倉垣が退団発表、勝が華名の王座に挑戦/JWP記者会見 | 女子プロレス専門誌『RINGSTARS』

倉垣が退団発表、勝が華名の王座に挑戦/JWP記者会見


女子プロレス専門誌『RINGSTARS』  22日午後1時よりJWPが水道橋・マガジンプラスにて記者会見を開き、倉垣翼が自身の15周年興行となる10・14新宿FACE大会をもってJWPを退団し、今後はフリーとして活動していくことを発表した。また、新王者となった華名に対し、ジュニア2冠王者の勝愛実が対戦を要求。華名もこれを受諾し、9・16板橋大会での無差別級選手権試合が決定した。


 倉垣「10月14日に自分の再デビューから15周年となる記念試合が新宿FACEであります。15年を無事にプロレスラーとして迎えられたのはそれまで関係してくれた選手や関係者、応援して支えてくれたファンの皆さん、いつも困っているときに助けてくれた両親のおかげです。本当にありがとうございます。ここでご報告があります。10月14日に自分はJWPを退団します。ここまで育ててくれたボリショイさんやJWPのみんなは大好きで一緒に頑張ってきたんですけど、1度きりのプロレス人生ということと、残されたキャリアを悔いの残らないものにしたいということと、親のことなども考えてJWPを離れることを決めました。10月14日以降はフリーになって活動する予定です。詳しくはまた後日改めて報告したいと思います。新宿FACEがJWPとして自分の最後の試合になるので、それまでの試合もJWP所属として全力で闘って盛り上げていきたいと思います。応援よろしくお願いします」


女子プロレス専門誌『RINGSTARS』

 ━━いつごろから退団を考えた?
 倉垣「今年の初めとか、ちょこちょこと前々から考えていたんですけど、みんなのことが好きで一緒に頑張りたい気持ちが強かったので、決断するまでに…ならなかったです」


 (春山が登場)

 春山「今後の春倉についていろいろ会社と倉垣とも話し合った結果、続けていく形で…。いつ組むとかはまだ決まってないんですけど、春倉としては組んでやっていくと決めました」


 ━━春倉継続ということはフリーになっても倉垣はJWPに参戦する?
 春山「可能性があります。相談も受けていろいろ翼と話し合った結果、こういう形になってしまったんですけど、自分は翼がやりたいようにやっていったらいいっていう気持ちもあって。別にリングを下りるわけじゃないので、翼は翼1人としてどこまでできるのか、私は見守りたいっていう気持ちですね」


女子プロレス専門誌『RINGSTARS』

 ━━今回の退団について。
 ボリショイ「残念です…。選手が成長していって自分のことを考える時間、もっとやりたいことがいろいろ出てきた、それはJWPという母体をもってもっと自由に…私はできなきゃいけないと思うし、やればいいと本人にも言ったけれども、本人は“中途半端なことはできない”と。JWPに所属しながらできないのか、私にはまだ理解はできてないんですけども、本人の意思が強いので…。年頭からこの話は聞いてたので、ただJWPに入団してJWPでカムバックして…引退するまで私は後輩たちに何かを伝えていってほしかった。そこでまた再度旅立つっていうところで、いま本当に残念な気持ちしかないです」


 ━━退団の1番の理由は?
 倉垣「1番はやっぱりプロレスの…これは叶うかわかんないんですけど海外に長期でいったりとか、機会があればいきたいと思ってるので」


 ━━10・14新宿で希望するカードは?
 倉垣「自分は春山とのシングルを考えてます。また話し合ってから決定したいと思うので…」


 (倉垣と春山が退場して華名が現われる)


女子プロレス専門誌『RINGSTARS』

 華名「このたびJWPの新チャンピオンとなりました華名です。というてもまぁこのベルトはオマケでついてきたようなもんなんで…今後もチャンピオンとしての自覚は芽生えへんやろなって思います。こんな人気のないJWPの後楽園が満員となり女子では話題にもなったわけですから、モルモット(中島)を使った実験もうまくいったなっと思ってます。最近のどのチャンピオンよりもチャンピオンに興味のない私が、1番ふさわしいチャンピオンやったっていうのが笑けてくるなと…」


 ボリショイ「意味わからん」


 華名「頭、悪いんちゃう? わからへん、今の? とあるスジから聞いた話ですけど、中島がエライ六本木かどっか行って遊びまわってるらしいですね。お酒も飲んでパチンコもやって…」


 ボリショイ「どこのスジやねん! 聞いたことないわ」


 華名「もう、あんだけプロレスの優等生が不良少女になってしまった。あっという間やね」


 ボリショイ「アホかっちゅうねん、ようそんな話作るね」


 華名「数少ないJWPファン、もう中島には期待せんほうがいいです。9月16日(板橋)、中島はもう私の目の前には現われへんやろなって。恥ずかしくて…」


 (ここで勝愛実が華名につかみかかり乱闘に)


女子プロレス専門誌『RINGSTARS』

 華名「JWPのチャンピオンって偉いんじゃないの? こんな扱いされていいんですか?」


 勝「JWP認定ジュニアの、POPチャンピオンの勝愛実です」


 華名「何それ? わからない」


 勝「9月16日の板橋、私がオマエをJWPから追い払ってやるよ! その試合に無差別のベルト、賭けろ!」


 華名「え!? あなたも頭悪いんですか? 目ウルウルしてるけどビビってんの?」


 勝「私がアンタとシングル。その試合に無差別のベルト賭けろって言ってんの」


 華名「なんで賭けんの? 結果は一緒やで。団体背負って、これ(ベルト)に挑戦できんの?」


 勝「私は絶対にJWPを守る」


 華名「ふ~ん、その覚悟でやるんや。…いいですよ。賭ければいいんですね? JWPを守る?」


 勝「私がアンタをJWPから追い払う」


 華名「わかりました。よろしくお願いします」


RINGSTARS