【結果】アイスリボン3・21後楽園 | 女子プロレス専門誌『RINGSTARS』

【結果】アイスリボン3・21後楽園


 第1試合では藤田あかねがアバランシュホールドの形で肩に担いだ状態から開脚しながら前方に叩きつける新技で初の自力勝利をあげる。都と渋谷は互いのコスチュームをチェンジして試合に臨み渋谷がタイムマシンで快勝。敗れた都が自身が主宰する崖のふちプロレスでの再戦を要求すると渋谷も了承した。トライアングルリボンは猫ひろしさんのバックアップに応えた猫子が防衛に成功。セミファイナルでは美央の引退発表によりこれまでの遺恨を水に流したつくしと美央のタッグ『紫春鬼』(ししゅんき)がドットスタップのV10を阻み新王者に。
 メインイベントでは中学を卒業したばかりのくるみが藤本のICE×∞王座に挑戦。かけつけた同級生らの声援を受け体重を生かした重爆攻撃を連発して優位に試合を進めたくるみは、ダイビング・ボディープレスからナッツクラッカー(コーナー最上段からのローリング・セントーン)につないで3カウントを奪取。絶対王者を陥落させてアイスリボンの頂点に立った。つくしの挑戦要求を受けて早くも3・29大阪大会での初防衛戦が決定。最後に藤本からくるみにキッズレスラーの卒業証書が授与された。


『アイスリボンマーチ2015』
◆3月21日(土・祝)東京・後楽園ホール(12:00)
観衆588人


▼20分1本勝負
 チェリー&飯田美花&○藤田あかね(12分31秒/みかんでポン→エビ固め)大畠美咲&●235&長浜浩江
▼時間無制限1本勝負
 渋谷シュウ(6分46秒/タイムマシンに乗って)松本都
▼20分1本勝負
 春山香代子&○希月あおい(14分33秒/クロスアーム・スープレックス・ホールド)中島安里紗&●星ハム子
▼トライアングルリボン選手権試合・15分1本勝負
 新田猫子(分秒/ネ・コヒストラル)弓李
※もう1人は宮城もち。第20代王者が2度目の防衛に成功。
▼◆リボンタッグ選手権試合・20分1本勝負
 紫雷美央&○つくし(14分56秒/ハルカゼ)成宮真希&●世羅りさ
※第33代王者組が10度目の防衛に失敗。美央&つくしが第34代王者組となる。
▼ICE×∞選手権試合・30分1本勝負
 くるみ(19分28秒/ナッツクラッカー→体固め)藤本つかさ
※第18代王者が12度目の防衛に失敗。くるみが第19代王者となる。