172分の長丁場~追伸あり~ | 多趣味少芸、日々中庸。

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クラウド アトラス

検索画面ですが☆


レンタル屋で、たまたま手に取りました。主演トムハンクスに、ハズレなしというジンクス(?)が、私の中にありますww

しかし主演という訳ではなかった……というか、これ何役してたんだろう?(^^;

コロコロと変わっていく時代。舞台。キャスト。物語。誰がどこで何してるんだか、どう繋がりがあるんだか、さっぱり解りません。
ぶっちゃけ(お酒が入っていたこともあり)途中居眠りしました(^^;

が。

段々とリンクしていく展開。
語られるモノローグが重なっていく様子。
要所要所で、別の時代の人たちが同じ動きを見せたり。
どの時代の、どの物語からも目が放せなくなってきて、しかも続きが気になる展開の、絶妙なタイミングで次に繋げていて飽きなくなってきて、しまいには食い入るように……3時間近くもあったのに☆

8時半から観だしたから、11時までには寝れるな~♪ と思ったのに、どえらい誤算でしたわー。
いやー、面白かったわーww

各所で同時進行や、別々の話がリンクして行く手法の映画は何本か観てますが、このパターンは初めてだったかも?
同じような「最初が謎めいてる」手法で語られている映画として、メメントシリアナバンテージ・ポイント辺りが挙げられますかね?
ストーリーは似ても似つきませんが☆

いやぁ、秀逸でした♪
中世の、奴隷と大航海する物語から現代は老人ホームやジャーナリストが狙われる話に、近未来のクローン、更なる未来で文明が滅びた後の、末期の世界。盛り沢山ww
どの時代の方も皆さん、(当たり前だけど)それぞれに納得の行く終わり方で、気持ちがスッキリしました。やっぱり読後感(視聴後感?)は後腐れないものが好きーww

~追伸~

大きなテーマは「革命」だったのかなと感じました。それぞれの時代に奮闘し逆らって、大海の一滴を揺らそうとする人びと。
「お前たちの足掻きなぞ、大海の滴に過ぎない」という趣旨の台詞を言われた主人公側の人物が、振りかえって言います。
「滴が集まって、大海となるのだ」

随所で語られている言葉は「愛」で、それも重要なファクターだと感じるのですが、やっぱり人間は「進化して行くこと」「前に進むこと」だと語っているようにも思えた映画でした。

~追伸終了~

惜しむらくは自信を持って「面白いから観て!」と人には勧められないところ……ww 自分でいうのは、おこがましいのですが、かなり好みは分かれるかも? と思われる映画でした。
SFチックもあったりだけど、その知識を要する法則などは使われてないから、素直に観れます。が。

何しろ途中、寝たもんで……ww

堂々と「観た」とは、本当は言い切れないよなぁ、なんてww