『逆転ペスカトーレ』 仙川環 | 鈴と空のブログ

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読んだ本の紹介を簡単に。
あとは気になる人やニュースなんかについて思ったことを書こうかなと。
たまに真面目なことをかいたりもするかも。

逆転ペスカトーレ/仙川 環
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感想を書くのに困っちゃうな。

あっという間に読んでしまえるし面白くないわけじゃない。


父が遺したレストランを支えてきたシェフが辞めることになり、
店(の味)を守りたい姉に命じられて

ホール係として働くことになったあきら、
突然現れた謎多き凄腕シェフの作るなぜか癖になるペスカトーレ、
それぞれの性格ややり方が強すぎて起こる店内の人間関係のもつれ、
近所にオープンしたチェーンの安価レストランとの争い、
落ち込んだ経営を立て直して店を守れるのか、
などなど、色んなことが起こるので。


なんだけど、

これといって書いておきたい感想が思い浮かばないんだよな……。


ペスカトーレの秘密、
面白い味だとか「うまずい」だとか色々と言うんだけど
それも最初から分かってるし。


それでも惹き込まれるほど魅力的な登場人物がいるわけでもなし。

突然現れた凄腕シェフも、以前から店にいたシェフたちも、
あきらもその姉も、所々に挟まれるやり取りの主たちも、誰も。
好きになれるポイントはなく、
かと言ってとことん悪役、徹底的に嫌いになれるほどのインパクトもなく。


サラッとサラッと。