【結果】WNC8・2新宿 | 女子プロレス専門誌『RINGSTARS』

【結果】WNC8・2新宿

『新宿大会』
◆8月2日(木)東京・新宿FACE(19:00)
観衆550人(超満員)


▼時間無制限1本勝負
 高橋星人(4分47秒/ジャックハマー→体固め)篠瀬三十七


 高橋星人と共にリングに上がったソフト今井レフェリーは、いつものように日向小陽レフェリーを追い出そうとする。しかしこの日はついに日向が反撃。張り手の連打でソフトをコーナーに追いつめると急所を蹴り上げて撃退し、レフェリーを務め上げた。


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▼時間無制限1本勝負
 ○エル・イホ・デル・パンテーラ&土肥孝司(10分10秒/スワントーン・アトミコ→体固め)児玉ユースケ&●黒潮二郎


▼時間無制限1本勝負
 レザーフェイス(4分59秒/チェーンソーで殴打→体固め)木藤拓也


 試合前に左手の骨折で欠場中の真琴が登場。8・30後楽園大会での復帰を宣言した。“名探偵”としてWNC事務所の落書きや女子練習生襲撃事件の犯人探しをしていた真琴は、「見るからに怪しい」という理由で木藤拓也を犯人と断定する。しかし試合後になっても木藤は無罪を主張。真琴は「真犯人を今日中に必ず見つけます。真実と書いて“まこと”と読む。真実はいつも1つ!」と宣言した。


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▼時間無制限1本勝負
 ウルティモ・ドラゴン(11分0秒/変形ドラゴン・スリーパー)リン・バイロン


 序盤から一方的なドラゴンのペースで試合が進む。なかなか活路を見出せないリンだが、肩車された体勢からコルバタで切り返すと反撃を開始。下からの掌打、ロー林グ・プレスを決めるがカウントは2。2発目のロー林グ・プレスをかわしたドラゴンはエルボードロップ、逆エビ固めでリンの腰に集中攻撃。最後は吊り天井の体勢で持ち上げてドラゴン・スリーパーで絞め上げる複合技でギブアップを奪った。
 マイクを持ったドラゴンは「このカードが決まったとき、マジメにやろうかお笑いでやろうか…正直ちょっと迷いました。だけど真っ向勝負でオマエを叩きつぶせて良かったと思う。もうちょっとだ。またやりましょう」とリンの健闘を称えた。


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▼時間無制限1本勝負
 ○AKIRA&スターバック&朱里(15分18秒/ムササビプレス→片エビ固め)TAJIRI&●大原はじめ&華名


 反体制で結託したAKIRA、スターバック、朱里は黒×赤の新コスチュームで統一。開始早々から3組に分かれて殴り合うなど、ほんの少し前まで闘いを通じてリスペクトしあっていた仲間たちとは思えないケンカマッチを展開すると、最後はAKIRAがムササビプレスで大原に勝利。マイクを持ったAKIRAは「オレたち3人は新しいクラシックを牽引していく!」と宣言した。


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▽エンディング


 ダメージの大きい大原をTAJIRIと華名が介抱するが、大原は2人を攻撃。TAJIRIに対し「オマエ何様なんだよ。いつも上から目線で気に食わねぇんだよ」と反旗をひるがえした。リング上で乱闘が繰り広げられる中、帽子を目深にかぶった女性がリングに上がりTAJIRIにストンピング。正体は長期欠場中の野崎渚だった。

 チューハイを片手にマイクを持った野崎は高笑いしながら「元・女子プロレスラーの野崎渚で~す。なんか大原ちゃんが“好き勝手やっていいよ”って言うから、好き勝手しにプロレスに戻ってきましたー!!」とあいさつ。「ちなみに事件の犯人は私です。一緒にいたのが大原ちゃん。反省…してませ~ん!(笑)」と堂々と犯行を自白し、大原と結託した。続いて竹刀を持ち出してTAJIRIと真琴を殴打するが、怒った華名が大原と野崎を場外に蹴散らす。


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 相次ぐ造反者に怒り心頭の華名はTAJIRIに張り手を一閃。「どうなってんねんコラ! オマエがしっかりせえへんからやろ! こうなったらな、どの組が生き残るか…つぶし合いじゃ!」と開戦を宣言した。目を血走らせて叫ぶ華名の迫力に縮み上がるTAJIRI。華名はTAJIRIに「オマエは付いてこい。わかったなオッサン」とにらみつける。その様子を遠くから見ていたAKIRAは「いつまでも仲良しこよしやってんじゃねぇよ。そんなんだから何も変わってねえって言ってんだよ。一生やってろ」と吐き捨てた。


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