【結果】レイナ9・25大阪 | 女子プロレス専門誌『RINGSTARS』

【結果】レイナ9・25大阪

『REINA 16』
◆9月25日(日)大阪ミナミ ム―ブ・オン アリーナ(18:00)
観衆180人


▽入場式


女子プロレス専門誌『RINGSTARS』  選手を代表して堀田があいさつ。「大阪はレイナ初進出でございます。レイナらしい女子プロレス、レイナしか見せれないプロレスを今日この場所でお見せしたいと思います。そしてメインで私はアメリカ最強のサラ選手とシングルマッチを行います。激しいプロレスをぜひ皆様に見てほしいと思います。精一杯がんばりますので応援よろしくお願いします」。
 
▼30分1本勝負
 ○アップルみゆき&石橋葵(0分7秒/ラりアット→体固め)●救世忍者乱丸&レディ・アフロディータ
▼再試合
 ○アップルみゆき&石橋葵(7分2秒/ミサイルキック→体固め)●救世忍者乱丸&レディ・アフロディータ


 開始早々、いきなりアップルのラリアットが炸裂して乱丸から3カウント。アフロディータが乱丸に「ナンデヤネン!」と叫ぶ中、リングを下りるアップルと石橋に乱丸が再戦を要求。アップルに「かわいい」と連呼して機嫌を取り了承させた。再戦のゴングが鳴ると再びアップルのラリアットが火を吹くが、アフロディータがカットに入る。石橋とアフロディータがチョップを応酬すると、乱丸が石橋を捕えてロープに張りつけ客席に向かって鼻フック。アップルと石橋がダブルの攻撃を仕掛けようとしたところで乱丸が金縛りの術を発動。アップルと石橋を向かい合わせにして互いのパンチが当たるようにしてから術を解いた乱丸だが、2人のパンチは乱丸の顔面にヒット。アフロディータは場外へのボディーシザースドロップから、石橋に弓矢固め。しかし乱丸とのコンビワークに乱れが生じると、アップルはコーナー最上段へ。あわてて金縛りを唱えた乱丸だが空中にいる相手には効果がなく、ミサイルキックを受けた乱丸がまたしてもフォールを喫した。

 マイクを持った乱丸は10・7同所で行なわれる2度目の自主興行『乱丸フェスタ』を告知。「私がすごく憧れた選手、それが堀田祐美子さんでした。すごく大好きで大好きでこの世界に入ったんですけども、その方をゲストで呼ばせて頂きます(乱丸&堀田vs松山勘十郎&えべっさん)。リング上で爆笑する堀田さんを見にきてください」とアピールした。

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▼30分1本勝負
 ニコル・マシューズ&○ポーシャ・ぺレス(10分54秒/ジャスト・フェースロック)松本浩代&●沙耶


 紙テープで迎えられ大はしゃぎのニコル&ポーシャ。腕立てふせを見せるニコルは沙耶にもやるように指示。沙耶がやり始めると上からストンピングで踏みつける。松本と沙耶はダブルのショルダーアタックから互いの手を取ってのエルボードロップ。ニコル&ポーシャは沙耶を捕えると布で首を絞めてのチョーク攻撃で追い込んでいく。あおむけのポーシャに松本が3人分の体重を浴びせるニードロップから、沙耶も肩に担ぎ上げて投げ捨てる。しかし続いてのリバース・スプラッシュにヒザを立てて迎撃したポーシャは、グラウンドでのフェースロックで絞め上げてギブアップ勝ち。カナディアン・ニンジャスが3連戦のラストを勝利で飾った。


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▼30分1本勝負
 ○ラ・コマンダンテ&セウシス(13分20秒/ダイビング・ボディープレス→片エビ固め)木村響子&●ダマ・デ・イエロ


 2日間闘ってきた木村とダマがタッグを結成。一緒にメキシコの国旗を掲げて結束をアピールする。ルチャのスタイルに合わせる木村はコーナーを使ってのアームホイップなども繰り出していくが、タッグワークで上回るコマンダンテ&セウシスがダマを捕獲。コマンダンテがラリアットで木村を黙らせると、セウシスのムーンサルトプレスからコマンダンテがボディープレスで圧殺し、初代タッグ王者の実力を見せつけた。


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▼TLW世界インターナショナル選手権試合・60分1本勝負
 上林愛貴(15分20秒/スモールパッケージ・ホールド)ミア・イム
※初代王者が2度目の防衛に成功。


 5・8旗揚げ戦で上林が獲得したベルトに成長著しいミアがチャレンジ。ロックアップから互いに張り手を見舞うなど序盤から意地を張り合う。ミアが得意のキックを放っていくと、上林はグラウンドで足を極めにかかる。これを脱したミアは再びキックを打ち込むと、場外に落とした上林にエプロンで助走をつけてのハヤトキック。リングに戻った上林にフロントネックロックでギブアップを迫る。さらにキックで追い討ちをかけられた上林はグロッキー寸前になりながらもスパインバスターで叩きつけると、フライング・ネックブリーカーへ。ミアはコーナーにつめた上林に対角線を走りこんでのニーアタックからサイドスープレックス。それでもフォールを奪えず驚きの表情を浮かべるミアに、丸め込みの連続で上林が3カウントを奪取。悔し涙を見せたミアだが、正々堂々と握手を交わした。


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▼夢の世界最強対決・60分1本勝負
 堀田祐美子(12分13秒/スリーパー・ホールド)サラ・デル・レイ


 ベルトこそかからないものの“世界最強”を賭けて堀田とサラが一騎打ち。握手で始まった試合は重厚なロックアップで幕開け。堀田はタックルで押し倒すとマウントからエルボーを連打。サラも上の体勢を取って同じようにやり返す。戦場を場外に移すとチェーンを持ち出した堀田が優位に。さらにリング内でもチェーンを使って攻め込む堀田だったが、立ち上がったサラと向き合うとチェーンを場外に投げ捨てクリーンファイトに切り替える。エルボーの応酬から浴びせ蹴りを叩き込んだサラはバックを取るとグラウンドで腕十字を狙う。必死にブロックする堀田に対し、立ち上がってバックフリップで後ろに叩きつけたサラは再び腕を伸ばしにかかるが、堀田は脱出に成功。サラのコーナーからのダイブをかわした堀田はニールキックから腕十字、さらにケサ固めに移行する。ローキックを連打する堀田にサラはグラウンドでのフェースロック。対する堀田はアンクルホールドでサラの足を極めにかかるが、サラはハイキックを叩き込むと回転足折り固めへ。しかしブリッジの体勢で覆い被さるサラを堀田がスリーパーで捕獲。脱出したサラは堀田の腕を取ってアームブリーカーへ。しかし後ろから再びスリーパーに捕えた堀田はサラに尻もちをつかせると、上から覆い被さるように絞め上げてギブアップを奪った。堀田がサラに歩み寄って握手を交わすと、互いの健闘を称えた両者は一緒に手を上げた。

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