【結果】レイナ9・24横浜 | 女子プロレス専門誌『RINGSTARS』

【結果】レイナ9・24横浜

『REINA 15』
◆9月24日(土)神奈川・ラジアントホール(18:00)
観衆203人


▽入場式


 選手を代表して“カナディアン・ニンジャス”ニコス&ポーシャがあいさつ。メインで激突するコマンダンテ&セウシスを挑発する2人に、コマンダンテは無言のまま中指を立てた。


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▼10分1本勝負
 ミア・イム(2分43秒/ランニング・ハヤトキック→片エビ固め)石橋葵


 石橋のドロップキックをかわしたミアがローキックで先制。石橋はドロップキックから早くもコーナーを上るとダイビング・ボディーアタックを浴びせ、サッカーボールキックを連発。コーナーに振られた石橋は振り向きざまのボディーアタックを放つが、これをキャッチしたミアはブロックバスターで後方に投げ捨てる。ミアがランニング・ハヤトキックを狙うが、これをかわした石橋はスクールボーイで丸め込む。しかし2発目のハヤトキックが石橋のアゴにヒットした。


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▼3WAYマッチ・20分1本勝負
 上林愛貴(8分33秒/エビ固めをつぶす→エビ固め)レディ・アフロディータ
 ※もう1人は松本浩代


 3人でのロックアップから松本がフライング・ボディーアタックで2人まとめてなぎ倒す。3人の攻防に巻き込まれたレフェリーが股間を痛打する中、アフロディータがエプロンから場外へのボディーシザースを敢行。松本は2人まとめてブレーンバスターで投げるが、上林は松本を場外に蹴落とすとアフロディータを押さえ込んでフォールを奪った。


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▼30分1本勝負
 ○木村響子&中川ともか(16分52秒/ネックハンギング・ボム→エビ固め)アマポーラ&●ダマ・デ・イエロ


 木村&中川は緑色のアマンドラTシャツにイスを持って入場。序盤はルチャのスタイルに合わせた2人だが、場外戦でペースを握る。アマポーラ&ダマもサンドイッチ式のドロップキックなど連係攻撃も繰り出すが、中川がイスでカット。2人がかりのイス攻撃から中川が延髄斬り、最後は木村がネックハンギング・ボムでダマを下した。


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▼45分1本勝負
 ○サラ・デル・レイ&Ray(17分29秒/ロイヤル・バタフライ→体固め)堀田祐美子&●沙耶


 一騎打ちを翌日に控える堀田とサラが先発し激しく火花。堀田のローキックから鼻と鼻を付け合うようににらみ合うとロックアップからグラウンドへ。サラが足を極めると堀田はチェーンでサラの顔を殴って脱出する。Rayと沙耶はチョップを応酬、再び向き合った堀田とサラもエルボーを応酬すると、サラは寝かせた堀田にコーナーからのヒップドロップ。さらにハイキックを打ち込むが、またしてもチェーンを持ち出した堀田は場外でサラを引きずり回す。沙耶がサラにブレーンバスター、ダイビング・セントーンで攻め込むがサラはカカト落とし。これは堀田のカットに阻まれるが、浴びせ蹴りからハイキックを決めたサラはダブルアームの体勢からのベアハッグで抱え上げると、そのまま後方に投げ捨てるスープレックスで沙耶に勝利。マイクを持った堀田はAtoZ以来の対戦となるサラの成長を称えて手を差し出すが、サラは握手を拒否して引き上げた。


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▼REINA世界女子タッグ初代王者決定トーナメント決勝戦・時間無制限1本勝負
 ラ・コマンダンテ&○セウシス(15分10秒/スカイツイスタープレス→体固め)●ニコル・マシューズ&ポーシャ・ペレス
 ※コマンダンテ&セウシスが初代王者となる。


 初代REINAタッグ王座決定戦はメキシコ対カナダ。互いの国旗を掲げて向かい合った両軍は一触即発ムードで、ベルトをはさんでの記念撮影を拒否した。圧倒的な体格を誇るコマンダンテはポーシャを軽々とタックルで吹っ飛ばすと、2人まとめてラリアット。しかしポーシャ&ニコルもダブルのドロップキックで対抗すると、2人でコマンダンテの上に覆い被さる。タッグワークでは引けをとらない両軍。コマンダンテとセウシスを場外に落とすとポーシャ、ニコルの順でプランチャでダイブ。さらにイスを持ち出して攻撃するが、形勢を入れ替えたメキシコ軍は場外戦で反撃。すっかりペースをつかんだメキシコ軍はコマンダンテのチョークスラム、ダイビング・ボディープレスから、最後はセウシスが回転しながらプレスして3カウントを奪取した。


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 初代タッグチャンピオンとなったコマンダンテ&セウシスに、このタッグ王座のコミッショナーに就任した堀田が認定証を読み上げて握手。「このベルトは今はまだ価値も何もないです。あなたがたがこのベルト、価値を付けてまた日本に持ってきてください。じゃなければ、私が獲りに行くからな!」とゲキを飛ばすと、2人の腰にベルトを巻いた。


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★バックステージのコメント


女子プロレス専門誌『RINGSTARS』  「すごく大切な試合でメキシコ人としてすごく価値があった。この試合に向けて準備してきたので、1番のチームと認められて嬉しい。誰が相手でもぜんぜん問題ない。私たちは強いので誰の挑戦でも受けて闘いたい」。