最近は、何となく気の滅入るような出来事が多い
自分の身の回りでなくても
ウンザリすることや腹立たしいような出来事がよく起こる
そんな時は、いくら普段強気の人でも
うつっぽい状態になったり、先行きへの不安感などの
悩みを抱える人も少なくないはず
そこで
参考になる一人の日本人を紹介
その人は、社会的にも認めらえた豊かな家に生まれ
親にもかわいがられ、頭もよく、人からも好かれて
30歳過ぎまで順調に人生を歩んできた
しかし・・・
疫病により、両親が相次いで他界し
無類の親孝行だった彼の悲しみは深く
自身も重い病にかかり、明日をも知れない身となった
いよいゆ臨終かという床で、ふと彼はこんなことを思う
「自分は父母の死を悲しみ、心を痛め
陰気に暮らしたため大病になってしまった
もし、いま心を陽気にしたら、病気は治るのではないだろうか」
すると
不思議なことに病状が改善に向かい
まもなくすっかり元気になった
それ以降
彼はこの経験をいかせいた「陽気暮らし」人々に伝える
江戸時代の神道系宗教としてしられる
「黒住教」の開祖となった
彼の経歴が今の日本の置かれた状況とよく似ている
今、大切なのは
”人それぞれの方法で、どれだけ陽気になれるか”ということかもね