【結果】OZアカデミー4・15後楽園 | 女子プロレス専門誌『RINGSTARS』

【結果】OZアカデミー4・15後楽園


 デビューからちょうど20周年となる加藤と永島がオープニングマッチで一騎打ち。永島のウラカンラナを切り返した加藤が丸め込んで勝利を飾る。第2試合では米山がセコンドの天野を呼び込んで、天野コスプレの広田に2人で腕十字。試合後は豊田が天野に対し、これまでの感謝を綴った手紙を読み上げた。
 セミファイナルでは志田が得意とするランニングニーをアジャが放つと、志田も裏拳で反撃するが、最後はアジャの裏拳に轟沈。マイクを持ったアジャはWAVE札幌大会でのタイトルマッチを控える里村と文子に、ベルトへの挑戦を視野に入れていることをアピール。ユニット名が『ミッションK4』に決定した加藤&AKINO&花月&小林は乱戦の末に正危軍を撃破。AKINOは倉垣のシングル王座へ、永島&志田は花月&小林のタッグ王座へ、それぞれ挑戦を表明した。

 カルロス天野の引退セレモニーにはゆかりのある選手・OG、家族らが大勢訪れ天野も笑顔で応える。尾崎から卒業証書が手渡されると、旗揚げ当初のオリジナルメンバーである永島、シュガー佐藤さんを加えた4人で万歳三唱。天野は最後のあいさつでプラム麻里子さんの事故から再発防止、命の大切さを訴えると「私の原点である受け身を取りたい」と選手たちを呼び込んで前方回転を披露し、10カウントゴングが鳴らされた。


『カルロス天野引退式 look back;and tomorrow』
◆4月15日(水)東京・後楽園ホール(18:30)
観衆998人


▼プロレスデビュー20周年記念日特別試合・時間無制限1本勝負
 加藤園子(13分47秒/ウラカンラナを切り返す→エビ固め)永島千佳世
▼30分1本勝負 
 倉垣翼&○米山香織(4分19秒/腕ひしぎ十字固め)豊田真奈美&●旧姓・広田さくら
▼カルロス天野に贈るシングルマッチ・30分1本勝負
 ダイナマイト・関西(9分5秒/スプラッシュ・マウンテン→エビ固め)コマンドボリショイ
▼20分1本勝負
 星ハム子(3分50秒/ダイビング・ボディープレス→体固め)Ayaka
▼45分1本勝負
 ○アジャ・コング&浜田文子(17分1秒/裏拳→片エビ固め)里村明衣子&●志田光
▼60分1本勝負
 ○加藤園子&AKINO&花月&小林香萌(14分26秒/クーロンズゲート→片エビ固め)尾崎魔弓&桜花由美&●紫雷美央&松本都