興行会社として活動継続/レイナ・ワールド会見(1) | 女子プロレス専門誌『RINGSTARS』

興行会社として活動継続/レイナ・ワールド会見(1)


女子プロレス専門誌『RINGSTARS』  24日午後1時30分より水道橋・貸会議室内海にて5・13後楽園大会を最後に解散したレイナが記者会見を開き、今後は団体ではなく興行会社『REINA X WORLD』(レイナ・ワールド)として活動していくことを発表した。メキシコ・CMLLとは契約を更新し今後も協力体制は変わらず、アメリカマットとも独自のルートで友好関係を築いていく方針。これまでも業務提携していたK-DOJOの協力により男子プロレスとも積極的に交流し、男女問わず日本のプロレスラーが世界に羽ばたくチャンスを作る舞台、また海外のプロレスラーが日本のリングで活動していく舞台を作ることをコンセプトに活動していく。


 リニューアル第1弾となる6・9新宿大会では4チームによるREINAタッグ王座決定トーナメントを開催。優勝チームは第4代王者となり、7月にメキシコCMLLのアレナ・メヒコ大会にて防衛戦を行う。出場する各選手が意気込みを語った。

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『REINA X WORLD』
◆6月9日(日)東京・新宿FACE(18:30)


▼REINA世界タッグ王座決定トーナメント・1回戦
 志田光&藤本つかさvsプリンセサ・ブランカ&プリンセサ・スヘイ


 ブランカ「今回初の日本でのタイトルマッチ、日本でベルトを獲るチャンスを頂いたことを感謝しております。必ず日本で結果を残し、地元であるメキシコCMLL、アレナ・メヒコのリングで防衛戦を行いたいと思います」


 志田「レイナさんにはずっと参戦させて頂いてたんですけども、いきなり…解散! そんなことまったく聞いてなかったんでビックリしまして…正直、いい思いはしなかったです。でも、また新たに始まってこういうふうに機会を頂けるということで、自分たちは悪いんですけどアイスリボンのために、ベルト獲ってアイスリボンをもっともっと女子プロレス界に知らしめるために、そして世界に出るためにこのトーナメントを利用させてもらえればなと思ってます」


 藤本「今までは団体としてのレイナに参戦させて頂いてる“ゲスト”だったんですけれども、今回から変わったということで、だったらもう主役の座を私たちマッスルビーナスが奪い取っちゃおうかなと思っています。そして今までイギリス、アメリカと試合をしているんですけれども、次はやっぱりメキシコだなというふうに思っていて、ルチャを勉強しに行きたいなと…。ベルトを必ず獲って防衛戦をしたいなと思っています」


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▼REINA世界タッグ王座決定トーナメント・1回戦
 上林愛貴&石橋葵vsラ・コマンダンテ&セウシス


 コマンダンテ&セウシス「このREINAタッグ、初代王者は私たちです。セウシスは第3代王者(パートナーは下田)として2度の戴冠をしています。このベルトに1番ふさわしいチームは我々であると、日本の皆さんに私たちの強さを見せた上でベルトを奪取し、CMLLアレナ・メヒコのリングで防衛戦を行います」


 上林「心機一転、新しい闘いの場なんですけども、ここで私と石橋がこのベルトを獲らなくては先に進めないというか、レイナも“ワールド”になりましたので、ここでベルトを獲ってメキシコのほうに行きたいと思います。絶対ベルト獲ります!」


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 ━━石橋(帰省中で欠席)はこのトーナメントに対する意気込みは話していた?
 上林「あの子も意地もありますし、(団体が)解散したことが次のステップアップにならなければいけないと彼女も感じているので、そういう面では2人の意思は固まって絶対ベルトを獲るっていう話はしています」