タッグリーグ・ザ・ベスト開催&1・27新宿に華名参戦/JWP会見 | 女子プロレス専門誌『RINGSTARS』

タッグリーグ・ザ・ベスト開催&1・27新宿に華名参戦/JWP会見


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 16日午後3時よりJWPが水道橋・ふらっとんTIMESにて記者会見を開き、まずは春山香代子&倉垣翼の持つタッグ2冠王座への次期挑戦権を賭けた『タッグリーグ・ザ・ベスト2013』の開催を発表。日程は2・17大阪、3・10蕨、3・31板橋、4・7新木場(決勝戦)。6チームが2ブロックに分かれてリーグ戦を行い、優勝チームは4・14後楽園で春山&倉垣と対戦する。ここで会見に出席した春山がコメント。


 春山「タッグリーグ・ザ・ベスト2013、楽しみにしてます。どのチームが上がってくるか? 新人枠も入れて欲しいと思うし、私たち春倉が再結成したのは若手の壁になっていくって言ったので、若手が来るのか、もしくは同世代が来るのか。楽しみです」

女子プロレス専門誌『RINGSTARS』  この王者チームの意向によりJWPのジュニア枠が1チーム入ることになり、1・27新宿FACE大会で『タッグリーグ・ザ・ベスト・ジュニア出場枠決定、変則4WAYマッチ』が決定。勝愛実、ラビット美兎、川佐ナナ、ライディーン鋼が4WAYマッチで闘い、勝者がまずは出場権を獲得。残った3人が3WAYマッチで闘い、この勝者が4WAY戦の勝者とのペアでタッグリーグに出場する。


 ━━2・17大阪大会で春山が中島に勝利して無差別級王者となった場合、4月の後楽園では無差別の防衛戦はない?
 春山「大阪では当然、私が中島に勝って無差別のベルトを巻きます。後楽園では無差別もタッグも2試合します。私、今年15周年なんでどんどん新たなことにチャレンジしつつ進んでいきたいんで」


 渋い表情を見せたボリショイだが、「阻止しないとおもしろくないですね。JWP、人材が増えてきたんで」とこれを了承。また、他団体からの出場チームについては未定ながら「楽しみにして頂ければ」と話した。


 春山が退席して、中島安里紗が登場。まずは先ほどのやり取りについて、「春山さんがタイトルマッチ2試合、後楽園ホールでやるって言うんであれば私も同じ条件でやっていきたい。私は無差別のベルトを持ってるので、私に決定権はあると思いますので私は出場します」と話し、ボリショイと組んでのタッグリーグ・ザ・ベストへの参戦を発表。隣りで聞いていたボリショイも「優勝して春倉の持つベルトを取り返す」と意気込みを述べる。
 続いて1・27新宿FACEでの自身のパートナー2名について「最後のHMKと当たるということで、やっぱり私の隣りにはボリショイさんがベストだと思っているので、1人はボリショイさんですね。もう1人なんですけど、今回誰をパートナーにするかを一任してもらってますので相談もせずに決めたんですけども、もう1人は華名さんですね」と華名を会場に呼び込んだ。


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 ボリショイ「あのさぁ、なんで華名なの? 私と華名、うまくいってないのわかるやん? なんかムカつくんだけど。いいチームにならへんと思うけど」
 中島「いや、ぜんぜん特に問題はないかと…」
 華名「出てあげてんのに、礼の1つもないんかい! って話ですよね?」
 中島「私が一任されてますので、お2人の意見は特に私には会計ないので。組みたくないとかワガママも言わずに…」
 ボリショイ「対戦相手に米山入ってるやん? 米山との闘いは終わってるから。これ…メチャクチャやで」
 中島「組みたくない、やりたくない…でも、そういうのがお客さんが見たいものだと思いますので(笑)。27日、組むからにはキッチリこの3人で勝ちたいと思います! HMKですね。大切な仲間と私に向かってくるということなので、この2人っていうのもおもしろいんじゃないかと思います。では意気込みをお願いします!(笑)」


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 華名「え~…JWPにはまったく興味がないんですけども、中島に“ぜひ出てほしい”ということで、中島の頼みやったら仕方ないなということで出ることになりました。中島は私すごい買ってまして、スキル的にはこれからやと思うんですけども、それを補うぐらいの気迫もあって。練習ではなかなか気迫なんていうのは身につかないものなんですけども。それプラス、これから技術を身につけてもらえたらすごくおもしろい選手になるんじゃないかなと、すごく期待してます。試合でサポートしていけれたらなと思ってるんですけども、対戦相手を聞いたらそんなにサポートする必要もないのかな? と思ったり…そんな感じでやらせてもらおうと思います」
 ボリショイ「確かにね。サポートするまでもないぐらいのHMK…私たちは力を合わさないで頑張ります。(中島を見て)なんでそんなに楽しそうなの?」
 中島「楽しいですよ!」
 ボリショイ「私メチャクチャやで、気持ち」
 中島「まぁでもチャンピオンの言うことは絶対ということで。ということで、タッグパートナーはこの2人に決まりました」


 ━━JWPに興味がない中で、最近のJWPの印象は?
 華名「ハッキリ言って私JWPのことをホンマに興味がないんで、どんな活動をしてるのかもよくわからないんですけども、なんか辛気臭いなというかおもしろくないなっていうのは感じます。ただ中島に関してはすごく興味があるので、今回は中島にお願いされたので出ることになったんですけども。対戦相手なんですけども中森、モーリーに米山? 中森が中島に対してジェラシーがあるみたいなことはチラッと聞いたんですけども、私からしたら(中森が)どういう目標でやってんのかな? というのもありますし、やっぱり“えこひいきされる側”と“されへん側”ってあるんですよね。中島だから実力の違いやと思いますし、我々はえひいきされない側の気持ちはわからないですけども、練習量が同じだったとしても、ウチらに対しては勝つことが出来ないんじゃないかなと思いますね。それ以上の練習をするとか、外側から攻めるとか。そういう努力をしないとあの子たちは我々には勝てないんじゃないかなと思いますけど」
 ボリショイ「あんた、言ってることおもろいなホンマ。JWPに興味ないって言うけど、けっこうよう知ってるやん」
 華名「ぜんぜん知らないですけど(苦笑)。私OSAKA女子のときに当たったことがあるんですよ。いや~もうなかなか…出来る選手とか価値がある選手っていうのはだいたい直感とかでわかるじゃないですか。なんのためにやってんのかな? っていうのはすごく感じますよね。そこにいる、JWPの選手っていうことですよね?」


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 ━━トリオとして成立する?
 中島「もちろん大丈夫です。私が好きというところで集まってるので…」
 華名「オマエが好きなんやろ、私のことがよ!(苦笑)」
 中島「なんとかなると思います(笑) HMKが大切な仲間と言ってますけど、手をつないで形で示したりするものではない思うので、仲間っていうのは。そういうところを見せれたらいいかなと思います」
 華名「中島なんですけど、私のように大きな視野でどんどん活躍してもらいたいなっていうのがある。“女子プロのNO.1になる”って言ってる選手もけっこういますけど、なったとしても同業者の男子の選手からも知られない存在…それがもう現実だったりするんで。そういう選手にならないように、私のように国内外でも影響力のある選手になってダイナミックな活動をしてもらいたいと思ってます。期待してます」


 ━━今後もJWPに継続参戦していこうという気持ちは?
 華名「そういう気持ちはまったくないですね。中島にお願いされたから出る…という感じですね」


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