『紅い悪夢の夏』  | 鈴と空のブログ

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たまに真面目なことをかいたりもするかも。

紅い悪夢の夏―本格短編ベスト・セレクション (講談社文庫)
¥750
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館に吊るされた主人/甦る不吉な記憶/
産婦人科医からの奇妙な依頼/両腕を切断された死体/
錯視画に隠された秘密/遺跡の密室殺人。
幾多の謎に名探偵達が競演する!
刺激的な評論も収録した画期的アンソロジー刊行開始!!
<収録作家>
有栖川有栖、太田忠司、加納朋子、北森鴻、
柄刀一、三雲岳斗、小森健太朗、鷹城宏
――――― 裏表紙より


小説
紅雨荘殺人事件     有栖川有栖
四角い悪夢        太田忠司
子供の部屋のアリス   加納朋子
邪宗仏           北森鴻
エッシャー世界      柄刀一
龍の遺跡と黄金の夏   三雲岳斗


評論
現代本格ミステリマップ  小森健太朗
作者を探す十二人の登場人物―ミステリのアンダーグラウンド3
『木製の王子』論     鷹城宏
――――― 目次より


個人的評価 : ★★★☆☆


加納さんのは確実に読んだことあり。
有栖川さんのと柄刀さんのも
タイトルだけではピンと来なかったけど
内容に覚えがあったので読んだことあったみたいだ。


柄刀さんは好きだけど、
宇佐美博士のシリーズはどうも苦手だ。


北森さんの蓮丈那智シリーズも苦手。
私が読んだアンソロジーに収録されてたのは
このシリーズ作品が多いような気がする…。


今回の1冊の中で「これ!」というヒットはなかったか。
読んだことのあるのと苦手なので小説6作のうち4作だし。


ミステリマップは意外と面白かった。
作家編と作品編と。
普段こういうわけ方なんてほとんど意識せずに読んでるので。


横軸にアクロバット←→パズル、
縦軸にトリック←→プロットで。


これに載ってる分だけで考えると、
アクロバットよりはパズル、
トリックよりはプロットの方をよく読んでるみたいだ。


アクロバットの端に載ってる綾辻さんも読むし
トリック側の芦部さんや有栖川さんや歌野さんも読んでるけど。