3月2日更新ニュース | 女子プロレス専門誌『RINGSTARS』

3月2日更新ニュース

春倉と獅子の穴が火花/JWP記者会見(1)
 
女子プロレス専門誌『RINGSTARS』  JWPは2日正午から東京都文京区のふらっとんTIMESで記者会見を行った。まず、3月6日の東京キネマ倶楽部大会、JWPタッグリーグ・ザ・ベスト2011決勝戦で対戦する4選手がコメントした。
 
 大畠「今までトーナメントとかリーグ戦とか出場してきましたが、今回は初めての決勝進出ということで嬉しいですけど、ブルーゾーンは順当に自分たちが勝ち上がったので、最終的にも順当に優勝したいと思います」。
 Leon「春倉はタッグ2冠王者で簡単に勝てると思わないけど、獅子の穴を作ったことと、これからの獅子の穴のためにも、何が何でも優勝して『獅子の穴興行』につなげます」。
 倉垣「獅子の穴は連係や勢いは認めます。でも、春倉は歴史が違うし、お互い目を見るだけで何を考えているかわかる。決勝も勝って宣言通り全勝優勝したいと思います」。
 春山「残念ですね。美咲はもっと元気よく来ると思ったんですけど。やっぱり自分たちのためにあるリーグ戦だと思うんで、その後に考えていることもあるので、絶対に優勝したいと思います」。
 Leon「優勝してもちろんベルトも欲しいし、もっと獅子の穴を大きくしていきたいと思います」。
 --この試合にベルトをかけることは?
 春山「ないです。これはリーグというブランドなので、そこで初代優勝者として名前を残して、もし負けたらやってあげてもいいけど、今はないです。せいぜい獅子の穴か尻の穴か知らないけど鍛えておいてください。自分たちは後楽園でアジャ・コングとタイトルマッチをやるつもりなんで」。
 大畠「おばさんは言うことが下品ですね。ずっと組んできたって言うけど、マンネリで、自分たちの方が勢いあるし、フレッシュな風をJWPに吹かせたいと思います」。
 
『JWPタッグリーグ・ザ・ベスト2011』
◆3月6日(日)東京キネマ倶楽部(13:00)
▼10分1本勝負
 masu-mevs藤本つかさ
▼10分1本勝負
 コマンドボリショイvs矢神葵
▼JWP認定ジュニア&POP認定選手権試合30分1本勝負
 (王者)悲恋vs花月(挑戦者)
▼30分1本勝負
 米山香織&阿部幸江&KAZUKIvsヘイリー・ヘイトレッド&中森華子&森居智子
▼JWPタッグリーグ・ザ・ベスト2011決勝戦時間無制限1本勝負
 (レッドゾーン)春山香代子&倉垣翼vsLeon&大畠美咲(ブルーゾーン)
Leonのハイスピ王座に大畠が挑戦/JWP会見(2)
 
女子プロレス専門誌『RINGSTARS』  Leonと大畠美咲が『獅子の穴主宰興行』の決定カードを発表。メインでは2人がハイスピードのベルトをかけてシングルで対戦する。
 
 Leon「獅子の穴を初めて約半年が経つんですけど、一緒に練習している子に活躍の場を作ってあげたいというのと、自分の成長のためにもやりたいってずっと思っていたので、大会の開催が実現して嬉しく思います。この大会を気に獅子の穴をもっと大きくして、若い力を伸ばして、獅子の穴旋風を巻き起こしたいと思います」。
 大畠「3月6日にタッグリーグで優勝するので、この日の試合ではその最強タッグの中でどっちが強いのか決めたいと思います。いつまでもLeonさんに引っ張ってもらうだけじゃダメだと思うので、自分が獅子の穴のリーダーになるつもりで勝ちます」。
 Leon「もちろんタッグリーグで優勝して、このベルトに一番に挑戦したいと言ってくれていた、ノリに乗っている大畠のすべてを受け止めつつ、2人にしかできない戦いをお見せしたいと思います」。
 大畠「ハイスピードというのは以前はそんなに意識してないというか、自分はそういうジャンルじゃないかなって思っていたんですけど、前にパッション・レッドとやった時のLeonさんと夏樹さんの絡みとか、自分と夏樹さんとの絡みで興味が出てきたのでアピールしました」。
 
『獅子の穴主催興行』
◆3月21日(月)東京・板橋グリーンホール(18:00)
 
▼20分1本勝負
 栗原あゆみ&飯田美花vs中森華子&森居智子
▼ハイスピード選手権試合30分1本勝負
 (王者)Leonvs大畠美咲(挑戦者)
後楽園カードをファン公募で決定/JWP会見(3)
 
 コマンドボリショイがJWP19周年記念大会となる4月3日の後楽園大会について、1試合をファン公募で決定することを、阿部幸江がデビュー15周年記念試合のカードを発表。また、米山香織にLeonが対戦要求し、米山が「ノンタイトルなら」と受諾した。
 
 ボリショイ「1992年4月3日で旗揚げしたJWPが満19年を迎え、20周年に向かう重要な大会です。恒例のタイトルマッチを軸に、新人のデビュー戦も考えています。19年に相応しい大会にするためにも、ファンの方のアイデアも盛り込んでいきたいと思うので、1試合ファン公募で決めたいと思います。JWPならではの試合形式など、これが見たいというカードを受け付けます。記念に残る大会にするよう頑張っていきたいと思います」。
 
女子プロレス専門誌『RINGSTARS』  阿部「4月で15周年を迎えることになり、記念試合をやらせていただくことになりました。この試合は15年間の過去、現在、未来への私の思いが詰まったカードになっています。ジャガーさんがいなければ、私はプロレスラーになれなかったと思います。何もできなかった私をここまで育ててくれたのはジャガーさんで、ジャガーさんあっての私だと思います。大畠とは入れ違いだったんですけど、Jd’で最後にデビューした選手で、今一番勢いがあって、素晴らしい選手に成長したと思います。つい先日、大畠に負けてしまったんですけど、大場所でやり返したいと思います。KAZUKIとキャリアは1年の差があるんですけど、お互い落ちこぼれ、お互いにケガをし、同じ時期に欠場したりして、お互いヒールになって、ヒールでも落ちこぼれ気味で、自然な形でWANTED!?を結成して、3年間の空白期間があったんですけど、運命の赤い糸で結ばれていて、また再結成することになりまして、KAZUKIがいなかったら今の私はいなかったと言うことと、KAZUKIがいたからこその15年間だと思っています。ザ☆WANTED!?でやることも考えたんですが、あえてばらして対戦することを選びました。KAZUKIとはずっと1年間ほど離ればなれになっていたんですが、後楽園という大きい大会でザ☆WANTED!?としてではなく…」。
 KAZUKIが現れ、感極まって言葉のでない阿部をフォロー。「ちょっと暗いですよ! 15周年盛り上げていきましょう」。
 阿部「15周年頑張ります。よろしくお願いします」。
 
女子プロレス専門誌『RINGSTARS』  米山「改めてご報告なんですが、3月21日に下野選手と10回目の防衛戦が決まりました。下野選手から防衛して、4月3日にも…」。
 Leon「おい! 何を考えてるんだ。自分に挑戦させろ!」
 米山「米山革命やってるの知ってるよね?」
 Leon「下の選手ばかりでJWPの選手とやらないで。逃げてばかりじゃないか。私はJWPに入って4年が経つけど、ずっとそのベルトを狙ってきた。それなのに、お前は全然JWPの人とやらないって」。
 米山「このベルトを狙ってて、Leonはどんなチャンピオンになりたいの? 展望とか考えてるのかな」。
 Leon「ここで言わなくてもいいだろ」。
 米山「鍛えすぎて脳みそまで筋肉になっちゃったんだね。米山革命の邪魔しないでくれる? ノンタイトルのシングルならいいよ。後楽園ホールで」。
 Leon「挑戦させないならJWPをやめてやるよ。やめて(JWP外の選手になって)挑戦してやる」。
 米山「頭も鍛えた方がいいよ。本当にバカだね。ノンタイトルのシングルならいいですよって」。
 Leon「とりあえず後楽園、お前とシングルやってやる。そして勝つ。そしてベルトを…」。
 米山「だからベルトは掛けないって言ってるのに。本当にバカだな」(先に退場)。
 Leon「絶対に米山を自分に振り向かせます。米山に勝って自分がトップを取りたいと思います」。
 
『JWP-MANIAX2011』
◆4月3日(日)東京・後楽園ホール(12:00)
 
▼30分1本勝負
 米山香織vsLeon
▼阿部幸江デビュー15周年記念試合
 阿部幸江&ジャガー横田vsKAZUKI&大畠美咲
◇出場決定選手
 ダイナマイト・関西、尾崎魔弓、カルロス天野、輝優優
 
★ファン公募
 試合形式、ルール、参戦選手は問わず(カード決定選手は除く)、1試合の組み合わせをファンの公募で決定する。応募はFAX、郵送、試合会場で受付中。締め切りは3月7日(月)消印有効。宛先はJWP女子プロレス(東京都足立区六木3-6-4)まで。
JWP4・24上田チケット情報
 
◆4月24日(日)長野・上田創造館(16:00)
◇チケット料金
 特別リングサイド=6000円
 自由席=5000円
◇問い合わせ
 JWP女子プロレス(03-5849-2341)
黒木千里がJWPを退団
 
 黒木千里が3月1日付でJWPを退団した。本人のコメンは以下。
 
「この度は一身上の都合によりJWPを退団することになりました。退団はしますが引退はせず、自分なりのペースでプロレスと向き合い、今後もレスラー活動を続けていきたいと思っています。ファンの皆様、関係各位には多大なご心配とご迷惑をおかけ致しまして申し訳ございませんでした。これまで、お世話になり私の個人的な事情に寛大な処置をとってくださったJWPには大変感謝しております。今までありがとうございました。今後ともよろしくお願いします」。
Rayがさくらと対戦/アイスリボン3・5蕨決定カード
 
『アイスリボン・270』
◆3月5日(土)埼玉・イサミレッスル武闘館(18:00)
 
▼10分1本勝負
 さくらえみvsRay
▼10分1本勝負
 小笠原和彦vs都宮ちい
▼トライアングルリボン王者決定戦15分1本勝負
 藤本つかさvs志田光vs真琴
※勝者は後楽園ホール大会のメインイベント出場が決定する。
GAMI&栗原&花月がブラック・ダリアと対戦/WAVE3・9新木場全カード
 
『Weekday WAVE Vol.33』
◆3月9日(水)東京・新木場1st RING(19:00)
 
▼ブラックWAVE30分1本勝負
 GAMI&栗原あゆみ&花月vs桜花由美&バンビ&大畠美咲
▼チャレンジWAVE~テクニカルvsパワー20分1本勝負
 植松寿絵&チェリーvs水波綾&勇気彩
▼チャレンジWAVE~下野佐和子十番勝負第4陣~15分1本勝負
 華名vs下野佐和子
▼コミカルWAVE30分1本勝負
 春日萌花&広田さくらvs紫雷美央&紫雷イオ
※試合順は当日発表
チェリーと石橋葵が同世代(?)対決/ユニオン3・6新木場決定カード
 
『ユニオンのマーチ』
◆3月6日(日)東京・新木場1st RING(15:30)
 
▼現役女子高生レスラー、ユニオンに参戦!
 チェリーvs石橋葵
▼DDT EXTREAM選手権試合ユニオン式TLCマッチルール
 (王者)木高イサミvs曹彰with真琴姫(挑戦者)
※通常のプロレスルールに加え、会場に用意されたハンマー(Tonkachi)、ラダー(Ladder)、チェアー(Chair)の使用が認められる。

紫雷姉妹が悲恋とトリオ結成/OZアカデミー3・13後楽園全カード


『OZアカデミー結成15周年記念・第100回OZ興行~A Kingdom of chaos~』
◆3月13日(日)東京・後楽園ホール(12:00)


◇追加カード
▼30分1本勝負
 豊田真奈美&カルロス天野&小松奈央vs紫雷美央&紫雷イオ&悲恋


◇既報カード
▼30分1本勝負
 ダイナマイト関西vs朱里
▼30分1本勝負
 輝優優&宮本裕向vsAKINO&忍
▼30分1本勝負
 桜花由美vs井上貴子
▼OZアカデミー認定タッグ選手権試合30分1本勝負
 (王者組)永島千佳世&加藤園子vs中川ともか&松本浩代(挑戦者組)
▼~THE WIZARD OF OZ~OZアカデミー認定無差別級選手権試合、ザ・ドレスアップワイルドファイト、Double fall triangle・時間無制限
 (王者)KAORUvs尾崎魔弓(挑戦者)vsアジャ・コング(挑戦者)
※3人が同時に闘い、自分以外の2人から連続でフォールまたはギブアップを奪った者が勝利。セコンドの介入、凶器の使用はすべて自由。リング外でのフォールも有効、ロープエスケープはなし。
※KAORUが王座を防衛した場合は尾崎軍とジャングル・ジャック21が解散、尾崎とアジャはKAORUが王者である限り再挑戦の権利が剥奪される。尾崎が勝利した場合は王座移動とJJ21が解散、アジャが勝利した場合は王座移動と尾崎軍が解散となる。

◇問い合わせ
 OZアカデミー 03-5926-3491
 info@oz-a.com


3・12新木場で夏ゆずタッグが美闘&岩谷と対戦/スターダム記者会見

女子プロレス専門誌『RINGSTARS』 2日17時45分よりスターダムが渋谷区・ミッドブレスにて会見を開き、3・12新木場大会の全対戦カードを発表。風香GMは前回の2・27新木場大会について、「2月12日の大会が世Ⅳ虎を中心に大爆発したこともあって、ちょっと物足りなく映ったのかな? っていうのが正直な気持ちです。まだスターダムは期待値がすごく高いからそれを裏切りたくないなという気持ちはすごく強いですけども、実際のところはまだ3戦目の団体なのでこういうこともあるのかなと、厳しい現実を勉強させて頂いたと思います。次回大会で巻き返せるようにみんなで頑張りたいと思います」と決意を述べた。


▼世Ⅳ虎シングル二番勝負20分1本勝負
 世Ⅳ虎vs愛リス
 世Ⅳ虎vs星輝ありさ


女子プロレス専門誌『RINGSTARS』  世Ⅳ虎「世Ⅳ虎です。17歳です。こないだの試合では1~2試合目で美闘があんなショボイ試合を見せて、ぶっちゃけありえないなと思って。今回は自分が1試合目、2試合目やって美闘があんなショボイ試合をしたってことを回りの人たちに見せつけて、美闘の価値を下げようと思います。で、デビューから3戦、全部メインでやらせてもらったんですけど、今回は1試合目から盛り上げていこうと思っているので、どうぞよろしくお願いします」。


 (愛リスがスペイン語で話し始めると、世Ⅳ虎が「何言ってんだよ! 日本語でしゃべれよ!」とつかみ合いになり、ほかの選手たちが制止する。愛リス「アタマ、クルクルパー」、世Ⅳ虎「バーカ!」)


女子プロレス専門誌『RINGSTARS』  星輝「前回の試合は一時停止してしまって、大変なことが起こってしまったんですけど、12日の試合は一時停止しないでそのまま世Ⅳ虎ちゃんにドンドン突っ込んでって、1399やブラジリアンキックで世Ⅳ虎ちゃんを吹っ飛ばして取ろうかなと思います。前の試合で出せなかったことを12日の試合でいっぱい出して、できなかったことをすべてやり切ろうと思ってます」。


▼キッズ・ファイト~夢のプロレス物語~3分1本勝負
 夢vs広田さくら


女子プロレス専門誌『RINGSTARS』  広田「スターダムさんの会見会場でドレスで出るということが、すっかりおなじみになってしまった広田さくら32歳です。前回の試合で大変身の程を知ったというか反省いたしました。広田の特別ルールでやらせて頂いたにもかかわらず、3分経ってみれば夢選手の良さしか出なかった。私が何1つやれなかった。そして最後にまったく関係ないのに“オマエの母ちゃん出ベソ”。夢選手のお母さんまでも辱めてしまったという…私はなんて大人げないんだと。試合後の囲み会見に乱入してしまいました。悔しい、歯が立たない…思わず会見場で泣いてしまったわけですけど、結局何が言いたかったのかということをスターダムの代表さんから言われまして…。私はもう1度、夢選手とやりたい。むしろ前回はなかったことにしてほしい。12日もう1度、夢選手と最初だという心意気でやらせて頂きたい。そしてもう1つ。大人の色気を注入すると言いましたが、私はホントに何もできなかった。なので12日までの何日間かで、さらに大人の女としての魅力を磨かなければいけないと思います。それが私に課せられた課題だと思いますので、一層輝きに満ちた熟女・広田さくらを見せれることと思います。それも期待して頂きたいと思います」。


 夢「夢です。8歳です。『さくら広田』さんは32歳なのに大人げないので、私がプロレスの厳しさを教えてあげたいと思います」。


 ━━今のコメントを受けて。
 広田「広田さくら32歳は、まったく何も…返す言葉もございません。ただただ、お母さんを生んでくれてありがとう。そう言いたいと思います」。


▼STARDOM PASSION INJECTION~情熱注入~(3)30分1本勝負
 高橋奈苗vs須佐えり


女子プロレス専門誌『RINGSTARS』  (須佐はスターダムのジャージを脱いで制服姿で着席)


 須佐「この前の試合では私の全部が出せなかったと思うんで、今回の試合では出せなかった分を全部出します。私は高橋さんにはない若さがあるので、その若さで勝負していきたいと思います。あと今、この試合のために頑張って練習している技がありまして…女子高生スペシャルとでも言いますか、きっとこの試合で須佐えりのイメージが一新すると思います。それに向けて頑張っていきます」。


 奈苗「須佐えりが若さを押し出したんですけども、しかもこうやってなんか制服を着てるアピールが腹立たしいんですけど、若さという点では自分がこの団体では1番若いんじゃないかという試合をしていると思います。年齢でいう若さの概念っていうのはまったく自分の中ではありません。リング上で誰が1番若々しい試合をしているか? 答えは明確だと思います。誰よりパッションがあって、誰より元気があって、誰より声を出して闘っているのは高橋奈苗であります。若さっていうんだったらば須佐えりにはもっと元気な、若々しい試合を望みますね。前回、岩谷麻優が試合前に涙を流しているという、今までにない相手との試合だったんですけれども奥底にあるパッションで試合になったと思うんですが、今回須佐えりは相当頑張らないと試合にもならないんじゃないかと思います。制服着て高校生やってるんだったらば、もっと覚悟が必要だと思います。学校行きながらプロレスやる、それはすごい大変なことだと思います。だけどこの子は高校生でありながら闘うということを選んでいるんだったらば、もっともっと自分が女子高生であるということを背負わなきゃいけないと思うし、次の試合では高校生の須佐えりっていう若さをぶつけてきてほしいなと思います」。


 (須佐が奈苗に円周率や三角形の面積の求めかた、そして等差数列・等比数列など高校の数学の問題を出し始める)


 奈苗「知らないからって何なんだよ!」。


 須佐「私はこうやって学校に行きながらもプロレスをやって頭を使ってるんですよ! その頭を使って今回プロレスやりますよ!」。


 奈苗「言ったね!? どんな頭使ってくるか、楽しみにしてます」。


▼30分1本勝負
 夏樹☆たいよう&愛川ゆず季vs美闘陽子&岩谷麻優


女子プロレス専門誌『RINGSTARS』  美闘「この前の試合はちょっと、あまり自分でも納得できてない試合になってしまったので、次回2戦世Ⅳ虎が闘うんですけども、いい見本を見せてもらいたいと思います。初めて愛川さんと闘わせて頂くんですけど、たぶん蹴りの対決になるんですけど、私もっとやりたいのがあって正面からぶつかり合いたいんで、2人にはいい実験台になってもらいたいと思います」。


 岩谷「この前の高橋さんと闘ったときに涙を流してしまうという情けないことがあったんですけど、1回奈苗さんと闘ったとき(2・6ゆずポン祭)に、技も気持ちもすべて出せなかったというのが反省点だったので、今回は気持ちも技も思い切り出せたと思います。12日は初のメインイベントということで緊張しているんですけど表には出さず、気持ちでぶつかっていきたいと思います。この中で自分が1番劣ると言われているんですが、その印象を吹っ飛ばして自分が目立つ試合になればいいなと思います。頑張ります」。


 愛川「今回夏樹さんと『なつゆずコンビ』またできるということで、夏樹さんが最近おかしな方向に行ってしまっていると私は思っているので…」。

 夏樹「オイ!(苦笑)」。

 愛川「一緒に組んで修正して頂きたいなと思います。対戦相手の岩谷麻優選手なんですけれども、私の入場曲『爆乳戦隊パイレンジャー』を聞いて涙を流さないように…」。

 岩谷「流すわけないです! 流さないです」。

 愛川「美闘陽子選手、今回初めて当たるんですけれども、皆さんい興味を持って頂けるような激しい試合にしたいなと思いますし、蹴りはホントにすごいということはわかっているんですけれども、美闘さんは優しいし性格は良すぎるので、言葉が悪いですけど勝たせてもらえるんじゃないかなと思ってます。美闘さんの蹴りよりゆずポンキックが強かったら、世Ⅳ虎ちゃんより需要があると思いますので美闘さんにもビキニになってもらうような、それぐらいの覚悟で私に臨んできて頂けたらいいなと思います」。


 夏樹「前回ゆずポンからの指名で今回タッグを組むことになりました。タッグ組むの2回目ですし、今回もなつゆずキックで気持ち良く勝って、最後、締めの“We are Stardom”をやるのはウチらじゃないかなと思います。そしてもう1つ、自分はスターダムで奈苗さんに勝って、自分がこの団体のトップに立つと言いました。ここずっと奈苗さんを差し置いてメインに立ち続けてるのは自分です。この事実をカードの都合とか奈苗さんがセミにいるとか、そういうだけじゃないっていうことを証明して、相手が新人だろうが何だろうが自分が1番突き抜けて、この団体のトップ狙い続けていきたいと思ってるので、この試合も注目してもらえたらいいなと思います」。


『スターダム旗揚げシリーズ~スターティング2011~』
◆3月12日(土)東京・新木場1st RING(18:00)
 
▼世Ⅳ虎シングル二番勝負20分1本勝負
 世Ⅳ虎vs星輝ありさ
 世Ⅳ虎vs愛リス
▼キッズ・ファイト~夢のプロレス物語~3分1本勝負
 夢vs広田さくら
▼STARDOM PASSION INJECTION~情熱注入~(3)30分1本勝負
 高橋奈苗vs須佐えり
▼30分1本勝負
 夏樹☆たいよう&愛川ゆず季vs美闘陽子&岩谷麻優


7・24後楽園チケット情報&先行発売イベント


『STARDOM X STARDOM2011~高橋奈苗デビュー15周年記念試合~』
◆7月24日(日)東京・後楽園ホール(12:00)


◇チケット料金
 Sシート(最前列=記念品つき)=15000円
 Aシート(記念品つき)=8000円
 Bシート=6000円
 Cシート=5000円
 Dシート=4000円
 Eシート=3000円
 Fシート=2000円
◇取扱所
 ぴあ、イープラス、ローソン、後楽園ホール5F、スターダム事務局、ポスター掲示店
※3月20日(日)より発売
◇チケットのメール予約&問い合わせ
 スターダム事務局 03-6657-6675
 stardom@friend.ocn.ne.jp


『チケット先行発売会』
◆3月19日(土)水道橋・貸会議室「内海」2F(18:00~)
※JR「水道橋」西口より徒歩2分。主力選手が出席。


旗揚げ戦のメインはタッグ3本勝負、Sareeeは里村と対戦/ディアナ記者会見


 2日14時より駒沢ワールドアリーナにてディアナが会見を開き、3・21旗揚げ戦の全対戦カードを発表した。冒頭で京子は藤村沙里がリングネームを『Sareee』(サリー)に改名すること、第二横突起の骨折が完治しドクターから旗揚げ戦出場のOKが出たことを報告。アジャ、吉田、里村については参戦の経緯や理由について説明した。


女子プロレス専門誌『RINGSTARS』  京子「吉田選手に出て頂こうと思ったのは、吉田から連絡がありまして“何か私にできることあるかしら?”なんて話から。吉田は息吹で後楽園を満員にして後輩たちの指導にもあたってっていうところで実績があると思います。この大会に出てもらってこれからの女子プロレスを一緒に盛り上げていきたいなと思ったので、ぜひ参戦して頂きたいと思いました。アジャ様はもうずっと何十年も女子プロレスをどうにかしようって、いつもいつも女子プロの話をしています。ウチの団体だけではなく女子プロ全体のために何かしたいという思いがアジャ様にすごくあって、私がお願いして上がって頂くことになりました。里村選手なんですけども、里村選手の旗揚げ戦のときに自分出てるんですね。デビュー戦の相手をさせて頂いたりして後輩を育てるという面ではすごく見習う面もありますし、これからも女子プロの活性化にはホントに欠かせない存在だと思っています。ぜひSareeeを当てて、これからの女子プロを担っていきたいと思います」。


▼Which is the next Ace?~エースは譲れない~30分1本勝負
 佐藤綾子vs勇気彩


女子プロレス専門誌『RINGSTARS』  佐藤「旗揚げ戦の重要な1本目に勇気とのシングルが組まれたのは、私はすごい嬉しく思っています。ディアナは自分とか勇気が引っ張らないとダメだと思うし、お互いエースの座を狙ってるので…そういうのを1本目でしっかり見せたいと思います」。


 勇気「自分が去年もたくさん試合をしてきて、いっぱい積んできた経験もあって、エースになりたいというのは“絶対エース”の田村さんを見てきてなんで、田村さんのようなずっとチャンピオンでいるエースになりたいと思ってるんで、ここで負けてるわけにはいかないと思ってます」。


▼Shooting Battle~打・蹴・投・受・極~30分1本勝負
 吉田万里子vs青野敬子


女子プロレス専門誌『RINGSTARS』  青野「ディアナに入団して本名の青野敬子に戻して1試合目なんで大事に思っています。吉田さんは2年ぶりにプロレス復帰される、そういう機会に自分が対戦できることをすごく光栄に思います。試合にシューティングバトルというタイトルが付いてるんですけども、自分と吉田さんにしかできない、すごい試合をしたいと思っています」。


 吉田「お久しぶりです(笑)。厳密に言うと『息吹』が終わってからなんで約1年ぐらいプロレスから離れていたんですが、先ほど井上京子選手からも言って頂いたように、同期ということでぜひ何か協力できることがあればと思って。正式な試合は約2年ぶりに試合をしようと思ったのは、やっぱり井上京子選手の旗揚げだからです。あともう1つはプロレスから離れてて体幹チューニングっていう体の調律のメソッドをやらせて頂いて、コンディションがすっごく良くなったんですね! 痛いところがまったくなくなったんです。20年間ずっと体が痛い生活をしてたのがこれだけ変わって、今までは忍耐・根性・努力で鍛えることだけを考えてきたんですね。ただ体幹チューニングは緩めることを中心にやることで、こないだちょっと動いたらホントに動けて、今まで鍛えてたのは何だったのか? ってちょっとカルチャーショックなところもあるので、私の中でこれをプロレスの試合でホントに試せるか? っていうある意味挑戦でもあります。これでプロレスに生かせるのであれば女子プロレスの選手にお伝えしたいなと思うし、そうすれば女子プロレスもドンドンまた変わっていくきっかけになると思っています」。


▼Over The Beast Diend or Alibegin~ヤルカヤラレルカ?~30分1本勝負
 アジャ・コングvs野崎渚


女子プロレス専門誌『RINGSTARS』  野崎「ディアナ旗揚げという大事な大会で偉大なレスラーのアジャ・コング選手と試合ができるということで、すごく光栄に思っております。やっぱり旗揚げ戦なので皆さんの印象に残る試合をしたいと思っております。頑張ります!」。


 アジャ「まずディアナ旗揚げ戦は非常におめでたいことだと思いますし、京子の思いというものはわかっておりますので、協力できることがあれば協力しますよということで、今回参戦ということになったんですが…。協力をするとは確かに言いましたが、まさかこんなポンコツを当てられるとは非常に屈辱的だなぁと。京子もだいぶヤキが回っているのかなと、思う次第でございます」。


 野崎「(右手を上げて)…ちょっといいですか? さっき自分が言ったことすべて訂正させて頂きます。確かにポンコツかもしれませんけど、ディアナで頑張ろうとしてるのにそういうこと言われるのすごいムカつくし…はっきり言います。アジャ・コングって何ですか? 誰ですか? って言うぐらい、今の一言でちょっと頭にきてしまったというか…ホントにブッつぶします」。

 アジャ「頭にくるのは勝手だし、つぶしますっていうのも誰でも簡単だし“頑張ってます”なんていうのは当たり前中の当たり前の話なんで。何もオマエだけが頑張ってるわけじゃない、ほかの人間が頑張ってないわけじゃないし。“頑張ってます”なんて人前で言ってる時点で甘ちゃんなんだよ」。

女子プロレス専門誌『RINGSTARS』


 (野崎が詰め寄るとアジャが張り手、周りの選手たちが止めに入る)


 アジャ「当日はその腕、2度と使い物にならなくなるようにするから。京子もそのつもりで当ててんだろうからさ。そのぐらいの覚悟は持っといてよね。じゃないとやる意味ないね。せいぜい頑張れ、ポンコツ!」。


 野崎「この右肩がどうなろうと、あなたに立ち向かっていきますから!!」。


 アジャ「はいはい、せいぜい頑張ってくださいよ」。


▼Close Encounters of the Third Kind~未知との遭遇~30分1本勝負
 里村明衣子vsSareee(藤村沙里)


女子プロレス専門誌『RINGSTARS』  Sareee「(起立したまましばらく沈黙。言葉が出ずに涙を流す)…里村選手に気持ちの面でも絶対に負けないようにします。本番は自分の力を全部出したいと思います。よろしくお願いします!」。


 里村「まずこの試合のオファーを京子さんから頂いたときに、快く快諾させて頂きました。というのも私の団体の旗揚げ戦のときにウチの新人のデビュー戦の相手を京子さんが、ホントに真剣に相手をしてくださった恩というのが、私もずっと忘れられなくて。今回選んで頂いてすごく嬉しく思います。しっかりと相手を務めさせて頂きます。それからSareeeさんと同じ15歳…まだ14歳?(Sareee「はい」)」 15歳で私もデビューしたのでこの気持ちはすごくわかりますので。旗揚げ戦まであと20日ありますが、しっかりと基礎の練習をして思い切りぶつかってきてほしいなと思います」。


▼The Lock Up~考えるな感じろ!!~時間無制限3本勝負
 井上京子&勇気彩vs伊藤薫&佐藤綾子


女子プロレス専門誌『RINGSTARS』  伊藤「やっと旗揚げ戦が決まって、自分ももう今年で23年目なんですけどホントにデビュー戦のつもりで頑張りたいと思います。メインをこのカードにしたという京子さんの気持ちをちゃんと自分の中で理解して、この試合に挑みたいと思います」。


 佐藤「いま京子さんと伊藤さんと一緒の団体になったから言うわけじゃないですけど、前から伊藤さんと京子さんのシングルマッチを見てホントにすごいなと思って。本物をやりたいとおっしゃった京子さんと…それぞれ本物って感じかた違うと思うんですけど、少しでもそういうのをこの試合を通して感じたいし、こういうカードを組んでもらったことに感謝しつつ、遠慮なしで思い切りきてもらいたいし、自分も思い切り行きたいと思います」。


 勇気「この試合のタイトルに『考えるな感じろ!!』って書いてあるんですけど、自分は体でぶつかって試合をしてこそいろいろ感じるものがあって、それがすごい楽しくてプロレスやってるんで。伊藤さんと当たれるというのは、どれだけぶつかってもなかなか倒れないと思うけど、倒すのがすごく楽しい相手なのですごい嬉しいんですけど、京子さんとも当たりたかったです(笑)」。


 京子「当日はもう立てなくなるぐらいまでやりたいと思います。完全燃焼したいと思います」。


 ━━メインをこのカードにしたのは?
 京子「ホントはディアナメンバー全員で試合をしたかったっていうのもありますけど、もうホントに極限まで動いて動いて動き回るような試合をしたくて、それで3本勝負にしたんですけど。1本目~4本目にもそれぞれ意味があるので、メインはこのカードにさせてもらいました」。


女子プロレス専門誌『RINGSTARS』
『Rising:episode1~勃発~』
◆3月21日(月)東京・ディファ有明(16:00)
 
▼Which is the next Ace?~エースは譲れない~30分1本勝負
 佐藤綾子vs勇気彩
▼Shooting Battle~打・蹴・投・受・極~30分1本勝負
 吉田万里子vs青野敬子
▼Over The Beast Diend or Alibegin~ヤルカヤラレルカ?~30分1本勝負
 アジャ・コングvs野崎渚
▼Close Encounters of the Third Kind~未知との遭遇~30分1本勝負
 里村明衣子vsSareee(藤村沙里)
▼The Lock Up~考えるな感じろ!!~時間無制限3本勝負
 井上京子&勇気彩vs伊藤薫&佐藤綾子