【結果】ディアナ7・16いわき | 女子プロレス専門誌『RINGSTARS』

【結果】ディアナ7・16いわき

ディアナ『東日本大震災復興チャリティー“志”福島大会』
◆7月16日(土)福島・いわき市平競輪場横駐車場(13:00)
観衆87人


 当初は4月に予定されていたものの、東日本大震災の影響で延期されていたディアナのいわき市大会がようやく実現。炎天下の中、京子をはじめとする選手たちが客席を回ってファンサービスに努め、休憩時間には演歌のコーナーも行なわれるなど昔ながらの地方興行が繰り広げられた(試合開始時間は13時に再変更)。
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▼20分1本勝負
 青野敬子(6分3秒/シャイニング式ハイキック→片エビ固め)水波綾


 スピアーを連発した水波は裏投げを決めると、コーナーからのギロチンドロップを狙うがかわされてしまう。ヒザ立ち状態の青野にシャイニング式のハイキックを叩き込んだ青野はカカト落としから、とどめの一撃を放った。

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▼20分1本勝負
 チェリー(5分15秒/チェリトーンボム→片エビ固め)ジェニー・ローズ


 デビュー2戦目のジェシーは丸め込みの連続から串刺しラリアット、ブレーンバスターとつなぐ。ランニング・ネックブリーカーで逆転したチェリーはコーナーへの串刺しニーからダブルリスト・アームサルトへ。チャリーのコルバタをサイドバスターで切り返したジェシーはロックボトムのように前方に叩きつける。しかしブリザードからミサイルキックを決めたチェリーが、必殺のチェリトーンボムで勝負を決めた。
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▼20分1本勝負
 花月(6分5秒/バックフリップ→体固め)DASH・チサコ


 花月は入場時に2本のベルトを高々と誇示。向かい合ってのエルボーの応酬からドロップキックを決めた花月はコーナーへの串刺しスピアーからスワンダイブ式のミサイルキックへ。対するチサコもミサイルキックで応戦。しかし再びコーナーに上ったチサコを投げ落とした花月はスピアーからブレーンバスター。最後は花月が肩の上に捕らえたチサコに、横回転を加えてのバックフリップを決めて3カウントを奪った。
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▼30分1本勝負
 アジャ・コング(12分26秒/垂直落下式ブレーンバスター→体固め)仙台幸子


 アジャの圧力の前に防戦一方となった幸子だったが、コーナーから飛びついてのコルバタで突破口を見出すと、DDT、サマーソルトドロップ、ミサイルキックと猛攻を見せる。しかしロープに走った幸子を追いかけたアジャはカウンターのラリアットを叩き込むと、場外でイスやドリンクボトルを叩きつけるなど大暴れ。ダイビングエルボーを狙ってコーナーに上るアジャを捕らえた幸子はジャーマンで投げ捨てる。さらにもう1発のジャーマンからムーンサルトプレス、スイングDDTへ。2発目のムーンサルトを足を立てて迎撃したアジャはバックドロップを一閃。裏拳をかわしたところに強烈な張り手を叩きこむと、垂直落下式ブレーンバスターで幸子を退けた。
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▼60分3本勝負
 伊藤薫&勇気彩(2-1)井上京子&青野敬子
 [1]青野(13分27秒/カカト落とし→体固め)勇気
 [2]勇気(2分20秒/直伝デスバレーボム→体固め)青野
 [3]伊藤(5分40秒/ダイビング・フットスタンプ→体固め)青野


 伊藤の逆エビ、勇気のSTF、京子の吊り天井とじっくりした攻防が続いた1本目は、青野がファルコンアローからハイキック、カカト落としとつないで勇気をフォール。ダメージの残る勇気にシャイニング式のハイキックを決めた青野が速攻を仕掛けるが、勇気がデスバレーボム2発による秒殺で青野にリベンジ。決勝の3本目は伊藤のスライディングキックを皮切りに激しい場外戦に突入する。勇気が京子にカミカゼを決めると、伊藤がコーナーからのフットスタンプを狙うが青野がカット。トップロープ上で伊藤を捕らえた京子は雪崩式のブレーンバスターで叩きつける。しかし4人が入り乱れると、伊藤が青野に強烈なラリアットからライガーボム。最後はコーナーからのフットスタンプを突き刺した。
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▽エンディング


 マイクを持った京子は、「今日は暑い中、本当にこの会場に集まって頂いて、みなさん本当にどうもありがとうございます!」とあいさつすると、今大会のプロモーターである阿部四郎をリングに招き入れる。京子は「まだ選手6人と少ない団体でありますけども、これからも皆さん一緒に頑張っていきましょう。またお会いしましょう! 今日はありがとうございました!」と締めると、阿部四郎と一緒に5人で手を上げた。
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