「踊る大捜査線に学ぶ組織論入門」 金井壽宏 | 遊んで働くアラフィフ母のブログ

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『踊る大捜査線』20の名台詞から学ぶ!青島刑事、室井管理官、和久指導員、恩田刑事…といった登場人物の巧みな台詞運びによって描き出される警察組織のダイナミズムとジレンマは、観客自身の心の中に抱える会社観、組織観にも通底し、深い共感と影響を与えた。
本書では、珠玉の言葉が散りばめられている台詞の中から20の名台詞を取り上げ、独自の解釈によって、組織のダイナミズムやミッション、カタチ、そしてリーダーシップについて考察する。


第1章 組織のダイナミズム(「事件は会議室で起きているんじゃない、現場で起きているんだ」;「…何がマニュアルだ…」 ほか)
第2章 組織とミッション(「正しいことができないんだ。…自分の信念も貫けない」;「おれたちは逮捕するだけが仕事だ」 ほか)
第3章 組織のカタチ(「わたしに指揮権などない。指揮するのは、もっと上の官僚だ」;「本店の人たち来て、ここに泊まり込むことになったら、弁当出して、お茶出して、タクシー代出すの、みんなうちなのよ」 ほか)
第4章 組織とリーダーシップ(「みなさん、所轄の意地、見せてやりましょう」;「室井さん、命令してくれ!おれはあんたの命令を聞く!」 ほか)



踊る大捜査線に学ぶ組織論入門/金井 壽宏
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踊る3の映画を見て、ついに籍読本の本書も読みました

小難し経営学の本ではなく、警察組織という組織を例にあげ
しかも「踊る」の映画1と2の湾岸署で繰り広げたお話を
セリフつきで、組織論の視点から解説しれくれる

いや、面白かったです

別にこの方面に詳しくもなく、仕事で多少必要なので学習したりしますが
組織とは何か、、、って考えたときに
映画でなじんだ組織で紐解かれると、ほほ~~となります

もちろんその道にプロ(経営学の教授)ですから、
有名どころの理論なんかも間に挟んでくれて
「あの理論が、こんな逸話につながるとは!!」と妙に現実味が

私のような初心者にはピッタリでしたし
具体例が大好きな「踊る...」なので身近に感じて我が身におきかえやすかった。
組織、グループって難しいけど、面白いなって、ちょっと思えました。