【結果】ディアナ3・27北沢 | 女子プロレス専門誌『RINGSTARS』

【結果】ディアナ3・27北沢

『下北沢の戦い~四~』
◆3月27日(火)東京・北沢タウンホール(18:30)
観衆150人


▽レフェリー体験教室


 試合前に元・全日本女子プロレス、現・全日本プロレスの村山大値レフェリーを講師に迎えてのレフェリー講座が実施される。まずは村山レフェリーがカウントを叩くときの注意点などを解説。続いて京子とSareeeが試合形式のスパーリングを行い、参加者がレフェリーとなってマットを叩きカウントを入れた。


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女子プロレス専門誌『RINGSTARS』 ▼20分1本勝負
 青野敬子(9分42秒/シャイニング式ハイキック→片エビ固め)ピヨタマスク


 青野の蹴りが急所に当たり悶絶するピヨタマスクに、青野は「ついてないだろ!」とクレーム。ドラゴンスクリューで青野の足を殺しにかかるピヨタマスクだが、青野はハイキックから側頭部に回し蹴りを叩き込むと、最後はシャイニング式ハイキックでとどめを刺した。


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女子プロレス専門誌『RINGSTARS』 ▼15分1本勝負
 Sareee(時間切れ引き分け)勝愛実


 ともに昨年4月デビューの2人が初対決。試合運びで上回る勝に対し、Sareeeはドロップキックをこれでもかと叩き込んでいく。エルボーや張り手の応酬で火花を散らすと、互いの髪を引っ張り合って意地をむき出しにする場面も見られるが両者とも決め手を欠き、向かい合った状態のまま時間切れのゴング。それでも闘いを止めない2人に、レフェリーとセコンドのLeonが割って入った。


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★試合後のコメント


 勝「自分と同じ同期の選手ということですごい熱い試合がしたかったんですけど、でも自分の思うようにいかなくて空回りしちゃって…。ちょっと納得いかなかった試合なんですけど、お互い気の強いってところがわかったので自分と似てるところがあって、また機会のあるときに闘えたときにはキッチリ自分が勝ちたいと思いました」


 Sareee「自分はこないだの大会でも川佐ナナと引き分けていて、今日は絶対勝とうと思ってたんですけど、まだまだ…。同期なんで絶対に負けたくないので、次やるときは自分が必ず勝ちます。気持ちでは絶対誰にも負けたくないっていう…それが例えばすごい上の先輩であっても、絶対に気持ちだけは負けたくないです!」


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女子プロレス専門誌『RINGSTARS』 ▼45分3本勝負
 井上京子&伊藤薫(1-0)ジャガー横田&下田美馬
 [1]下田(14分49秒/両者リングアウト)伊藤
 [2]京子(10分25秒/ナイアガラドライバー→エビ固め)下田


 京子と伊藤が下田に前後からサンドイッチ式のラリアットを放つと、伊藤が場外の下田とジャガーにスライディングキックを発射するが京子に誤爆してしまう。下田がコーナー最上段からのプランチャ・コンヒーロを決め、そのまま2度目の場外戦に突入。二手に分かれての攻防となるが20カウント内にリングに戻れず、1本目は両軍リングアウトに。3本勝負のため、次の2本目が決勝となることがアナウンスされる。2本目は開始早々から伊藤が下田にライガーボム、ダイビング・フットスタンプと猛ラッシュ。最後は京子がパワーボムからナイアガラ・ドライバーにつないで3カウントを奪った。


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女子プロレス専門誌『RINGSTARS』 ▼バトルロイヤル(8選手参加)30分
 井上京子(8分39秒/ラリアット→体固め)伊藤薫
※退場順…Sareee&勝、青野、下田、ピヨタマスク、ジャガー、伊藤


 先ほどの興奮冷めやらぬSareeeと勝がエルボーを応酬するが、両者が倒れたところをほかの選手たちが押さえ込み2人同時に失格。青野、下田、ピヨタマスクが脱落すると、京子&伊藤と対峙したジャガーは「この2人と闘いたくない」と自らロープ越しに場外へ逃げようとするが、京子と伊藤はこれを阻止。ジャガーが京子を丸め込むが体勢を入れ替えた京子と伊藤が2人でジャガーを押さえ込んで3カウントを奪う。最後は京子と伊藤が激しい肉弾戦を展開し、京子がラリアットで打ち勝った。

 
 今回も優勝した京子だが4・20北沢大会の試合前30分枠について「何も考えてなかった」と困惑し、客席に「何が見たい?」と意見を問う。ジャガーのアドバイスもあり、誕生日が近い京子(4月22日)、青野(4月8日)、Sareee(3月31日)の合同誕生日会となることが決定した。

 

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