- 毒殺魔の教室/塔山郁
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那由多小学校児童毒殺事件―――
男子児童が、クラスメイトの男子児童を教室内で毒殺した事件。
加害児童は、三日後に同じ毒により服毒自殺を遂げ、
動機がはっきりとしないままに事件は幕を閉じた。
そのショッキングな事件から30年後、
ある人物が当時の事件関係者たちを訪ね歩き始めた。
ところが、それぞれの証言や手紙などが語る事件の詳細は、
微妙にズレている……。
やがて、隠されていた悪意の存在が露わになり始め、
思いもよらない事実と、驚愕の真実が明かされていく。
――――― 表紙袖より
個人的評価 : ★★★☆☆
ちょっと期待しすぎたかな?
というのが正直なところ。
「へぇ」だとか「あぁ、そういうことか」だとか
思いはするものの、なんとなくピンとこないというか…。
登場人物たちにあまり魅力を感じられなかったのも
気分がのらない一因か。
恩田陸さん『ユージニア』、湊かなえさん『告白』と
比べられることが多いみたいで。
それも読んでみたいな。