『パサジェルカ』 ゾフィア・ポスムイシ | 鈴と空のブログ

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たまに真面目なことをかいたりもするかも。

パサジェルカ〈女船客〉―他 (東欧の文学)/ゾフィア・ポスムイシ
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個人的評価 : ★★★☆☆


Studio Life公演で見た『パサジェルカ』。


アウシュビッツで看守をしていたリーザ。

そこの囚人だったマルタ。

豪華客船上で出会った2人の女の物語。

随分雑な書き方だけど。


舞台で生身の人間が演じて(動いて)るのは
観るのがしんどいシーンなんかも結構あって
「読む」分には筋を知ってるということもあるのかして
多少は気分的に軽かったけど、それでもやっぱりしんどい。


舞台で観たときに
特にワルターとブラッドレーの会話あたりが難しくて
台詞を耳で聞いただけではイマイチ解らなかったので
文字で読んでみたくて。


でも文字で読んでも難しかった…。


赤ん坊の件とか、多少の違いやカットはあったけど
ほぼ原作どおり、忠実な舞台化だったんだ。
会話の言葉もそのまま聞き覚えのあるものがたくさんあったり。


他の2作は今度時間と精神的余裕があればまた読むかもしれない。