【結果】Ray自主興行4・21新木場 | 女子プロレス専門誌『RINGSTARS』

【結果】Ray自主興行4・21新木場

Ray自主興行『Ray生誕10周年後楽園ホール大会への道』
◆4月21日(日)東京・新木場1st RING(12:00)
観衆250人(超満員)


▼クズプロ提供マッチ・10分1本勝負
 川田由美子&ミニ沢光晴&小橋太っ太(5分25秒/ラリアット→片エビ固め)手塚オサム&●ドラゴンソルジャーLAW&ザ・シロート・カブキ


 大会開始時間前から試合がスタート。紅一点の川田はムチを振り回して手塚を圧倒すると、DSLにはステップキックも繰り出していく。小橋がラリアットで勝利すると、最後はレフェリーの木藤を中心に全員で手を上げた。


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▼15分1本勝負
 ○篠瀬三十七&村瀬広樹(8分54秒/バズーカエルボー→片エビ固め)新井健一郎&●洞口義浩


▼15分1本勝負
 ○真琴&中森華子(10分15秒/ブレイジング・チョップ→体固め)アントニオ小猪木&●ジャイアント小馬場


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 田中ケロリングアナのコールで1人ずつ入場。中森は制服、真琴は巫女のコスプレでリングインするも、西口軍の要請により試合前に衣装を脱ぎ、普通の試合用のコスチュームで開始のゴング。真琴がWWニーから助走をつけてのブレイジング・チョップで小馬場に勝利した。試合後、握手を交わした両チームは小猪木の音頭のよる「ダー!」で締めた。


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★真琴&中森のコメント


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 中森「なんかせっかくコスプレで出たのに“脱げ”って言われて、入場だけになっちゃってすごい悔しいですけど…」
 真琴「(リング上で)生脱ぎみたいになって辱められて」
 中森「ホントですね、罰ゲームみたいになっちゃって…」
 ━━相手の2人について
 中森「お笑いにいっさい付き合わないって言って意気込んだんですけど、結局ちょっとのまれてしまったところがあって(苦笑)」
 真琴「コスプレ対決では自分たちが圧倒的に勝ったと思います」
 ━━小馬場とは久々の対戦だが?
 真琴「最後に当たったのは風香祭さんです。お互い成長したんじゃないでしょうか(笑)」
 ━━ブレイジング・チョップがフィニッシュになったのは初めて?
 真琴「初めてです。三田(英津子)さんへ捧げるブレイジング・チョップ…」
 ━━次にまたこういう試合のオファーがあったら?
 中森「やってみたいです。なんか初めてだったので楽しく試合ができました」
 真琴「自分も受けて立ちます」


▼30分1本勝負
 ティグレ・ブランコ&コマンドボリショイ&○エル・イホ・デル・パンテーラ(14分12秒/スワントーンボム→体固め)春山香代子&児玉ユースケ&●YUJI KITO


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 ボリショイはほかの2人に合わせて新調したネコ科のマスクで登場。春山はブランコをラリアットでなぎ倒すなど見せ場を作る。選手たちが次々と場外へのダイブを見せると、エプロンで躊躇する春山をKITOが突き飛ばす形で春山もダイブ。これに怒った春山はパートナーであるKITOにダイビングギロチンを投下。これに児玉もスワントーンボムで続くと、最後はパンテーラのスワントーンボムでKITOが3カウントを奪われた。


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▽休憩時間


 成国晶子&ゴールドキッズのメンバーがレスリングをオリンピック競技に残すための署名運動への参加を呼びかける。これに対し、試合に敗れてリングに残っていたKITOが言いがかりをつけると成国は鮮やかなタックルでKITOを返り討ちに。キッズのメンバーたちも次々とKITOにタックルを仕掛けていった。


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 続いて3人組のアイドルグループ『CHERRY’B』が2曲を披露。センターの田中絵瑠さんは田中ケロリングアナの愛娘だ。


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▼30分1本勝負
 ○Ray&TAJIRI(19分25秒/バックラッシュ)グラン浜田&●Leon


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 4人による握手から試合がスタート。RayはLeonと、TAJIRIは浜田とそれぞれの想いをぶつけ合う。Leonがカウンターのスピアーからスピンキックを放てば、Rayはソバットからスカイツイスタープレスを決めるが浜田がカットに。TAJIRIがLeonに強烈なバズソーキックでアシストすると、走りこんだRayがバックラッシュから押さえ込んで3カウントを奪取。先輩でありタッグパートナーでもあるLeonから初勝利をあげた。


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 マイクを持ったRayは「勝ちました! やっとLeonさんから勝つことができました! これからマスカラ・ボラドーラスとしてもどんどん上に行って世界に羽ばたきたいと思います。これから2人で力を合わせてタッグNO.1を目指します!」と喜びを爆発させLeonにシングルマッチを要求。Leonも「シングルでやって、もっと絆を深めよう」と快諾した。TAJIRIはグラン浜田に対し若手への指南役としてWNCへの継続参戦を要請。浜田は「この年寄りを、まだまだリングに上がる場所を作ってくれて感謝したいと思います」と話すと、娘の文子と保持しているミックスドタッグのベルトを賭けて、TAJIRI&Rayとの対戦をぶち上げた。最後はRayの音頭で乾杯と記念撮影。その後、会場内で選手たちとファンの懇親会が開かれた。


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★Rayのコメント


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 「もう試合どころじゃなく、興行をやるのがいっぱいいっぱいな感じで。ホントに前日からバタバタしてて。いま終えてみて、すごく満足してます。たくさんの方々がこの興行に携わって協力してくれたことに感謝しています」
 ━━次の大会について。
 「7月13日、春日部ふれあいキューブです。今回も前回よりマスクマンが増えてるんですけど、どんどん増やしていきたくて。最終的に10周年の後楽園大会ではマスクマンがウワっと集まるような興行にしたいです。今日、ライガーさんからお花が届いてたんですよ。ライガーさんも、のちのちは出て頂けたらなと…狙ってます(笑)。マスクマンたちがどんどん上がってきてもらえたら、またおもしろい大会になるんじゃないかな」
 ━━素顔の選手にマスクを被せるのではなく?
 「それは絶対やらないです。マスクを被って闘っているレスラーだけで。あと、浜田さんからミックスドマッチというお話もあったので、必ず近いうちに実現したいと思ってます」


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