クリスマスイブいかがお過ごしでしょうか
イベントなどバタバタしていたり、更新する内容が多かったので遅くなりましたが
先週の釣行についての記事をアップします
とにかく、この魚を釣りに行った翌日は筋肉痛間違いなしです
ミスターグレッグに、バラムツが釣れる話を聞いていて
巨大魚だったらなんでも興味がある私は今回挑戦してみました
なんでも、港から10分ほど走るだけで深海のポイントがあるのだとか
以前からとても行ってみたかったのです
もはやタックルを準備している段階で、笑ってしまうような強さ
でもリールのPE4号のラインを全て出されてブレイクするような怪物を相手にすると聞き
最低でも4号300mは要るよ、できれば5か6号を400m以上とキャプテン
あんまりそんな強靭な深海タックルって選べるほど店頭では売ってなくって
何を釣る気ですかって、関西の釣具店の店員さんに聞かれてしまいました
到着したのは駿河湾、お世話になったのは清水・大黒丸さん
今回のメンバー全員英語で喋っているので、不思議な船内
しかし、当日になって天気予報が変わってきて
船長は出船を取りやめた方が良いという話も出ましたが
せっかく遠くからやってきたし、なんとか船を出せるのは出せるということで半ば無理に決行しました
ただ、やっぱり沖はとんでもない波風で
ポイントまではすぐ着いたのですが、釣りにはかなり辛い状況でした
酔う人は必ず倒れるレベルだと思います
ポイントの水深は800m
もちろん、底は取れません(ラインが足りません)
ジギングで、その中層(表層?)200mより上を探ります
ヒットダウンラップのマグロ用のスピニングロッドを借りていました
ボトムを取らない釣りっていうのは、あんまり無いのではないでしょうか
その感覚は初めてだし、ジグは400g以上じゃないと落とせないし、船は揺れるし
回収から、また指示レンジまで落とすのも時間が要るし
オフショア経験上、最大の大変さでした
おそらく、これは非常に女子向きな釣りではないなと思いました
ギャフは、以前小塚さんとの深海サメロケでお世話になったモリ船長
ヒットは多数ありました、でもキャッチできないんです
ガツガツガツって暴力的なアタリが突如来ます
そのたびに船長のアナウンスで檄が飛び
「おもいっきり、3回あわせろっっ」
それでもショートバイトで乗らなかったり
かかっても、この魚には浮き袋が無いらしくギリギリまで強い抵抗をしてきます
船の揺れでラインが緩むのか、いろいろな悪条件で
船中フックオフに悩まされる状況が続きましたが
ついに
やったーキャッチ成功しました
サットウという、バラムツによく似た深海魚です
正式名称は「アブラソコムツ」で、このテールのおかげかとてもよく走ります
10kg程度の小型でしたが、厳しい状況の中キャッチできてとても嬉しかったです
船長さんも、この荒れ具合ではこれ以上大きな魚はとても揚げられないだろうと言っていました
グレッグ特製のダウンラップのおかげか、初キャッチに感動
ありがとう、キャプテングレッグ
それからもヒットはあったのですが、5・6本とファイトした私はもう力が入らない
るぅ姉から借りてみた「ディアモンスターMX-∞」なら巻き上げはまだ楽にできると
これでラストにしまーす、というアナウンスはベイトリールでやってみると
最後の最後、回収の間際に喰った
最後の力を振り絞って、戦いました
最後の引っ張り合いには、私が勝ちました
最後の最後に、しっかり喰ってきた
しかもバレなかった
さすがシーラカンス用のロッド
今年釣った全魚種の中では最大魚になります
この魚、とてもとても美味らしいです
でも、たくさん食べたら
私からはとても申し上げられない事態になるようです
興味のある人は調べてみてください
オシアジガー1501HG
PE3号+リーダーフロロ130LB
クランキー+タコベイト
とにかく、重たい
年の瀬にすごく良い今年の思い出ができました
バイトは多いし、とにかく体力が要るし
バラムツ・サットウジギング
真冬にぴったりのホットになれる釣りでした
次は記録級のバラムツに挑戦したいと思います