったんだって」と石田さん。
「ええ、でも1年で、すっごく成長したみたいで」と理沙が答えると、石田さんと千香子さんは楽しそうに笑います。
この2人の笑い声って、とっても朗らかで、聞いていて気持ちがいいです。
苦労とか悩みなんてな~んもない人の笑い声という感じですか。
なんか、笑い声にぜんぜん棘がないっていうか。。。
そんなことをぼーっとしながら、考えていると、石田さんも理沙の首筋にキスしてくれて。。。
あっ、なんていうか、気持ちの隙間にすーっと入りこんでくるのが上手なキスです。
いい気持ちです。
すぐ声も出てしまいます。
でも、キスされただけで声が出てしまう理沙のカラダって単純すぎます。
このまま、スワッピング突入っすかって思ってたら、もっともっと意外な展開になりました。