『誘う森』 吉永南央 | 鈴と空のブログ

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読んだ本の紹介を簡単に。
あとは気になる人やニュースなんかについて思ったことを書こうかなと。
たまに真面目なことをかいたりもするかも。

誘う森 (ミステリ・フロンティア)/吉永 南央
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一年前のあの日、香映は自殺してしまった。
何の前触れもなく。
未だに妻の死を受け入れられない洋介。
不眠症を患った洋介は歩くことで、この状態から脱しようと試みる。
しかし、彼女の過去の断片が、町のあちこちに散らばっている――。
謎に満ちた妻の過去から、死の真相を探る決意を固める洋介。
自殺の名所と呼ばれる森で、
自殺防止のボランティア活動をしていた彼女に、いったい何が起きたのか。
少しずつ暴かれる真実は、かの森へと洋介を導く。
期待の新鋭が描く精緻なミステリ。
――――― 表紙袖より


個人的評価 : ★★★☆☆


つい先日読んだ『紅雲町――』で期待値を上げすぎたのかな…。
面白くないとまでは言わないけど、印象が薄い。


読んでる間はビックリもするし、「んー……」って思ったりもする。
あの人とあの人の関係だとか
香映の死の真相だとかそれに絡んで明かされる過去だとか。


「大切なものを守る」という理由のために
どうしてその方法を選ぶかな…、とも思う。


けど、後々語りたい(感想として書きたい)ほど
印象に残ってることがあまりないというか。