鈴木雄介 20Km競歩世界最高記録樹立!日本競歩世界一に! | 園原健弘 アドベンチアーズ!

本日は私の人生の中でも、びっくりするような嬉しい大きなニュースが!


なんと日本人競歩選手が世界記録樹立!夢のような出来事があった一日になりました。


鈴木雄介 20Km競歩 1時間16分36秒 従来の記録は1時間17分02秒 驚異的な記録更新です。


嬉しさと、この凄さが伝わらないもどかしさと。


19:00のNHKニュースでは北陸新幹線開通と絡めて大きく取り上げられてます。

「石川のアピールにもなった!」と多面的なコメントも王者、第一人者として素晴らしい。

午後はFBで関連ニュース全てシェアしました。


さらに凄いのが、後続選手たちの記録。こちらも素晴らしいです。


石川陸協のHPに詳細リザルトが!


5位の選手までが1時間20分切り!


6位は明大の後輩1年生の野田選手 1時間20分09秒!


30位までの選手が1時間30分切り!全て大学生!


トップの鈴木、高橋、西塔、藤澤の活躍に引っ張られて底辺も大きく拡大底上げしています。


本当に惚れ惚れするような理想的な状況です。小坂、今村、藤崎、清水、三浦氏各位の熱意、もちろんもっともっと多くの皆様のご尽力に頭が下がります。

強化は完璧です。あとは普及というか宣伝広報活動!競歩選手も広告塔になって経済的にも価値がある存在として、この大学生たちが競技を続けていけるような環境を作り出さなければ!また、一般の人にもっともっと興味を持ってもらえるような演出も必要でしょう。


コンテンツとしてもイベントとしても価値のあるものに!


石川陸協、兵庫陸協にはお世話になっていますが、北陸新幹線も開通したので、金沢の人が集まる市街地で、三宮で。丸ノ内で、銀座で競歩の大会一つくらいやるべきです。


オリンピックでもメダルは射程圏というか一番近い位置にいます。来年のリオでの金メダル。


残念ですが、競歩はオリンピックの金メダルで箱根の優勝と同じくらいの捉えられ方という現実も我々競歩陣は受け入れているところもあります。競技としての評価ではなく、社会的影響力、あるいは娯楽的要素という観点からの評価も事実として受け入れながら強くなってきました。


日本のマラソンから練習法を学び、今は日本のマラソン陣とは違う方向で強化しています。2年前に鈴木選手が単身ロシアに渡り、世界一のロシアチームのトレーニングを見て確信したこと。

「自分のやっている練習に間違いない!」と。


知らないと、何か凄い事をやってるんではないかと、不安がありますが、そんなに大きく違う事をやっている訳ではないんですよね。今自分がやっていることを信じて、やるべきことをコツコツと。


大切な事を教えてくれた結果でした。


なんか、私の人生の中でも本当に貴重な一日でした。普段、私の話しなど全く聞かないうちのかみさんが一緒に喜んでくれたのが、なんだか凄いことが起こった感を感じさせてくれました。