『霧のソレア』 緒川怜 | 鈴と空のブログ

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読んだ本の紹介を簡単に。
あとは気になる人やニュースなんかについて思ったことを書こうかなと。
たまに真面目なことをかいたりもするかも。

霧のソレア/緒川怜
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テロリストが誤って仕掛けた時限爆弾により、
太平洋上を飛行中の289人を乗せたジャンボジェットが大破。
機長を失うが女性副操縦士の奮闘で
飛行機は成田空港へと向かっていた。
しかし突然、通信機器が使用不能となり
地上との交信ができなくなる。
飛行機をそのまま墜落させるため、
アメリカが電子戦機を出動させ、電波妨害を始めたのだ。
―――いったい、何故?
米政府、CIA、日本政府、北朝鮮。
権力同士の闇のつばぜり合いと、
最後まであきらめない女性パイロットの活躍が息を呑む、
壮大にして猛スピードで突き進むノンストップ・エンタテインメント。


有栖川有栖氏
「ディテールに凝った爽快な虚構」


石田衣良氏
「仕掛け花火のようなアクションの連続」


田中芳樹氏
「娯楽性に徹した直球勝負の作品」


若竹七海氏
「次々に起こる事件の緊迫感で一気読み」


私が守る。皆の命を。


第11回 日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作
選考委員満場一致、迫力のエンタテインメント巨編、テイク・オフ!
――――― 帯より


個人的評価 : ★★★★☆

3つ寄りの4つ。


面白いんだけど、微妙に乗っていけない感じもある。
特に冒頭からしばらく(機内で話が展開し始める)まで。


私の読解力・理解力の問題なのか、それとも相性の問題なのか、
今書かれてるこの部分は誰(どこ)と誰(どこ)の戦いなのかが
全然頭に入ってこなくて。


爆発以降はわりとぐんぐん読める。
ただ、専門用語だとか言い回しなんかが難しくて
多少引っかかったりもしちゃうんだけど。


面白いか面白くないかだと「面白い」だとは思う。

面白いのに、なんかもったいない。
そんな感じ?