お尻を武器に攻めの姿勢/志田光記者会見 | 女子プロレス専門誌『RINGSTARS』

お尻を武器に攻めの姿勢/志田光記者会見


 9日(金)18時30分より水道橋・プロレスショップチャンピオンにて志田光が記者会見。1stイメージDVDの発売と、初の自主興行となる8・28新宿FACE大会、9・6アゼリア大正大会の開催を発表した。


 志田「3月末にフリーになってから1ヶ月が経ちました。おかげさまで5月も15試合以上とさまざまな団体・大会に出場させて頂いております。さらにツイッター上で地道にアップしてきた『#レスラー自画撮り部』の尻職人の写真が、やっと実を結びました。志田光の1stイメージDVD『濡尻(ぬれじり)』の発売が決定いたしました。こちらは8月29日発売予定です。そのイメージDVDの制作会社・ストーリーファクトさんのご協力を得て、志田の脳内を形にすることができました。志田光自主興行を行ないます。東京と大阪の二本立てとさせて頂きます。…正直、今は不安しかありません。会場の借り方、チケットの作り方、いろいろな交渉…すべて初めてのことだらけでだいぶ焦っております。しかし志田光は攻めるためにフリーになりました。防御壁から外へ出て、自ら危険を冒してでも攻めることがプロレスラーとしての生きる道だと思っています。志田は現状維持のためにプロレスをやっているわけではありません。攻めなければプロレスが死にます。この2大会、正直しんどいです。でも、これを成功させたとき、志田は同じ場所にはいないでしょう。男子目当て、また志田の失敗を目当て、お尻が目当てでもいいので、多くの人に見てもらいたいと思います。そうやって志田のプロレス、志田の世界がどんどん広がっていくものと思います。この興行を必ず成功させます。そして成功したら、ちょっといい腕時計を買うつもりです」


 ━大会名を『おしり列車』にした理由は?
 志田「イメージDVDの発売と合わせてというのもあるんですけれども、やはり私が今1番武器にできている物はお尻なのかな? っていうのはすごく感じています。それはプロレスの中ではなくて、プロレスの外へ向かっていくもの…ツイッター上のものですけれども、お尻を通してフォロワーも増えたし、プロレスを見ていない人にも届く可能性があるのは、1番はお尻なんじゃないかな? っていうふうに感じています」


 ━列車というのは?
 志田「イメージ的には桃鉄で…(笑)(※人気ゲームの桃太郎電鉄)。東京、大阪なんですけれども、それで終わりたくはないと思いますし、いろんなところに駅を作って停まっていく。だけどそこに留まることはない…っていう意味で私は列車という言葉を選びました」


 ━フリーになって1ヶ月あまりになるが、心境の変化などは?
 志田「う~ん…ちょっと表現は悪いかもしれないんですけれども、プロレスラーってこんなに稼げるんだなっていうのはすごく感じました。というのも、やっぱりお金の話とかあんまり人はしたがらないと思うんですけど、たとえば子供とかが憧れる職業って、やっぱり輝いていてすごく明るい世界で、たぶんきっちりお金を稼いでいる職業だと思うんです。たとえば“プロレスラーになりませんか?”って言うときに、“お金は厳しいけど楽しいから”って言うのは違うと思うんです。でも、それは私はフリーになるまで、プロレスがホントに人が憧れる世界だということを知らなかったと思うんです。フリーになってもちろん厳しいこともあるけれども、自分が頑張ればそれだけお金を稼ぐことができて、人が憧れるような立場に行けるんだっていうのは、いま改めてすごくプロレスラーという職業に対して夢を感じています。それを今度どう広げていくかっていうのは、すごく勝負だし、自分が成功するための鍵でもあると思ってます」


 ━お尻以外で大会のコンセプトなどは?
 志田「自分が1番心の中で思っているのは攻めることです。やっぱり今の段階で新宿FACEというのもかなりの賭けだと思うんですけれども、メインのカードにしてもどこを取っても“攻めてるな、志田光”っていうふうに感じられる大会だったら成功かなと思います」


 ━ほかの参戦選手も、攻めの姿勢に共感する選手を集める?
 志田「そうですね。攻めてないな、守りに入ってるなと思うレスラーは呼ばないつもりです」


 ━新宿のメインイベント、志田光&田中将斗vsケニー・オメガ&華名について。
 志田「田中将斗選手は直接お話しをしたことも1度もなくて、ホントにこのオファーをするために初めてお話しさせて頂いたという感じなんですけれども、まず試合のときにリングに立ったあの緊張感とか。あとは海外で活躍されている姿とか、そういうものはもちろん存じていまして、攻めの中で志田の1つの目標が世界へ出ることというのもありますので、メインのカードというのはちょっとそういうのを意識したカードにしてみました。田中さんはすごくオーラ的にも組んでみたいなと思っていましたし、隣りにいて何か学べるものがあるんじゃないかなとすごく感じています。ケニー・オメガ選手はそのまま、世界進出を果たして日本で活躍されている選手ですので。技術的にもすごく素晴らしい選手だと思うので、何かそこから盗めたらなと思います。華名選手も『世界の華名』とおっしゃってるぐらいなので…なんでしょう? 1つの…私がフリーとして目指すべきところは華名さんなのかなと感じています」


 ━大会の運営は1人で?
 志田「そうなんです。それもちょっと勝負だと思うんですけれども(苦笑)。運営などはほぼ1人でやっていこうと思っています」


 ━大会当日にお尻が楽しめる趣向は?
 志田「それはそうでしょう! これだけお尻を推してるんで(笑)。このお尻に惹かれてプロレスを全然見たことのない人が来たら、もう私は万々歳だと思います。新宿FACEはワンドリンク制なんですけれども、大阪の大会はワン尻まんじゅう制というものにしようと思ってますので、そちらも楽しんで頂けたらと思います(笑)」


 ━それだけ、自分のお尻に自信がある?
 志田「自信ありです! 自信がなければできないですよ、あんな写真を載せるなんて! もともとすごいコンプレックスだったんです、大きいことが。ジーパンも入らないし。ただ、それを自分がさも自信があるように見せたら、それはみんなが“いいね”って言ってくれるし、それは自分の自信になるっていうことに私は気づきまして。“コンプレックスこそ推していけ”というふうに思っています。もう今はホントに自慢のお尻です」


 ━お尻のケアなどは?
 志田「お尻に油性ペンで最近字を書いてるんですけど、それがだんだん消えづらくなっていて…(苦笑)。ちょっと黒ずむんじゃないか? っていう不安があるので、最近はボディソープではなくてちゃんと顔用の石鹸で洗って化粧水まで付けるっていう(笑)。ちょっと大事にしていかないとなと思ってます」