- ママの友達/新津 きよみ
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主婦の典子は、娘との関係がうまくいかないことで悩んでいた。
そんなある日、典子のもとに、中学時代の交換日記が届く。
差出人の名前はないが、最後に日記を書いていたのは、
メンバー四人の中でリーダー格だったハセジュンこと長谷川淳子だった。
ところが、テレビで淳子が他殺体で見つかったとのニュースが。
一週間も前に殺された淳子が、日記を送れたはずなどない。
これは誰かのたちの悪いいたずらか、それとも…。
――――― 「BOOK」データベースより
個人的評価 : ★★★☆☆
これもあまり好みではなかったかな……。
入り口は面白そうな気がした。
昔の交換日記仲間4人組のリーダー格である「ハセジュン」の死、
死んだはずの彼女が送れたはずのない交換日記、というのは。
ただ、そのどちらもがなんだか中途半端というか微妙というか……。
確かに送られてきた交換日記がきっかけで一波乱も二波乱も起きたし、
卒業後バラバラだった典子たちの関係にも変化はあったんだけど。
典子が娘から問われた「友達はいるのか」というのが印象的なくらいか。
未婚の私でも中学や高校の同級生たちと変わらない付き合いをしているとは
とてもじゃないけど言えない。
ましてこれが結婚して母親にでもなれば。