山田宏日本創新党党首が、新しく首相となる可能性がある「有能」な政治家に向けて提案した、「私案・日本再興五策」が、雑誌【Ｊａｐａｎｉｓｔ】に掲載されている。
【第一策】 新首相は、国民に対し深く謝罪の上、まず自らの政党のマニフェストを白紙撤回すること。
【第二策】 新首相は、日本の戦後政治の総括から新しい日本の再興を始めるため、国民の衆知を集め、五年以内に「新しい日本国憲法」を制定したい旨発表すること。
【第三策】 新首相は、自らが「一流の国・日本」構想を発表するとともに、国民全体に呼びかけて「一流の国・日本」についての提言を広く募集し、「一流とは」という視点での国民議論を高めつつ、一年かけて新しい政権構想「一流の国・日本」を作ること。
【第四策】 新首相は、各界各層の国民の協力で日本再興するため、期限を定めて諸改革を成し遂げる決意を「千日内閣」として宣言した上、自ら所属政党を離れて無所属となり、党派を超えて全国から広く人物、人材を募り、オールジャパンの最高最良の政府「チーム日本」をつくること。
【第五策】 第一から第四策までを実行した上で、はじめて当面の重要政策を発表すること。（当面の重要政策とは、①議員数と公務員数の１０年間での３分の１削減 ②綿密な３年間の成長戦略の実行 ③防衛力と外交力の充実強化 ④人格を高め天分を活かす教育への転換 ⑤新技術・新エネルギーへの研究開発投資
これが提案された時は震災前だと思うが、復興への道筋をきちっとつけるためにも、こうした考えが根本になると思う。国難だからこそ、こうしたしっかりした考えを持つ新しいリーダーにこの国の未来を委ねたいものだ。
果たして・・・・・。