【結果】華名&真琴興行11・9新宿 | 女子プロレス専門誌『RINGSTARS』

【結果】華名&真琴興行11・9新宿

華名&真琴自主興行『ドキッ!女だらけのまこかなプロ』
◆11月9日(金)東京・新宿FACE(19:00)
観衆326人


▽エキシビションマッチ・3分間
 小林香萌(0-0)児玉ユースケ


 WNCの女子練習生・小林香萌がエキシビションマッチデビュー。片足タックルやロープ際でのストンピング、フロント・ネックロックなどを積極的に繰り出した。続いて主催者である華名と真琴が登場し、各試合の見所を紹介した。


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▼15分1本勝負
 ○華名&真琴(9分17秒/バズソーキック→体固め)志田光&●星ハム子


 助走つきのラリアットを連発して華名を攻め込むハム子。しかし真琴が志田にブレイジングチョップを叩き込むと、ハム子にカウンターのスピアー。華名がスライディングキックから側頭部への回し蹴りでハム子を仕留めた。


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▼30分1本勝負
 Leon&○Ray(15分25秒/横入り式エビ固め)ティグレ・ブランコ&●木藤モレノ


 TAJIRIと木藤がマスクを被りルチャ色の強い試合に。LeonとRayの集中攻撃を受けた木藤は、自らマスクを脱ぐとRayのマスクにも手をかけようとする。見かねたブランコがブルーのミストを噴射すると、Rayが丸め込んで3カウントを奪取。試合後は木藤を除く3人でポーズを決めた。


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▼ハードコアマッチ・30分1本勝負
 紫雷美央(3分25秒/バズソーキック→踏みつけ式体固め)カラテバラモン


 試合前から歌に乗せて卑猥な言葉を贈るなどやりたい放題のバラモン。両者の手首がチェーンでつながれた状態でハードコアマッチとして試合が始まると、美央が蹴りつぶして圧勝。美央はこのカードを決めたという真琴に対して、セミファイナルでは正危軍として尾崎のセコンドにつくことを告げた。


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▼女子タッグマッチ・30分1本勝負
 宮本裕子&○渋谷シュウ(14分49秒/タイムマシンに乗って)葛西純子&●松本都


 女子プロレスラーとしてファイトしていた葛西と宮本だが、試合途中で男であることをカミングアウト。ゴーグルを着けた都がコーナー最上段からパールハーバー・スプラッシュを放つなどチャンスを作るが、最後は渋谷が都を丸め込んだ。


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▼30分1本勝負
 尾崎魔弓(8分5秒/テキーラ・サンライズ)真琴


 尾崎と美央が2人がかりで一方的に真琴を攻め込むが、真琴は試合中に美央を買収。正危軍のTシャツを脱ぎ捨てた美央が真琴に加担して、今度は尾崎が2人を相手にするはめに。それでも裏拳からのテキーラ・サンライズで勝利した尾崎は、裏切った美央の頭を軽く叩いた。


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▼30分1本勝負
 華名&花月(時間切れ引き分け)朱里&中島安里紗


 AtoZで同門だった華名と中島安里紗はこの試合が初対決。華名の打撃と関節技に押される場面の多かった中島だが、エルボーやジャーマンの連打で食らいつく。両軍ともほとんどコンビネーションの攻撃を繰り出さないまま時間は進んでいき、終盤は消耗戦に突入。いつ決着がついてもおかしくない熱を帯びた攻防が続く中、最後は時間切れに終わった。


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 中島と朱里は無言で退場。花月は清々しい顔で華名と握手を交わした。疲労困憊な華名は締めのマイクを真琴に託し、うつぶせにダウン。オロオロする真琴だが自身の決めポーズ「まこまこじるし!」で締めた。


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★華名&真琴のコメント


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 華名「メチャメチャ上から目線で全体をまとめると言ってたんですけど…こんなに大変やとは思わなかった。下からの追い上げが…。でもなんか楽しいですね、今思えばこんだけ下から上がってくるヤツらがこんなにおんねやっていうのがすごく感じましたし、私以外の3人がこうやって出会うきっかけになったっていうのがすごく良かったなと思います(笑)」
 ━━中島について。
 華名「評判以上にすごいおもしろいですね。いつになるかわからないですけど中島とシングルはちょっと楽しみだなと」
 ━━大会全体は?
 華名「バッタバタで見れなかったんですけど、これからお客さんの評判を聞いて…最後の歓声が答えやったらいいなと思います」
 真琴「自分の名前が付いてる大会っていうのが初めてだったので、ドキドキビクビク、ワクワクモフモフ…やる前はすごい不安だったんですけど、やってみてすごい経験になりました。勉強になりました」
 ━━次回大会は?
 華名「これからですね。こんなつらい目にはあいたくないって思いますけど、やっぱり終わってから、またこういう厳しい試合をやりたいなと思ってしまうんですよね」


★中島のコメント


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 中島「(華名との対戦について)やっぱ楽しみにしてた部分があってJWPの選手とスタイルもまったく違うし、今までに当たったことのない人との対戦だったのでやっぱり楽しみって気持ちが1番大きかったんですけど…すごい悔しいし、自分に対して“もっとできたんじゃないか?”とか…でもやっぱり、いま対戦しておいて良かったなとすごく思います。今これを知れたことが、悔しいって気持ちが1番前に進む力になると思うので…自分のダメなとことか今わかって良かったと思います。明後日から無差別(JWP無差別級王座)に向かって進んでいかないといけないので、華名選手には感謝したいです」
 ━━AtoZで同門だったが。
 中島「って言っても短期間ですけど。やっぱり考えることとかはありましたけど…」
 ━━格闘色の強い攻防について。
 中島「初めてだったんですけど、自分の足りない部分というのがお客さんから見てもよくわかったと思います。なので良かったと思います。そこを今度は伸ばしていけばいいと思うので」
 ━━30分時間切れだったが。
 中島「何ヶ所かはいけると思った部分もあったので、ホントに無我夢中だったので。花月はすごく勢いがあるし、とにかくパワーがすごいなと思って…」
 ━━パートナーの朱里について。
 中島「もともと別に協力してって感じのタッグではなかったし、別にタッグに対して何もないです」
 ━━華名とシングル対戦したい気持ちは?
 中島「そうですね、もちろんやりたいです、シングル。でもやっぱり、さっき言ったように自分の足りてない部分…よくわかったので。もっともっと伸ばして成長して…そこからですね」