飲むコーヒーにはこだわりがあります。
というと、通な感じがしますね。
今日のテーマは「こだわり」です。
実はこだわる、という言葉の背景には
そのこだわりが充足されないと不満が生じる、という意味が
含まれているのです。
上述の例でもしかり。
満足できるコーヒーでなければ、納得ができない。満足できない。
というニュアンスが含まれているわけです。
一方、こだわらない人はどうでしょうか。
言い方は悪いかもしれませんが、安いコーヒーでも満足ができるのです。
とはいえ、こだわるということは、モチベーションにもつながること。
自分が何にこだわりを持っていて、どこからこだわりにこだわらないのか、
その理解や線引きができることが大事なのかもしれません。
実はこれは人間関係にも言えること。
コミュニケーションがうまくいかず、時にストレスも生じます。
一言、これを言いたくなる！ってありませんか？
ネガティブな表現な場合、当然人間関係に支障を及ぼします。
これを言いたい、というこだわりがあるからです。
そのこだわりから、相手への配慮を欠くこともあるでしょう。
実はネガティブな表現であっても、ポジティブに転化できることもあるのです。
感情のまま伝えて上手く伝わらず苛立ちしか伝わらない、なんてことも
きちんと言葉で伝えていけば、理解が得られるものです。
これをアサーティブであると言います。
しかし、アサーティブであるためには、
相手の言葉にもしっかりと耳を傾けねばなりません。
自分のこだわりは、相手にとってはこだわることではありません。
私も相手も違う人生経験を積み、違う価値観を培った別の人間です。
「なんで分からないのかな？」と思う反面には、
相手の方を理解しようとしていない自分がいるのかもしれません。
しかし、こだわりがあることは悪いことではありません。
そのこだわりとしっかり意識下におき、コントロールできれば
いろんなステップアップにつながっていきます。
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