【結果】ディアナ7・20北沢 | 女子プロレス専門誌『RINGSTARS』

【結果】ディアナ7・20北沢

『下北沢の戦い~八~』
◆7月20日(金)東京・北沢タウンホール(18:30)
観衆96人


▼20分1本勝負
 ジャガー横田(6分47秒/卍固め)ロサ・ボニータ


 開始早々、ボニータを場外に投げ落としたジャガーはエプロンで助走をつけてのトペ・コンヒーロを発射。ミサイルキックや丸め込みを繰り出すボニータだが勝機を見出せず、ジャガーが卍固めで余裕のギブアップ勝ちを収めた。


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▼30分1本勝負
 ○井上京子&ピヨタマスク(16分1秒/パワーボム→エビ固め)伊藤薫&●マスク・ド・サン


 互いの左手を握ったまま至近距離で激しいエルボーを打ち合う京子と伊藤。伊藤のフットスタンプからサンがネックハンギング・ボムで叩きつけるが、ピンチを凌いだ京子はサンに雪崩式ブレーンバスター。両腕でのラリアットで2人まとめてなぎ倒すと、サンに強烈なパワーボムを浴びせて3カウントを奪った。


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▼45分1本勝負
 堀田祐美子&○KURO(19分51秒/ダイビング・セントーン→片エビ固め)青野敬子&●Sareee


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 5月のレイナ後楽園大会以来の試合出場となるKURO(沙耶改め)は新コスチュームにヒールメイク。2ヶ月ぶりの復帰戦となるSareeeとケンカ腰で激しくやり合う。Sareeeは鎌固めを初公開すると、堀田に対しても果敢にエルボーを打ち込んでいくも、パートナーの青野のキックがSareeeに誤爆。その後も故意とも見受けられる青野の攻撃がSareeeにヒットすると、怒ったSareeeが青野に詰め寄るが、KUROに背後を取られてバックドロップを浴びてしまう。堀田のタイガードライバーからKUROがダイビング・セントーンを決めるが、青野はカットに入らずSareeeが3カウントを奪われた。


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女子プロレス専門誌『RINGSTARS』  青野につかみかかるSareee。マイクを持った堀田は、「おいSareee!…Sareeeちゃんだったね。やっぱりダメだね。(KUROを見て)オマエ笑ってる場合じゃねぇぞ。ダメだったらオマエも外すからな、コノヤロウ!…Sareeeちゃん、もう1度やってあげてもいいよ。1度でも2度でも。このカードでやろうか、もう1回?」と再戦を提案。Sareeeは「やってやるよ、バカヤロー!」と受けて立つと、堀田&KUROと乱闘を繰り広げる。場外でいたぶられたSareeeだがマイクを持つと、「堀田! ふざけんな!! 自分はオマエが許せねぇんだよ! いつだってやってやるよ! 次は絶対オメーをぶっとばす!」と叫んだ。


▼全選手参加バトルロイヤル(10選手参加)
 井上京子(5分8秒/オーバー・ザ・トップロープ)ジャガー横田
※退場順…KURO、Sareee、青野、堀田&伊藤、サン、ボニータ、ピヨタマスク、ジャガー


 開始早々から因縁の堀田と伊藤、SareeeとKUROが激しくやり合う。回転エビ固めでSareeeがKUROからフォールを奪うが、今度は堀田が腕十字でSareeeと青野から立て続けにギブアップを奪う。再び堀田と伊藤が向かい合うと、背後から忍び寄ったほかの選手たちが後ろから丸め込んで2人が同時に失格。最後は京子とジャガーの一騎打ちとなり、京子がトップロープ越しにジャガーを場外に転落させて勝利した。
 マイクを持った京子は中国遠征で多忙だったため次回北沢大会の30分枠について考えられなかったとして、何をやるかは後日発表に。第3試合終了後の堀田の再戦要請に対してはゴーサインを出し、8・24北沢大会での堀田&KUROvs青野&Sareee戦を決定した。


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★Sareeeのコメント


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 ━━約2ヶ月ぶりの復帰だが。
 「体力がなくてぜんぜん…もっと行きたいところが行けなくて、すごく自分にも悔しいですし、青野さんがカットに来なかったり、あんまり噛み合わなかったんですけど…なんでカットに来てくれないのかなとすごく思っていまして…すごいなんか悔しかったです。堀田にもまたやられてしまってすごい悔しいんですけど、自分はやっぱ堀田のことを倒したいので、また同じカードで自分は堀田狙いでいきたいと思います。次こそ勝てるように頑張りたいと思います」


 ━━初対決のKUROについて。
 「もっといきたかったんですけど、あんなのに“弱っちいんだよ”みたいなことを確か言われてたと思うんですけど、言わせるようなスキを作った自分にすごい悔しいです。今日(3カウントを)取られてしまったんですけど、あんなKUROなんか自分は眼中にないんで、自分は堀田を倒したいと思ってます」