組織に所属する以上、組織の法に従うのは正しいことですが、何とも言えない精神的消化不良を起こす事ってあると思うんです。
そんな葛藤と戦い続けるシミュレーションRPGが
タクティクス・オウガです。
民族戦争と人種差別をテーマにしたヘヴィなストーリーで、分岐点がいくつか存在し、そこでゲームの主人公と一緒に成長できます。
例1
戦争をするくらいなら、人種差別を甘んじて受け入れ、細々と虐げられながら暮らすことを選ぶ人種を奮起させるため、同胞の村をひとつ焼き払い、他民族がやった事にしろという命令が下ります。
「解放運動に参加するより、弾圧されていようと従っているほうが楽」という人種は、命をもって運動に参加させようという組織のトップの考えからです。
「…従ってくれるな?こうしなければウォルスタ(我々の組織)に明日はないッ!」
1. …わかっています。
2. 馬鹿なことはやめるんだッ!
・・・どうします?
私は10年以上前、2を選びましたが、今はどちらを選ぶのでしょう。
組織に所属しているという人は、事の大小は別にして1が多いはずです。
例2
自軍の幹部Aと敵軍の幹部Bの会話
B:・・・貴公らの革命を思い出してみよ。貴公らが血を流し、命を懸けて守った民はどうだ?自分の身を安全な場所におきながら勝手なことばかり言っていたのではないのか?
A:彼らは自分の生活を維持するだけで精一杯だったのだ・・・。
B:いや、違う。被害者でいるほうが楽なのだ。弱者だから不平を言うのではない。不満をこぼしたいからこそ弱者の立場に身を置くのだ。彼らは望んで弱者になるのだよ。
A:ばかな・・・。人には自分の人生を決定する権利がある。自由があるのだ!
B:わからぬか!本当の自由とは誰かに与えてもらうものではない。自分で勝ち取るものだ。しかし民は自分以外にそれを求める。自分では何もしないくせに権利だけは主張する。救世主の登場を今か、今かと待っているくせに、自分がその救世主になろうとはしない。それが民だっ!
A:人はそこまで怠惰な動物じゃない。ただ、我々ほど強くないだけだ。
B:・・・聖騎士よ、貴公は純粋すぎる。民に自分の夢を求めてはならない。支配者は与えるだけでよい。
A:何を与えるというのだ?
B:支配されるという特権をだっ!
・・・・・耳が痛くありませんか?私は痛い。
投票にも行かず、立候補もせず、勉強もせず、政治家に文句を言っていませんか?
会社の利益を追求せず、会社に時間を捧げず、会社の文句を言っていませんか?
以上2つの例でしたが、私が学ぶには十分な内容で、この作品をさんざんやった後・・・
転職しました
ヽ(゚Д゚; )ノえええええぇぇぇぇぇ!!
戦争は自分にイデオロギーというか信念というか、そんな力が働かないと、普通の人間は罪の意識に押し潰されます。
じゃあ今の社会は?
まとめ
自分の身を安全な場所におきながら勝手なことばかり言っていたのではないのか?
自分では何もしないくせに権利だけは主張する。
こう言われないように、自分を磨こうと思います。
最後に名言
人は一切れのパンの為に他人を殺す。自分の為だけに戦うんだ。
おまけ:タクティクス・オウガにおいて最も頻繁に使う攻撃方法
_ ∩
( ゚∀゚)彡 投石! ==●
⊂彡
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