【結果】レイナ9・30新木場 | 女子プロレス専門誌『RINGSTARS』

【結果】レイナ9・30新木場


 オープニングマッチで勝利した須佐がマイクであいさつしようとすると、ソフト今井レフェリーが登場。8・30後楽園での加藤悠査定マッチで試合に介入したことについて口論になるが、木藤裕次もリングに上がり須佐の言い分を支持。次回、今井レフェリーの査定マッチが行なわれることが決定した。3WAY戦はアレックスと都の合体パワーボムで栞をダウンさせると、カバーに入ったアレックスの後ろから都がシャイニング・ウィザードを発射。すかさず、みやここクラッチで栞を押さえ込んで勝利をかすめ取る。成宮と鋼はバックブリーカーの競演で魅せるが、木村が頭突きからビッグブーツを叩き込んで鋼から3カウントを奪った。
 セミファイナルの「60秒1本勝負」に華名はピエロメイクで登場。逃げ回ることをせずに闘うことを選択した加藤悠にバックハンドブロー、カナゴンと立て続けに放ってカバーに入るが加藤はカウント2でクリア。しかし残り時間わずかなところで腕十字につかまると加藤はたまらずギブアップ。59.2秒で勝利した華名は余裕のマイクアピールからリングサイド最前列に陣取り、メインイベントを見届けることに。

 WNC女子王座の最後の試合は王者・朱里に真琴が挑戦。グラウンドの攻防からスタートすると、真琴の雪崩式ダブルアーム・スープレックスを受けた朱里が、すぐさまカウンターの飛びヒザを叩き込んで両者ダウン。エルボーの応酬から朱里がコーナー最上段からのニーアタックを決めるが、真琴はカウント2でクリア。向かい合った状態から頭突きを放った真琴は、スピアーからそのままエビ固めで押さえ込むアラベスクで3カウントを迫る。しかし、このピンチを凌いだ朱里はハイキックからバズソーキックにつないで3カウントを奪った。
 勝利した朱里がケースの中にベルトを封印しようとすると華名がリングイン。ベルトを無造作に場外に投げ捨てると、怒った朱里が華名に襲いかかる。華名は10・7カナプロ後楽園大会のメインで対戦する朱里を挑発して退場。真琴と健闘を称え合った朱里は新たなREINAの幕開けを宣言した。


『REINA女子プロレス』
◆9月30日(木)東京・新木場1st RING(19:00)
観衆180人


▼20分1本勝負
 須佐えり(6分59秒/右フック→変形エビ固め)林小雪
▼3WAYマッチ・20分1本勝負
 松本都(6分28秒/みやここクラッチ)あきば栞
※もう1人はアレックス・リー
▼30分1本勝負
 ○木村響子&ラビット美兎(17分3秒/ビッグブーツ→片エビ固め)成宮真希&●ライディーン鋼
▼特別試合・60秒1本勝負
 華名(59.2秒/腕ひしぎ十字固め)加藤悠
※時間切れの場合は加藤の勝利となる特別ルール。
▼WNC WOMAN’S選手権試合・60分1本勝負
 朱里(12分36秒/バズソーキック→片エビ固め)真琴
※第5代王者が5度目の防衛に成功。この試合をもって同王座は封印となる。