あちこちで営業時間縮小やスタッフ削減
2年前頃までは毎日のように散々外食していた僕がよく行っていた大好きなMyung Dong Kyojaという韓国うどん屋さん。
キムチの好き嫌いがはっきりしてる僕はあまり韓国料理屋さんでキムチを食べないのですがここのキムチは大好きでおかわりするほど。
毎日遅くまで仕事をする僕にとって遅くまで開いてる店や24時間営業の店というのはとても大事な存在だった。
このMyung Dong Kyojaはその1つで、昔は24時間営業でとても助かっていた。
それが多分2年前位に夜12時までの営業に変わり、多少不便になったけどそれでも十分行けた。
翌日ゆっくりの日などは夜仕事を終えた後ここで食べてサウナに行ってノンビリ深夜に帰ってくるというささやかなリフレッシュをよく楽しんでいた。
で、最近ではすっかり外食もサウナも行かなくなってしまったのですが先日久しぶりにこの韓国うどん屋に行ってみた所、閉まってる。
「あれ、まだ11時とかなのに」と思ってyelpをチェックしてみたら営業時間が10時までになってる!
夜12時ギリギリまでまぁまぁな集客してたと思ってたけど...
と思いながらも仕方なく他店に行き、その後サウナでノンビリ、でその帰り夜中2時過ぎに、
こちらも頻繁に利用する24時間営業のRalphsに寄って買い物して帰ろうと思ったら...
こちらも夜中2時まで営業になってて閉まってる!
これは残念...。
集客力の悪い深夜営業については日本でも問題になってたけど。
元々数える程しか無いLAの深夜営業の店が減ってしまうともう行く所が無くなってしまう。
もちろんミニマムウェイジの影響でコスト削減に力を入れなければ行けないのはどこも同じ。
でもこうやって営業時間が縮小してしまうと
・まずその時間の仕事枠が減る
・そしてその時間帯の消費も減る
というこの不景気路線まっしぐらで突っ走ってるLAに更に拍車をかける事になる。
そしてちなみにウチのバイトの1人がウチと掛け持ちで24時間営業のWalgreensというドラッグストアで働いているのですが。
この店ここ数ヶ月の間に4人スタッフが減って、でもそのままそのポジションを埋める事無く減ったまま営業。かと言って他のスタッフのシフトが特に大きく増えたわけでもなく、結局フロアスタッフが常時少なくなった状態でやっているという。
これなんかまさに分かり易い例。
まぁそれ言ったらウチのビバリー店もそうだけど。
去年の夏のスタッフ数と比べたら約半分。
こんな風にあちこちで影響がわかりやすく出てくる。
“貧困層を救う”プランはこうやって仕事枠を着実に減らしている。
以前も書いてますがこの上がった物価に消費者が慣れてくる頃にはミニマムウェイジは更に上がってしまう為物価もまた更に上がる。
なのでミニマムウェイジ上昇が止まるまで消費落ち込みは回復しないだろう。
LAオリンピックが近づいてくればまた状況も少し変わるかもしれないけど、どんだけ先だよっていう。
先日ちらっと2〜3年前とかのブログ見返してたら食レポが色々あって、あの頃はよく外食行ってたなと思うと同時にその当時の金額の妥当さ(現状と比べて)に溜め息が出た。
「そうだよね、こういう値段だよ」って。
2年で2ドルのミニマムウェジ上昇でこんなに物価が変わってしまえるなんて...と改めてその状況の深刻さを再認識した。
本当このままじゃマズいよLA。
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