映画『太陽からプランチャ』制作発表会見 | 女子プロレス専門誌『RINGSTARS』

映画『太陽からプランチャ』制作発表会見


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 29日18時30分よりレッスル武闘館にて、映画『太陽からプランチャ』の制作発表記者会見が行なわれた。今作品は2008年にテレビ番組『マッスルビーナス』&映画『スリーカウント』の制作で手を組み、2010年にはアイスリボン道場を舞台にした映画『クレイジズム』(モントリオール映画祭&ハンブルグ国際映画祭の正式出品作品)も発表しているアイスリボンとFAITHentertainmentによる3作目の映画。数多くの映画制作を手がける株式会社アールグレーフィルムも加わり3社による共同制作となる。
 監督は『スリーカウント』で長編映画デビュー後、『失恋殺人』、『クレイジズム』、『僕の中のオトコの娘』と3年連続でモントリオール世界映画祭に選出され、海外でも高い評価を受けている窪田将治氏。主演は相馬圭祐(侍戦隊シンケンジャー/シンケンゴールド・梅盛源太役)。ほか男性キャストは倉貫匡弘(未来戦隊タイムレンジャー/シオン役)、馬場良馬(特命戦隊ゴーバスターズ/ブルーバスター・岩崎リュウジ役)が出演。
 アイスリボンからは映画『スリーカウント』でデビューした志田光、藤本つかさ。そして昨年からデビュープロジェクトとしてプロレス活動をしてきた選手たちが参加。ディアナのSereeeも映画初出演を果たす。また、アイドルユニット・アリス十番が実名で参加し、メンバーの立花あんな、早瀬愛夢、渡辺まありが劇中のライブシーンをはじめ、等身大の地下アイドルとして出演する。
 クランクインは4月で、5・25アイスリボン横浜大会でクライマックスシーンを撮影。今秋~冬の公開を予定している。


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★窪田将治監督
 「『スリーカウント』を撮って以来の女子プロレスものになるんですけど、かっこよく言えば、やり残したことがあったなぁというような形で今回こういう機会を頂けたので、やろうかなという。『スリーカウント』は女の子たちがひたむきにプロレスをやっていくっていう話だったんで、今回一歩下がった目線から、男の子たち…スチールのカメラマンが主人公なんですけど、プロレスをそんなに知らないカメラマンから見た女子プロレスっていうものをどう感じ、どう変化していくのかっていうところにドラマの重きを置いてやっていこうかなと。ストーリー的なことでわかりやすく言うと、食えるか食えないか? 食うことを目指すのか夢を目指すのか? 女子プロレスにしろアイドルにしろ役者にしろ、なかなかその世界で食うにはホントに難しくて、結局生活に追われてしまうという部分もあったりして、その葛藤とか変化とかを軸に置いて表現していこうと思ってます」


★志田光
 「出るのかでないのか? っていうところを聞いてなくて(苦笑)。この企画が始まったときから出るつもりでいたんで、無事出ることになって良かったです(笑)。ホントにプロレスを始めた頃から関わってきていて、プロレスもすごく頑張っているけれども、やっぱりみんなやりたいのはこういう仕事なわけで、今までプロレスを頑張ってきた期間の集大成の作品だと思うので、関われて嬉しいしみんなも頑張って欲しい。前回私は新人の役でやってきたのが、ここにきて新人じゃない役というのがすごく感慨深いと思うので、演技のほうでも私は成長を見せたいと思ってます。頑張ります!」


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★藤本つかさ
 「私は志田と違って役を監督から聞いていたのですが(笑)。プロレスの先輩役ということで『スリーカウント』のときも田村欣子選手と同期の役だったんですよ。まだデビューして1戦目の私が。どうやって演技すればいいかわかんなかったんですけど、あのときとは違ったリアルな感情が出せるんじゃないかなと思っています。そして立花さん(アリス十番)が今回出演されるということで、立花さんをプロレス界に引っ張って、新たな人をデビューさせたいと思いました。この映画、いろんなことがきっかけになればいいなと思います」


★世羅りさ
 「自分はもうすでに台本を読ませて頂いたのですが、読んでいく中で自分がすごい練習生時代に感じたこととか台本の中に表れているなと思ったので、練習生時代に感じたことを等身大で演じていければなと思ってます。よろしくお願いします」


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★山口ルツコ
 「プロレスを始めるきっかけの映画がついに始動するとのことで、(昨年)夏から始めて積み重ねてきたつらいこともありましたし、もちろん楽しいこともありましたし、そういういろんなプロレスへの熱い思いを、役と向き合いながらこの作品に全部…思いっきり私らしくぶつけていきたいと思います。先輩役とのことで、まだ新人なのでちょっとそこの心配は正直あるのですが、先輩らしい貫禄といいますか説得力とかを出せたらいいなと思います。一生懸命頑張るのでよろしくお願いします」


★235
 「おばあちゃんの役がけっこう得意だったりします(笑)。たぶん今回の映画にはおばあちゃん役で出演することはないと思うんですけれども精一杯、やっとつかんだチャンスなので頑張りたいと思います。よろしくお願いします」


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★Sareee
 「自分は初めて映画に出させて頂くんですけど、今とても緊張しています。一生懸命頑張りたいと思います。よろしくお願いします」


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★立花あんな(アリス十番)
 「“ヘドバンアイドル”アリス十番の立花あんなです。この映画が決まった感想なんですけれどもホントに言葉に出来なくって、今の気持ちは…(髪を振り乱してヘッドバンキング)こんな感じで~す!(笑)。いつもライブ中に歌とダンスだけでなく、今よりもっと激しいヘドバンをしたりして体を張ってるアイドルグループなんですけれども、アイスリボンさんの試合を見させて頂いたことがありまして共演させて頂いたんですけども(※昨年9月の後楽園)、そのときにすごく私たちと重ねてしまう部分、いっぱい感動した部分があったので、今回また映画という形でアイスリボンさんとご一緒できてすごく嬉しく思っています。私たちアリス十番のファンの方にたくさんたくさんプロレスを知って頂いて、プロレスを好きになってもらって、そしてアイスリボンさんのファンの皆様にも私たちをたくさん知ってもらえたら嬉しいと思います。今回はホントに選んで頂けて嬉しいです。よろしくお願いします!」


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 ━━プロレスに対するイメージは?
 立花「アイスリボンさんにアリス十番みんなで出演させて頂いたんですけれども、女の子なのにこんなに危ないことするんだと思って最初すごくビックリしたんですけれども、試合の最後にファンの方に握手している姿とかを見ていたら、私たちと重なる部分があったり。握手してるときの笑顔と試合中の闘ってるときの表情がぜんぜん違くて、私たちアイドルもそういう表情が2つしっかり出せてるのかな? とか、いろいろ客観的に自分たちと重ねて比較して見ることが出来て、すごく不思議なんですけど楽しくなってきて。プロレスについて詳しいわけではないんですけど、この映画を通していっぱいいっぱい勉強していきたいなと思いました」
 ━━プロレスを嫌いなわけではない?
 立花「ぜんぜん。やってみたいです!…大丈夫ですかね? お姉ちゃんに(逆)エビ固めをされてホントにすごいイヤな記憶があるので、怖いですやっぱり(笑)」

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 ━━実際にプロレスラーになってみて。
 世羅「自分は11月10日にデビューさせて頂いたんですが、デビューした頃はもう本当何も考えられないぐらいガムシャラにやっていたんですが…練習生の頃は考えられなかったことが考えられるようになったと言いますか、うまく言葉に出来ないんですが、先輩から何か教えてもらうたび、練習生の頃はちょっと逃げたいなと思ったりしたこともあったと思うんですが、今は出来るようになりたいなと思えますし、もっともっとプロレス上手くなりたいと思うようになりました」


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 ━━松本都の出演は?
 佐藤社長「3月31日(vs鈴木みのる戦)以降、一切スケジュールを入れないようにしています。ちょっとわからないんで…」
 窪田監督「あいつだけ『スリーカウント』以来出してないんですよね。自分で言うのもナンですけど。なんでやろうね?」
 ━━役者として問題がある?
 窪田監督「そんなことないですよ(笑)。会うたびに“頑張ってるな”って声もいつもかけますしね。だけど、なんででしょうね? 台本見て役を埋めたあと“あ、都がいねー”って思うんですけど…(出演するか)まだ、わからないですね」


 ━━主演女優は?
 窪田監督「この中で…っていう感じになると思いますけど、ほぼボクの中で決まってますけど、まだ伝えてないってぐらいで。まだ製本された台本が上がってないんですよ。そこに名前が入ってて渡す感じになると思います」


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