渋谷シュウからのメール | 女子プロレス専門誌『RINGSTARS』

渋谷シュウからのメール

渋谷シュウ 昨日(10日土曜日)は神楽坂の『焼肉ハウス三宝』の店主・栗原正明氏のお誘いで落語家の三波伸一(故・三波伸介氏の息子で三宝常連さん)さんの寄席を見に浅草へ。客席がすごくて、栗原あゆみ選手はもちろん、ジョージ高野選手や高橋英樹さん(元ジャパン女子→FMWほか)にトシ倉森さん(元週プロ記者→SWS→NOW)といった面々で客席を囲みました。

 しかしながら私は校了明けでもう体力がゼロに近くてフラフラ。終わるとそそくさと帰って爆睡しました。これ、職業病だと思うんですが毎回校了明けには頭痛が襲います。レディゴンの40号あたりからデスクになった僕は、当時月刊だったので月末週は帰れないのが当たり前でした。校了日が日曜日で、その6日前の月曜日から入稿開始だったため、決まって入稿週は会社に泊まりました。朝七時に印刷所が引き取りに来るんでそこまでに原稿を入れて、次に朝10時から版下屋さんが校正を出すのでわずか三時間ばかり横になって10時から校正に対応、同時にデザイナーにレイアウト出しをしながら翌朝の入稿作業を続ける。その間、試合や取材に行ったりもします。一週間、家に帰れず印刷所、デザイナー、版下屋とやり取りして三つのスケジュールを潤滑にこなしていくのはかなり気苦労します。

 普通は何人かで分担するんでしょうがレディゴン→レディリンは少数精鋭なので僕がやってます。当時は徹夜に体をならすために入稿はじまるのが月曜日の朝からなら、日曜日の夜から泊まるのではなくて土曜日の夜から会社に泊まっていました。土曜日の夜は徹夜はしないで普通に0時頃寝て朝8時に起きます。なんで家で寝ないでこんな無駄なことをするかと言えば一週間、会社で生活するために体をならすのです。こうして入稿週の一日前から会社に泊まることで随分体が楽になって過ごせたものです。しかしながら一週間のプレッシャーは重くて、校了明けて気が緩むと必ず頭が痛くなるのです。現在はひとまず月刊ではないためスケジュールも多少ゆとりができるので以前ほど、頭痛は起きませんが今回は来ました。9日金曜日に最終校了しましたが、翌日の土曜日に頭が痛くなりました。日曜日には息吹~新日本の両国とスケジュールが入ってたのでちょっ
と心配でしたが一日寝たら治ってました。

 さて、そんな今日、11日(日曜日)の寝起きには頭痛が取れたこと以外にちょい嬉しいこともありました。メキシコ遠征中の渋谷シュウ選手からメールが届きました。一緒に行った江本敦子選手は来週にも帰国しますが、渋谷選手はメキシコで頑張ってます。ここに紹介しますので、渋谷選手の近況を感じてください。
あ、息吹のこと書くつもりが長くなってしまったのでまた明日…。(泉井)

<渋谷シュウからのメール>

メキシコはとてもおもしろいです。

もうすぐ江本さんがいなくなるので、ちょっと心配です。

昨日はタクシーに財布を置きっぱなしにしてしまい、結構お金が入っていたのでなきそうになりました。

練習は慣れてきましたが、くやしいこともたくさんあります。

半分過ぎてからは、すごく早いと思うし、実際江本さんが帰るので、すでにもっといたい気がしてきてます。

今日はひろかさんのおうちにお呼ばれにいってきます。

メキシコの犬はすごいかわいいです。

メキシコはよくかぜをひきます。

メキシコはパン屋が多いです。

また、連絡させていただきます。