- 蝶狩り/五條 瑛
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三十過ぎたしがない調査員・桜庭英彰のもとに
キャッチをやっていた女・アンリを捜してほしいとの依頼が舞い込んだ。
腐れ縁で逃がし屋の御曹司・檜林真吾の恩と、
親友でヤクザの二代目・松村渚の協力で
彼女の行方を追う桜庭だったが――。
誰にも頼らず、誰も信じず、姿を消した少女と
しがない調査員の絶体絶命の逃亡劇が始まる
本当は誰かに見つけてほしい。
あんたに捜してほしい。
ものすごく心配して欲しいんだ。
――――― 帯より
個人的評価 : ★★★☆☆
4つ寄りの3つ。
読書メーターで他の方の感想を拝見したところ、
どうやら他作品の続編なのか。
それはあまり気にならなかったけど、
上下巻ものの上巻だけ読んじゃったのかと思った。
とんでもないところで終わっちゃったな、なんて。
余韻を残す、なんて話じゃなくて。
続編もあるのかな、あるなら読まなくちゃ。
気になることがたくさん残ったまま終わっちゃって。
最後に大問題を抱えたまま終わっちゃった桜庭とキリエの関係、
昔ながらの親友なのに
複雑な事情を持ち込んでしまった桜庭と渚ちゃんの関係、
億単位の金が絡む故に命がけの話になってしまった
渚ちゃんの組織とキリエのその後、
何だかんだ言いながら(読んでる方は)楽しい
桜庭と馬鹿社長のやり取り、などなど。