【結果】JWP11・11キネマ | 女子プロレス専門誌『RINGSTARS』

【結果】JWP11・11キネマ

『ピュアウォーズ・シリーズ~JWP 20th~』
◆11月11日(日)東京キネマ倶楽部(13:00)
観衆175人


▼20分1本勝負
 ○ラビット美兎&川佐ナナ&Sareee(12分11秒/ラビストラル)勝愛実&●ライディーン鋼&矢神知樹


 ラビットは前回の板橋大会でフォールを取られている勝との握手を拒否。試合中も激しくエルボーを応酬するなど両者とも意地をむき出しにする。鋼にダイビング・ボディープレスを浴びせたラビットが、最後はラビストラルで丸め込んだ。


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▼JWP認定無差別級王座・次期挑戦者決定1DAYトーナメント1回戦・時間無制限1本勝負
 中島安里紗(7分43秒/変形首固め)モーリー


 試合前、リングアナより無差別級王者のさくらがイギリスでケイ・リー・レイに勝利して初防衛に成功し、次の防衛戦を12・24後楽園に指定してきたことがアナウンスされる。中島に対して逆にキューティー・スペシャルを繰り出したモーリーは、ダイビングセントーンを連発するなど大技攻勢に。仕返しのキューティー・スペシャルを決めた中島が、今度はコーナーからのフットスタンプを連発していく。バックを取った中島がだるま式ジャーマンを狙うと踏ん張って耐えるモーリー。すかさず丸め込みに移行した中島が3カウントを奪った。


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▼同トーナメント1回戦・時間無制限1本勝負
中森華子(10分7秒/鎮魂歌ドライバー→片エビ固め)Leon


 黒のコスチュームの中森はLeonの入場時を襲って場外に落とすと、エプロンで助走をつけてのデスティニーハンマーを叩き込む。リングに戻るとミサイルキックや大きなモーションからの頭突きで攻め込んでいくが、今度はLeonが中森を場外に落とすとスワンダイブ式プランチャでダイブ。コーナーでの攻防を制したLeonは雪崩式ブレーンバスターからLeonストーンへ。カウント2で中森が肩を上げるとスピアーからスピンキックを連打するが、中森はハイキックから鎮魂歌(レクイエム)ドライバーを炸裂させる。かろうじて肩を上げたLeonだが、中森に向かって走りこんだところを捕獲されると2発目の鎮魂歌ドライバーに撃沈。中森が先輩・Leonを下し、決勝へコマを進めた。


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▼30分1本勝負
 ○倉垣翼&阿部幸江(12分53秒/ラリアット→片エビ固め)春山香代子&●KAZUKI


 春倉とWANTEDがそれぞれ分かれてのタッグマッチ。コミカルを排除したWANTEDが春山や倉垣と十分に渡り合える実力を発揮するが、最後は倉垣がラリアットでKAZUKIをねじ伏せる。マイクを持った倉垣は春山に対し「次はオマエの答えが出るのを待ってる」と春倉の復活を呼びかけると、春山は「考えとくよ」と返答した。


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▼輝優優~FINAL Run at JWP.4・15分1本勝負
 輝優優(時間切れ引き分け)コマンドボリショイ


 ボリショイがロープ渡りを見せると、輝も「やってみたかった」と挑戦。輝がダイビング・ニードロップからKクラッシャーを決めると、ボリショイは619からスタンドの輝にヒザを叩き込み、みちのくドライバーIIでを炸裂させる。輝のエルボーとボリショイの掌底&アッパーカットの応酬から、輝がファイヤーバレーで叩きつけたところで時間切れのゴング。試合後は互いにマイクで感謝を述べて抱き合った。


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▼同トーナメント決勝戦・時間無制限1本勝負
 中島安里紗(8分27秒/だるま式ジャーマン・スープレックス・ホールド)中森華子
※中島がJWP認定無差別級王座次期挑戦者となる。


 先に入場した中森がリングインする中島を急襲し、激しい場外戦からスタート。エルボーの応酬から中森が場外マット上でフィッシャーマンを決めると、中島もエプロンを蹴り上げてのスイングDDTで中森の頭をフロアに叩きつける。キューティー・スペシャルをクリアした中森はハイキックからシャイニング・ウィザード。対する中島は雪崩式で中森を投げ捨てると、ダイビング・フットスタンプを突き刺していく。張り手の応酬から中島がジャーマンを連発すると、中森はフィッシャーマンバスターから中島の側頭部に回し蹴り。デスティニーハンマーはかわされたものの、ハイキックを連打する。しかし鎮魂歌ドライバーを決めさせなかった中島はジャーマンからランニングエルボーを叩き込むと、だるま式ジャーマンで3カウントを奪取。トーナメントを制し、12・24後楽園で無差別級王座への挑戦権を獲得した。


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 トロフィーの受け取りを拒否した中島はマイクを持つと、「今日は絶対勝たなきゃと思ってて…勝てました、ありがとうございます。本当は次のキネマでベルトを獲ってチャンピオンとして、12月の後楽園ホールのメインに立ちたかったんですけど、さくらえみから後楽園ホールでのタイトルマッチというふうに指定が来てるんで…次のキネマ、ただの前哨戦じゃつまらないですよね?(会場から拍手)4対4…JWP、負けっぱなしじゃいけないと思うんで、もう1回4対4やりたいって思ってます。どうですか? きっちりJWPが勝って、年末の後楽園ホールでも自分がベルトを取り返します。皆さんぜひ見に来てください!」とアピールした。


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