【結果】JWP9・22大阪 | 女子プロレス専門誌『RINGSTARS』

【結果】JWP9・22大阪


 JWP2ヶ月ぶりの大阪大会。入場式ではボリショイが「今年3回目の大阪大会になります。ただいま欠場選手が多くなってしまいましたが、全選手、張り切って頑張っていきたいと思うので熱い応援よろしくお願いします!」とあいさつ。フェアリーの誘いに乗らなかった中森は「お友達になりましょう」と逆に誘ってみせるが、ステッキを奪っても魔法は使えず笑われてしまう。しかしフィッシャーマンズ・スープレックスからシャイニング・ウィザードにつないで中森が勝利すると、試合後は握手を交わした。


 地元凱旋のボリショイは特別参戦のジャガーとタッグを結成し、美兎&鋼と対戦。ボリショイの掌打からジャガーが前方回転のカカト落としを叩き込むと、最後はピコニー・スマッシュでボリショイが美兎から3カウントを奪う。LeonはカウンターのスピアーからキャプチュードバスターでKAZUKIを下した。
 OSAKA女子の下野と2度目のシングル戦に臨んだ中島は、下野が得意とするジャンピングニーからの「オー!」を逆に仕掛けるなど、明るく激しいファイトを繰り広げる。下野のなんでやねん(丸め込み)をカウント2で返すと、走りこんできた下野へカウンターの右エルボーからだるま式ジャーマンで中島が快勝。握手に応じた下野は人差し指を立てて再戦を要求した。


 メインイベントでは十文字姉妹の持つJWP&デイリースポーツのタッグ王座に春倉が挑戦。序盤からチサコに的を絞った春倉のペースで試合が進むが、徐々に盛り返した十文字姉妹は倉垣のラリアットの誤爆から春山に合体の不知火、幸子がチサコをホイップしてのウラカンラナで春山を追い込むと、最後はチサコが変形の押さえ込みで春山をフォール。念願の春倉超えをついに果たした。
 マイクを持ったチサコは「春倉から防衛しましたよ! 春倉の高い高い壁を超えました。ずっとタッグを8年間やってきて、春倉を目指して今まで負けて負けてつぶされて…震災のときも支えてくれた、ずっと目標にしてた春倉、超えられてすごい嬉しいです。ディアナのベルトも獲りましたので、団体のベルトを集めて…。幸子は来年の1月に引退決まってますが、最後まで十文字姉妹、走り続けますので応援よろしくお願いします!」とアピール。春山は「おめでとう! すごい悔しいけど負けは負けです。ずっと私たちを目標としてくれて…十分、あなたたちはタッグ屋として出来てます。もっともっと胸を張って、どんどん最後まで進んでいってください。今日はありがとうございました」とエールを贈ると、会場のファンに「今日負けたからもう組まないとかじゃなく、倉垣と日程が合えば合うだけ春倉をやっていきたいと思います。皆さん、またJWPを見て来てください!」と最後を締めた。


『リキャプチャ in大阪』
◆9月22日(火・祝)大阪・淀川区民センター(13:00)
観衆203人


▼妖精in残酷楽園・15分1本勝負
 中森華子(6分54秒/シャイニング・ウィザード→片エビ固め)フェアリー日本橋
▼スペシャルタッグマッチ・20分1本勝負
 ○コマンドボリショイ&ジャガー横田(15分22秒/ピコニー・スマッシュ→片エビ固め)●ラビット美兎&ライディーン鋼
▼JWP純血シングルマッチ・20分1本勝負
 Leon(12分53秒/キャプチュードバスター→片エビ固め)KAZUKI
▼スペシャルシングルマッチ・30分1本勝負
 中島安里紗(11分18秒/だるま式ジャーマン・スープレックス・ホールド)下野佐和子
▼JWP認定タッグ&デイリースポーツ認定女子タッグ選手権試合・30分1本勝負
 ○DASH・チサコ&仙台幸子(17分4秒/春丸)●春山香代子&倉垣翼
※第46代JWP認定タッグ&第19代デイリースポーツ認定女子タッグ王者組が初防衛に成功。











▼肩の手術により欠場中の救世忍者乱丸が12・23レッスルドリーム・大阪府立第一での復帰を発表。


▼自動販売機によるピュアドリーム基金の売上金が、ボリショイより贈呈された。


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