神戸の日本選手権(陸マガの表紙にもなった)のハイレベルの争いから1ケ月、トップ選手には「毎回毎回、全力でやらねくていいよ!」という雰囲気漂う今大会。神戸で好結果を残した選手には位置づけが難しい大会。
陸マガでは表紙になった競歩陣。陸上界では評価が徐々に高まって来ておりますが、まだまだ評価不足。
記録も大切ですが、世界大会でのメダル。これが大切です。そんな意味でも世界での結果にしっかりこだわる競歩チーム。
ロンドン五輪にフルエントリーした際にマラソンの大御所から「競歩はA標準低いんだろ!?」なんて言われました。
まだまだその程度の見方をされている現実はあります。一緒に伸びて行くつもりですが、マラソンもあぐらをかいていると・・・・という感覚はありましたかね。まあ、私は強化の現場や選手ではないので、外からいろいろ自由に物を言えるので、つまみ出されない程度にチクチク言いますよ。
昨日のアナウンスでも、チクチク言いましたよ。
選手も評価されるためにやっているわけではありませんが、正当な評価はしてほしいところですかね、そのためには結果です。選手や現場のコーチが一番わかっていることですが。そんな長期目線での昨日のレースです。
常に100%で評価を落さないように頑張らなくてもいいようになったところが素晴らしいですよ。強化の体制・審判の体制・陸連の普及へのサポート。そして選手の意識。上手くまとめ上げていますね。小坂・今村・藤崎・清水・三浦法元 各氏のご尽力に敬意です。もちろんその他多数の皆様も。
男子
アジア選手権は韓国のキム選手が1時間19分24秒優勝。2位には日本の鈴木雄介選手。
全日本競歩は藤澤勇選手が1時間20分23秒優勝。
学生選手権は早稲田大学の小林快選手が1時間22分25秒で優勝。
女子
アジア選手権は中国のシュウ選手が1時間31分58秒。2位には日本の井上玲選手。
全日本競歩は淵瀬真由美選手が1時間1時間32分35秒で優勝。
学生選手権は立教大学の岡田久美子選手が1時間33分25秒で優勝。
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